やなせたかし

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やなせ たかし1919年大正8年〉2月6日 - 2013年平成25年〉10月13日)は、日本漫画家絵本作家詩人

プロフィール[編集]

概要[編集]

本名は柳瀬 嵩(やなせ たかし)。

後免野田組合小学校(現・南国市立後免野田小学校)、高知県立高知城東中学校(現・高知県立高知追手前高等学校)を経て、官立旧制東京高等工芸学校図案科(現・千葉大学工学部総合工学科デザインコース)卒業。

東京田辺製薬(現:田辺三菱製薬)宣伝部、大日本帝国陸軍軍人、高知新聞三越などを経て有限会社やなせスタジオ社長。

1947年に漫画家デビュー。

主な代表作は『アンパンマン』、『手のひらを太陽に』など。

2025年放送予定で妻の夫人をヒロイン(演・今田美桜)のモデルにした連続テレビ小説あんぱん』が製作される予定。

主な作品[編集]

漫画[編集]

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  • ビールの王さま
  • リトル・ボオ
    • 髙島屋の通販カタログに連載されていた1ページ漫画。リトル・ボオという帽子を目深に被ったキャラクターが、悪者からドタくんとバタコさんを救うストーリー。また、ここに登場するバタコさんは、『アンパンマン』に登場するバタコさんと瓜二つだが、名前の由来が異なっている。『アンパンマン』に登場する「バタコさん」がバターが由来であるのに対し、こちらは「ドタバタ」が由来となっている。
  • ボオ氏
    • 以上2作品は「Mr.ボォ」とは関係ない。
  • キャラ子さん
    • 婦人生活』(婦人生活社)に1952年から連載。
  • 内野ムス子さん
  • ナマ子さん
    • 『中学コース』(学習研究社)に1956年から連載。
  • アン子ちゃん
    • 3年の学習』(学習研究社)に1956年から連載。
  • スピード仙人
    • 『モーターファン』(三栄書房)に1956年から連載。
  • おれは孫悟空
    • 『面白倶楽部』(光文社)に連載。
  • 珍犬ミミ

童話・絵本[編集]

太字はアニメ化された作品を指す。

キャラクターデザイン[編集]

作詞[編集]

  • 手のひらを太陽に(作曲:いずみたく日本の歌百選
  • 星の炎に(作曲:いずみたく) - テレビアニメ『宇宙エース』主題歌
  • クラブ君の冒険(作曲:橋場清) - ピー・プロダクション制作の同名パイロットフィルムの主題歌
  • 勇気のうた(作曲:藤家虹二
  • おかあさんの顔(作曲:藤家虹二)
  • ラッパと少年(作曲:寺島尚彦
  • しっぽはぐぐんと(作曲:山下毅雄/歌:大山のぶ代/台詞:雨森雅司) - テレビアニメ『のらくろ』オープニングテーマ
  • アイアイ・ミコちゃん(作曲:山下毅雄/歌:天地総子/台詞:大山のぶ代、松尾佳子) - テレビアニメ『のらくろ』エンディングテーマ
  • 美しの丘(作曲・編曲:横山菁児/歌:島崎由理) - テレビアニメ『昆虫物語 新みなしごハッチ』エンディングテーマ
  • ムシのついた女(作曲:飯吉馨/歌:ボーカル・ショップ
  • しあわせよカタツムリにのって(作曲:信長貴富
  • 天使のパンツ(作曲者:天井正、編曲者:小森昭宏
  • 夕やけに拍手(第42回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)
  • 花と草と風と(作曲:蒔田尚昊)(第52回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)
  • 海と涙と私と(作曲:木下牧子泉周二
  • ひばり(作曲:木下牧子)
  • ユレル(作曲:木下牧子、泉周二)
  • きんいろの太陽がもえる朝に(作曲:木下牧子、泉周二)
  • ロマンチストの豚(作曲:木下牧子、泉周二)
  • さびしいカシの木(作曲:木下牧子、泉周二)
  • 新宿区立新宿養護学校 校歌「ひまわりの歌」(作曲:山崎唯
  • 誰かがちいさなベルをおす
  • しろいうま(作曲・編曲:タテタカコ
  • うなぎ小唄(作曲:ミッシェル・カマ)[2]
  • 星の木の下で(作曲:ミッシェル・カマ、編曲:タテタカコ)
  • ナマコの行進曲(マーチ)(作曲:いずみたく)
  • 東京都世田谷区立松丘幼稚園 園歌「ぼくらのうた」(作曲:いずみたく)
  • ばら色のクジラ(混声3部合唱曲)(作曲:平吉 毅州)
  • ぼくらは仲間(作曲:鈴木憲夫)(第78回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)
  • 美良布保育園の歌(作曲:ミッシェル・カマ/歌:岡崎裕美、竹田えり山野さと子 - ビューティー3名義)(香美市保育園保護者会連合会)- やなせの地域に対する認識の齟齬のためお蔵入りの様になっていたが、歌を知る保護者たちからの声を受け、歌詞の地名を変えたうえで2015年11月15日に初披露されることとなった[3][4]
  • 光る海の城(作曲:いずみたく)
  • ザザザーン・ポートピア(作曲:いずみたく)

