1603年
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1603年(せんろっぴゃくさんねん)は、1600年代の3年目のことであり、日本の元号では慶長8年である。朝廷は後陽成天皇である。この年の2月12日に徳川家康が征夷大将軍に任命されて江戸幕府が成立し、江戸時代が始まった年として重要な年である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 徳川家康がカンボジアに朱印船制度創設を通告する。
- 2月 - 徳川家康が征夷大将軍に補せられ、江戸幕府が開幕する。武家伝奏2名を設置する。徳川家康が知恩院を造営する。生駒親正が死去(78歳)。
- 3月 - 徳川家康が農民の立退、目安提出の条件を決める。徳川家康が諸大名に江戸市街の普請、日本橋普請を命じる。
- 春 - 畿内で疱瘡が流行する。
- 4月 - 京都で洪水が起こる。小笠原為宗が長崎奉行に就任する。本因坊算砂らが宮中で囲碁を行なう。出雲阿国が京都で歌舞伎踊を演じる。
- 7月 - 佐渡奉行が増税したため百姓が直訴し、佐渡奉行が幕府により処罰される。徳川秀忠の娘の千姫が豊臣秀頼に嫁ぐ。徳川家康が禁中に貢納する。
- 8月 - 石見銀山の安原因繁の功績が賞される。後陽成天皇が厄年(33歳)のため周易伝授を延期する。
- 10月 - 幕府がベトナムと通商を、カンボジアと修好する。
- 11月 - 長宗我部元親の旧臣が土佐国滝山で反乱を起こす。
- 12月 - 京都に十人組を設置する。
- 月不明 - 大久保長安が佐渡奉行に就任する。