国鉄モハ70系電車
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国鉄モハ70系電車 (こくてつもは70けいでんしゃ)とは、日本国有鉄道が設計、開発した直流電車である。
名称[編集]
正式名称ではなく、現場や趣味者によって以下の各形式をまとめて名付けられたものである。
概要[編集]
片側3扉セミクロスシートの直流電車である。近郊形の原形となった。国鉄モハ80系電車と同様の中間電動車方式である。塗色は横須賀色である。なお、信越本線に投入した車両は新潟色となった。
運用[編集]
新製当初は横須賀線、東海道本線京都駅以西、山陽本線、中央本線に投入された。これらの線区に国鉄113系電車、国鉄115系電車が投入されると阪和線、信越本線、呉線に投入されたが、ここでも国鉄113系電車、国鉄115系電車に置き換えられ、福塩線で活躍していた戦前製20m級旧型国電を置き換えて居座った。そしてここが最期の活躍の場であった。国鉄モハ80系電車よりも長生きすると思われたが、最小4両でないと走れないという小回りの効きの悪さが寿命を縮めた。国鉄モハ80系電車が同一系列のみの固定編成が原則だったのに対し、本系列は他形式との混結も多かった。