1610年
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1610年(せんろっぴゃくじゅうねん)は、1600年代の10年目のことであり、日本の元号では慶長15年である。日本の天皇は第107代天皇・後陽成天皇である。江戸幕府の征夷大将軍は第2代将軍・徳川秀忠である。
日本の出来事[編集]
- 2月 - 長谷川等伯が死去(72歳)。名古屋城築城のため、幕府が諸大名に対して助役を命じる。
- 閏2月 - 京都所司代・板倉勝重が奉公人の出替日を2月2日と定める。
- 3月 - 中院通勝が死去(55歳)。島津氏による琉球王国における検地が終了する。
- 5月 - 木曽川が洪水になり、名古屋城修築のための築用材木が流出する。
- 6月 - 新イスパニア(メキシコ)との通商を幕府が許可し、ドン・ロドリゴ・デ・ビベロが送還され、京都の商人である田中勝介らが同行する。
- 7月 - 徳川家康がシャム(タイ)国王に対して鉄砲や煙硝を舶載することを求める。
- 8月 - 細川藤孝(幽斎)が死去(77歳)。これにより古今伝授が終了する。
- 9月 - 徳川家康・秀忠父子が稲富一夢より砲術の秘伝を受ける。名古屋城が竣功し、清須城より士民が移る。