アンパンマン

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アンパンマンとは、誰もが知っているやなせたかしの作品「アンパンマンシリーズ」の主人公

テレビアニメ版の『それいけ!アンパンマン』も人気。

人物[編集]

普段はジャムが経営しているパン工場で居候の一人として暮らしている。パトロール中にひもじい奴を見かける度に自分の顔を強制的に差し出す。

1968年最初にやなせが考えた「アンパンマン」(『十二の真珠』に登場)は、人間の姿をしていた。また、1973年の作品集『アリスのさくらんぼ』の中の作品、「飛べ!アンパンマン」に登場するアンパンマンは頭がパンになっているものの、一人称は「おれ」であり、性格もニヒルなものである。1976年の絵本『あんぱんまん』に出てくる「あんぱんまん」から、TV『それいけ!アンパンマン』やその後のやなせの絵本作品に登場するキャラクターと同じ性格付けになっている。

アンパンマンの誕生日は、やなせの誕生日と同じ2月6日であるとされている。これはやなせが子供にアンパンマンの誕生日を聞かれ困ったときに自分の誕生日を言ったことに由来する。また原型作品が発表された「PHP」誌が発行された10月1日、アニメ放送開始日(第1話『アンパンマン誕生』)の10月3日を誕生日とする説もある。アニメ第1話には3歳の誕生日を迎えるシーンがあるが、年齢に関しては、やなせ本人が「アンパンマンは架空の存在・フェアリーなので年齢はない」「アンパンマンワールドに年齢の概念は無い」という趣旨を述べている。

アンパンマンの闇[編集]

あまり世間一般的には知られてはいない事実になるのだが(当時は子供向けではなく大人向け作品であった)

実は当初は犯罪者であり前科者である。

原因はいくつか存在するのだが、「他のヒーローの妬み」にプッツンしての暴力沙汰、「無許可での国境越え」(この時実はあの無敵に近いアンパンマンは銃殺されている) 詳しくは謎なのだが「人殺し」もやらかしており刑務所での暮らしも体験している。

経歴[編集]

ジャムが作ったアンパンの種に、空から降ってきた「いのちの星」が宿り爆誕した。

基本的にアンパンの種に「勇気の花」のしずくと「いのちの星」で仕上がっており「勇気の花」のしずくを混ぜないと100%の力が引き出せない設定。身体の構造は「いのちの星」が心臓ということ以外は何で出来ているのかは謎である。

一応食べ物を食す能力は備わっており味覚もあるのだが身体を動かくためのエネルギーとは全く関係がなく頭部に内蔵されるあんこの量と質が重要だ。 身体が何で構成されているのか謎なアンパンマンは就寝時はパジャマ姿である。戦闘服が着脱可能なのかも謎である。 時折、仲間たちの熱い友情や怒り、悲しみで100%中の100%の力(幽遊白書で言う戸愚呂弟)、限界突破等を引き出す事が可能であり、その時はアンパンマンの全身を黄金のオーラが包み込むといったスーパーサイヤ人的な感じになる。

また、いのちの星は人間で言う所の心臓(急所)に当たりこれを破壊されると死んでしまう。 これによりアンパンマンは過去に一度だけ死んでいる。闇の物語を加えると2度目のご臨終である。(後に新しい「いのちの星」を体内に取り込み復活を遂げる) ちなみにアンパンマンの「いのちの星」は身体に完全に溶け込んでいるが他の人物においては溶け込んでいない奴らも存在し更には取り外し可能である。

