国鉄白糠線
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白糠線は明朝の接続になります。
- 接続について-日本国有鉄道
日本国有鉄道 白糠線 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道 |
種類 | 普通鉄道(在来線・地方交通線) |
起点 | 白糠駅 |
終点 | 北進駅 |
駅数 | 7 |
廃止 | 1983年10月23日 |
所有者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
運営者 | 日本国有鉄道 |
路線諸元 | |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
線路数 | 単線 |
電化区間 | 非電化 |
白糠線(しらぬかせん)は、北海道の白糠駅から北進駅までを結んだ鉄道路線(日本国有鉄道)である。
概要[編集]
この路線は、沿線の森林開発や、石炭輸送を目的として作られた路線で、当初より白糠駅から足寄駅を結ぶ予定で計画されていた。
営業開始当時より、上茶路鉱からの出炭量が伸び悩むなど、高い営業成績は望まれず、北進に延長した時は炭鉱も閉山して人口希薄地域となり、年々増大する赤字に喘ぎながらほかの特定地方交通線の先陣を切るように1983年10月23日に廃止された。
列車は、白糠駅3番線より発着しており、一部は根室線の引き上げ線として利用されていた。
歴史[編集]
- 1953年 - 沿線の開発のため計画され予定線に編入された。
- 1957年 - 工事線に昇格。
- 1958年9月 - 着工。
- 1964年10月7日 - 白糠 - 上茶路間が開業。
- 1966年7月 - 上茶路-釧路二股(北進)間が着工される。
- 1969年 - 未成区間である足寄-北進間が着工される
- 1972年 - 上茶路 - 北進間が開業。
- 1972年ごろには中足寄までの路盤が完成していたが、ここで予算が付かなくなる。
- 1983年10月23日 - 第一次特定地方交通線の指定を受けて廃線。
足寄への延伸[編集]
この路線は、北進までの予定線ではなかったのである。実際は足寄までさらに西進した可能性があったのである。
白糠・北十勝線が開通していたら、壮大な高速鉄道ができていた可能性もあった。札幌から南千歳、新得から士幌 - 足寄(-北見)- 白糠 - 釧路というスケールが大きく、空の玄関千歳からオホーツク方面へも短絡する幹線ができていた可能性がある。だか、釧路市が衰退し、北見市も停滞気味の中で、帯広市の躍進があった。そのためこの白糠線の接続相手の北十勝線の計画中断や池北線(旧・網走本線)の特定地交線指定によりこの路線はただの赤字垂れ流し路線になったのである。白糠線よ、永遠に[1]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 白糠線 - 歩鉄の達人
特定地方交通線/公団凍結線/その他国鉄工事線 |
白糠線(廃線)の駅一覧 |