それいけ!アンパンマン[編集]

それいけ!アンパンマン関連の楽曲は、そのほとんどをやなせが作詞を手がけている。

  • アンパンマンのマーチ
  • 勇気りんりん
  • 勇気の花がひらくとき
  • 生きてるパンをつくろう
  • 勇気のルンダ
  • いくぞ!ばいきんまん
  • アンパンマンたいそう
  • すすめ!アンパンマン号
  • サンサンたいそう
  • ドレミファアンパンマン

CD(本人歌唱)[編集]

自伝・エッセイなど[編集]

その他(初期作品など)[編集]

関連書籍[編集]

やなせ以外の作家が、やなせを題材にして創った作品や雑誌の特集記事など。

  • 『やなせたかし メルヘンの魔術師 90年の軌跡』 中村圭子編 「らんぷの本」河出書房新社、2009年3月、ISBN 978-4309727677
  • ユリイカ 詩と批評 総特集・やなせたかし アンパンマンの心』 2013年8月臨時増刊号、青土社、ISBN 978-4791702589
  • 小手鞠るい 『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』講談社、2015年、ISBN 978-4062197519
  • 梯久美子 『勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語』 フレーベル館、2015年、ISBN 978-4-577-04305-9
『勇気の花がひらくとき』は2019年2月に、やなせたかし生誕100周年記念事業の一環でアニメ化、BS日テレおよびRKC高知放送で放送された[5]
  • 梯久美子『やなせたかし〜アンパンマンの勇気』光村図書、2021年

  『やなせたかし〜アンパンマンの勇気〜』は2021年の光村図書の教科書の題材になっている。

  • 『やなせたかし 「アンパンマン」誕生までの物語』 ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉筑摩書房、2015年11月

出演[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. やなせ本人をモチーフとしたウサギのキャラクター。

出典[編集]

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  1. “やなせたかしさん死去!麒麟・川島「先週ブログに思い出を書いたばかり…」”. J-CASTテレビウォッチ. (2013年10月16日. https://www.j-cast.com/tv/2013/10/16186365.html 2018年11月23日閲覧。 
  2. CDうなぎ小唄”. やなせスタジオ(アンパンマンショップ). 2009年4月27日時点のオリジナル(リンク切れ)よりアーカイブ。2015年11月10日確認。
  3. やなせたかしさんの歌再び 高知県香美市の保育園が秋に披露”. 高知新聞 (2015年4月14日). 2015年11月12日確認。
  4. 故やなせたかしさん:香美の保育園児に作った歌「復活」 あす、市のイベントで披露/高知”. 毎日新聞社 (2015年11月14日). 2015年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月15日確認。
  5. やなせたかし 生誕100周年記念ページ(フレーベル館)
  6. NHKネットクラブ 番組詳細