アンパンマン爆誕時「ぼく、アンパンマンでちゅ」と自ら名乗っている。また、裸体ではなく、ベビー服に小さなマントを既に着用している。

ジャムによれば、幼少期の時点から飛ぶ力はあり余るほど備わっており、ジャム一人を持ち上げられる程の力は既に身に付けており力を持て余している。しかし、当初はうまく飛ぶことができず苛つき度は半端なかった。そんな時、「自分の力だけでなく風と仲良くするように飛ぶことが大事だ」とジャムのふぉろーにより、「次は上手に飛べるかもしれない」と思い込まされ練習を積んだ結果、うまく飛べるようになった。崖から転落したジャム(TV第1000話『ぼく、アンパンマンです!』ではやなせうさぎ)を助けたことで人を助ける事に優越感を備え、森の中で泣いていたチーズを救出したことでひもじい奴を助け恩をきせる事を決意するようになった。 一人前のお調子者として成長してからは、顔の材料も最上級の物を要求するようになり実は高級アンパンである、バタコからは特製のマントをプレゼントされた為それまでより高く遠くまで飛べるようになった。 そのマントは何度破れてボロボロになってもバタコの手によってツギハギ処理がされており、近くで見るとツギハギだらけのボロマントである。

アンパンマンは何人もの強敵を倒してきた勲章としてボロマントと体のきずを自慢しており、どこかの漫画(キン肉マンで言う所のバッファーローマン)のように戦ってきた傷跡を勲章の様に本人は思っている様子でありとんだ大バカ者でもある。

ちなみに、ばいきんまんと初めて出会い戦ったのはバタコからマント(新品)を貰った直後の出来事であるが、後のエピソードでは幼少の頃から既に戦っていたという設定になっておりもはや何でもありである。

一度性転換を行った事があり女口調で1人称が「あたし」となり内またで歩く弱虫となってしまった。股間のブツについては不明である。

必殺技[編集]

アンパンチ
アンパンチの威力 = 112億5,529万2,716ジュール
地中貫通爆弾「バンカーバスター」9発分の威力アンパンチでふっとばされる速度 = 24,155km/h
アンパンマンの一番有名な得意技であり最強無敵唯一無二のパンチ。主にばいきんまんをバイキン城に送らせたり、バイキンメカや固い物を破壊したりする際に使われるが舐めてはいけない。片腕を素早く振り回し力を貯めてパンチを繰り出すタイプと、そのままパンチを繰り出すタイプの二通り存在する。利き手に関しては不明。新しい顔に交換した後に繰り出すアンパンチは特に強力。テレビ初披露は、『アンパンマンとカレーパンマン』(ただしバイキン城に帰らせるためではなく、動きを止めるための効果であった)。アニメ初期は「アンパンマンパンチ」とも呼称している。子供達と放ったことや、ばいきんまん達と放ったこともある。
劇場版の敵や、パワーアップしたばいきんまんに対しては、拳または全身を輝かせオーラをまとった渾身のアンパンチを放つ。
威力をましたアンパンチは絶大な力が宿っており、大地を割き、空を切り、異次元空間もぶっ飛ばし、惑星をも破壊してしまうのだ。
黄金アンパンチ
全身を金色に染め煌めく拳で貫く、敵の破壊どころか水の流れさえも逆流させてしまう威力のアンパンチ。
サンシャインアンパンチ
ヤミラの剣の太陽の力を借りたアンパンチ。
ロケットアンパンチ
大気圏から飛び出し宇宙空間から急降下し、摩擦熱と高速で威力を増したアンパンチ。
スクリューアンパンチ
普段のアンパンチに螺旋力を追加させる事で威力を増したアンパンチ。
スーパーアンパンチ
仲間の熱い気持ちを拳に宿し炎を帯びるアンパンチ。
スターライトアンパンチ
星の妖精とジャイアントだだんだんの力を借りて光に包まれ絶大な威力を誇るアンパンチ。
星もいとも簡単に打ち砕く。
本気のアンパンチ
拳や体が眩く光り輝き、特別に勢いをつけ渾身の力を込めて殴りつけ相手を瞬殺にしてしまう最強火力のアンパンチ。

