「第2回エンペディア大賞」が2月いっぱい開催中です。2024年に作成された記事の中から、お気に入りの記事に投票しましょう!
横須賀線の歴史
横須賀線の歴史 (よこすかせんのれきし)は、横須賀線の建設、複線化、直流電化、旧型国電について記述する。
建設に至った経緯[編集]
江戸時代、現在の横須賀線沿線は閑散としていた。山地に囲まれ、農業には適せず、漁業が主産業であった。鎌倉時代に鎌倉幕府が置かれた経緯から沿線には知識人が多かったが、徳川幕府にとっては重要な地域ではなかった。沿線にとって大きな転機となったのが1853年の黒船来航による開国と、それに伴う幕府海軍創設、造船所設立であった。これによってこの地と江戸を結ぶ交通機関が必要になった。江戸時代には鉄道路線の敷設がされなかったが、大日本帝国海軍の鎮守府が横須賀に設置された明治時代に敷設されることになった。
年月日 | 記事 |
---|---|
1889年6月16日 | 大船駅-横須賀駅開業 |
1930年3月15日 | 電車運転開始。(ラッシュ15分、データイム30分) |
1930年10月30日 | 鉄道省モハ32系電車落成 |
1940年11月15日 | 田町電車区を開設 |
1942年9月25日 | 東京駅第5ホーム完成(9・10番線) |
1944年4月1日 | 横須賀駅-久里浜駅開業・二等車廃止 |
1944年5月4日 | 行き先札が短冊形に |
1944年8月16日 | 二等車復活 |
1945年6月4日 | 電車の電気機関車牽引開始 |
1945年10月15日 | 全電車7両化 |
1945年11月20日 | 電車の自力運転開始 |
1946年6月20日 | 付属2両増結、9両編成化 |
1946年9月23日 | 進駐軍輸送に二等車26両接収。白帯車となる |
1947年6月20日 | 7両に2両の付属を連結。全電車9両編成化 |
1947年8月24日 | 白帯車に2等と表示。余席時乗車可とする。 |
1949年1月10日 | 横須賀線基本7両付属3両に |
1949年7月30日 | 二等車に一般旅客の利用を認める |
1951年2月5日 | 国鉄モハ70系電車の配属 |
1951年3月26日 | 東京駅-逗子駅12両運転設備の完成 |
1951年4月1日 | 国鉄モハ70系電車の使用開始 |
1951年12月1日 | 白帯車を二等車とする |
1952年4月1日 | 東逗子駅開業 |
1952年10月1日 | 横須賀線の付属編成で上野駅-熊谷駅を運転 |
1952年10月11日 | ホーム拡幅工事のため横須賀線川崎駅通過 |
1953年4月1日 | 横須賀線川崎駅5往復停車 |
1953年7月1日 | 東京駅7・8番ホーム完成 |
1953年9月1日 | 東京駅横須賀線13番ホーム、東海道本線12番ホームに着発 |
1954年1月10日 | 増結車うち1両を逗子駅-鎌倉駅回送扱い |
1954年4月15日 | 増結車1本を鎌倉駅併合に |
1955年6月1日 | 横須賀駅-久里浜駅をデータイム30分ヘッドに |
1957年10月1日 | 付属編成は全編成5両に |
1958年12月1日 | 川崎駅が民衆駅となる |
1959年2月1日 | データイム15分ヘッドに増発 |
1960年3月10日 | 17時以降終電車まで川崎駅停車 |
1960年4月20日 | 大船電車区新設(180両移管) |
1960年6月1日 | 終日全列車を川崎駅に停車 |
1963年10月1日 | 国鉄111系電車を1本投入。国鉄モハ70系電車の12両編成化が完了 |
1965年12月1日 | 15両編成運転開始。基本10両+付属5両 |
1966年8月24日 | 横須賀駅-久里浜駅小運転2両を6両化(113系化後は7両に) |
1968年7月27日 | 横須賀線国鉄111系電車化完了 |
1968年9月10日 | 鎌倉駅併合を廃止。 |
セル内のテキスト | セル内のテキスト |
セル内のテキスト | セル内のテキスト |
セル内のテキスト | セル内のテキスト |
セル内のテキスト | セル内のテキスト |
セル内のテキスト | セル内のテキスト |
開業後[編集]
大日本帝国海軍の鎮守府が設けられて路線は活況を示した。東海道本線に乗り入れ、直流電化されるようになった。すべての列車に二等車が連結されるようになった。太平洋戦争が激化した際には二等車の連結が中止されたが、大日本帝国海軍の要請によって再び連結されるようになった。戦後、進駐軍輸送のために二等車が接収された。
運用[編集]
キロ数 | 駅名 | 433S | 409S | 511S | 513S | 2209S | 2215S | 2331S | 2301S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0.0 | (電)東京駅発 | 0454 | 0515 | 0535 | セル内のテキスト | セル内 | 2315 | 2350 | |
1.9 | (電)新橋駅発 | 0457 | 0518 | 0538 | セル内のテキスト | セル | 2318 | 2353 | |
