のらくろ
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『のらくろ』は、田河水泡が描いた戦争漫画。ユーモア漫画。犬や豚や河童の兵隊が登場する。
概要[編集]
野良犬の黒吉は軍隊に入りブル連隊長や中隊長の指導の下、色々頑張るがヘマばかり。それでも要所要所では手柄を立てる。部下のデカやたい焼きやオヤジと仲良しである。
戦意高揚にさぞや役立ったと思われる本作品だが、実は軍部からクレームが来ている。「同盟国を豚や河童にするとは何事だ」という理由だそうである。
たまに蛸の八ちゃんや窓野雪夫くんのような他作品の主人公がカメオ出演したりする。
あんまり残酷なシーンはないが爆弾三勇士を真似たような決死隊が出て来て本当に死んでしまった。死んだ描写は爆風で吹っ飛ぶヘルメットで表されている。
登場人物[編集]
- のらくろ
- 主人公。いたずら好きでドジな野良犬。でも主人公だから運よく出世する。赤虎に変身したこともある。
- ブル連隊長
- 主人公の上官。ときどきのらくろのいたずらに引っかかる。怒らせると怖い。
- 中隊長
- 犬種は不明。たぶんシェパードっぽい。のらくろのお目付け役。
- 師団長
- たまにしか出ない。のらくろのお化けに尻尾を巻いて逃走する。セントバーナード。
- デカ
- のらくろの部下。怪力の持ち主。終戦後はプロレスラーになる。
- たい焼きやのオヤジ
- デカごひいきのたい焼きやのオヤジ。
アニメ版[編集]
だいたい一緒だが、女性キャラがいないと華がないということで原作にはないプードルの看護師が出ていた。