6.8 | (電)品川駅発 | 0429 | 0503 | 0524 | 0543 | セル内のテキスト | セル | 2324 | 2359 |
18.2 | 川崎駅発 | 0440 | 0513 | 0534 | 0553 | セル内のテキスト | セ | 2335 | 0009 |
28.8 | (電)横浜駅発 | 0449 | 0524 | 0544 | 0603 | セル内のテキスト | セ | 2344 | 0021 |
31.8 | 保土ケ谷駅発 | 0453 | 0528 | 0547 | 0607 | セル内のテキスト | セル | 2348 | 0025 |
40.9 | 戸塚駅発 | 0502 | 0537 | 0555 | 0615 | セル内のテキスト | セ | 2357 | 0033 |
46.5 | 大船駅発 | 0512 | 0543 | 0601 | 0621 | セル内のテキスト | セル | 0003 | 0040 |
48.8 | 北鎌倉駅発 | 0516 | 0547 | 0605 | 0625 | セル内のテキスト | 0007 | 0044 | |
51.0 | 鎌倉駅発 | 0519 | 0550 | 0608 | 0629 | セル内のテキスト | セ | 0012 | 0049 |
54.9 | 逗子駅発 | 0525 | 0556 | 0614 | 0634 | セル内のテキスト | セ | 0021 | 0054 |
56.9 | 東逗子駅発 | 0528 | 0559 | 0617 | 0637 | セル内のテキスト | セル | 0024 | |
60.3 | 田浦駅発 | 0533 | 0604 | 0622 | 0642 | セル内のテキスト | 0029 | ||
62.4 | 横須賀駅発 | 0537 | 0608 | 0626 | 0646 | セル内のテキスト | セ | 0033 | |
65.8 | 衣笠駅発 | 0542 | 0613 | 0632 | 0652 | セル内のテキスト | セ | 0038 | |
70.4 | 久里浜駅着 | 0548 | 0619 | 0638 | 0658 | セル内のテキスト | セル内のテ | 0044 |
駅名 | 3S | 5S | 7S | 9S | 11S | 13S | 15S | 17S | 19S | 21S | 23S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
横須賀駅発 | 1040 | 1100 | 1120 | 1140 | 1200 | 1220 | 1240 | 1300 | 1320 | 1340 | 1400 |
衣笠駅発 | 1047 | 1107 | 1127 | 1150 | 1207 | 1227 | 1247 | 1307 | 1327 | 1347 | 1450 |
久里浜駅着 | 1053 | 1113 | 1133 | 1156 | 1213 | 1233 | 1253 | 1313 | 1333 | 1353 | 1456 |
使用された車両[編集]
1930年に17m級旧型国電である鉄道省モハ32形電車が投入された。付随車として鉄道省サハ48形電車も投入された。1943年にはモハユニ61が3両投入されたが1両を除いて電装されず、後に飯田線に転配された。太平洋戦争中は輸送力増強のために座席が撤去され、さらに交換部品が不足して電気機関車に牽引される電車が登場した。太平洋戦争後に鉄道省モハ40形電車、鉄道省モハ41形電車、鉄道省クハ55形電車が投入された。1950年に鉄道省モハ43形電車、国鉄クモニ13形電車が投入されたが、1951年に国鉄モハ70系電車が投入され、モハ30000が投入されたために整列乗車でのトラブルを避けるため、2扉車が3扉化改造された。具体的には鉄道省モハ43形電車はモハ51 200番台、鉄道省モハ53形電車は国鉄モハ50形電車となった。後にモハ70系電車に統一した。
記録年月日 | 記録 |
---|---|
1949年1月29日 | サハ57011が田町電車区に配属。サハ57は7両となる。 |
1949年4月1日 | サハ78215が配属 |
1949年4月28日 | モハ31029が配属 |
1950年6月3日 | 田町電車区にモハ43008が配属。始めての関西国電の配属 |
1950年6月5日 | モハ43016、モハ63242が配属。 |
1950年6月9日 | モハ43009、モハ43012、モハ43017が配属。 |
1950年6月18日 | モハ41017が配属 |
1950年7月31日 | クハ58002、クハ58007、クハ58018が配属。 |
1950年9月22日 | サハ48029、サハ48031が配属 |
1950年10月5日 | サハ48032、モハ42006が配属。 |
1950年10月9日 | モハ42001、モハ42011、クハ58003が配属 |
1950年10月27日 | クハ55049、モハ42005が配属 |
1951年2月12日 | クハ76027、クハ76028が配属 |