この他に「ソフトアンパンチ」「アンパンチスイ」「酔拳」といったアンパンチ応用技も存在する。


アンキック
近年では使用回数が多くなった強力なキック。決め技としての他、バイキンメカの武装を破壊する時や、ゲストキャラクター登場時にばいきんまんを懲らしめる際に多く使用される。木の枝などで反動をつけて威力を増すこともある。
足技を得意とする者(しょくぱんまんやカレーパンマン、やきそばパンマンなど)と共に「ダブルキック」や「トリプルキック」を放つこともある。
ダブルパンチ
しょくぱんまん、カレーパンマン、メロンパンナ(TV『アンパンマンとマーマレードさん』)、ロールパンナ(TV『アンパンマンとブラックロールパンナ』)、あかちゃんまん(TV『あかちゃんまんとランドセル島』)など、パンチを得意とする者と同時にパンチを繰り出す技。
トリプルパンチ
しょくぱんまん、カレーパンマン(メロンパンナ、ロールパンナ)と3人同時にパンチを放つ技。アンパンチが通用しないパワーアップしたバイキンメカをも打ち負かす強力な技である。映画版では、敵に通用しない場合もある。また、飛ぶのに疲れたちびごんを助けるために彼にパンチしたこともある。
スペシャルトリプルパンチ(三色パンチ)
トリプルパンチに捻りや螺旋力を多重に加えたという最強版である。
ジャイアントスイング
主に敵の体の一部などを掴んで振り回して遠くに投げ飛ばしてしまう。
螺旋攻撃
高速回転して、黒雲を取り払ったり(氷の女王や化石の魔王と戦う時によく見られる)、竜巻・渦巻を発生させて攻撃する(TV『SLマンとつみきの城』等)。映画『人魚姫のなみだ』では、螺旋攻撃に威力を増したアンパンチを放つ、『スクリューアンパンチ』という技を披露した。
放熱攻撃
顔や全身から高熱を発して攻撃出来る。
映画『妖精リンリンのひみつ』では、氷の女王によって追い詰められた時に、全身から強烈な光を発して、熱に弱い氷の女王を撃退に成功。
TV『アンパンマンとグレートばいきんまん』『アンパンマンとホットサンドちゃん』では、いつも以上の焼きたての顔を利用した高熱(特に前者は冷凍光線まで無効化)で、バイキンメカを撃退に成功。
ショルダーアタック
肩を中心に体当たりする普通な必殺技であるがアンパンマンは敵を粉々に砕いてしまう破壊力をもっている。
誘導飛行
相手を自分の思い通りに動かし自滅させるといったとんでもない必殺技。
武器
主に素手での戦闘が基本スタイルのアンパンマンではあるがその場に応じての武器を使用しての戦闘も稀にある。

戦闘力[編集]

アンパンマンシリーズ中では最強ランクである。

その身体能力は非常に高く、絶大な力とスピードを誇るジャムおじさん最強の1品でもある。(ジャムのもう一皿の最強はロールパンナである)

その拳から繰り出すアンパンチは惑星1つをも破壊する絶大な威力を誇る。

俊敏性も高くロールパンナの攻撃も説得しながら、いともたやすくかわせるほどであり、あまりの速さに残像さえ残す。

限界突破をすると全身をオーラが包み込み更に身体能力が向上する。

アンパンマンの戦闘力は未知数ではあるが悲しみ、怒りといった感情によって引き上げることが可能。

普段は性格上なのかおっとりとしており優しく生真面目で騙されやすいおとぼけ物であるが為たびたび奇襲攻撃などは食らってしまうが決して弱くはない。

恋愛[編集]

正義の味方であるためなのか極度のあがり症なのか恋愛感情欠落症なのか「みんなが好き」と言い張る。唯一恋愛要素が含まれた映画『勇気の花がひらくとき』は作中でキララ姫に恋愛感情をあらわにし好意を抱いていた。

本気恋愛モードのキララ姫から告られたお返事に「みんなのことが好きだよ」とアンパンマンが意味不明発言した事によりキララ姫を片思いで心を傷つけ、物語の終盤に大きく影響させてしまう程腐っている。

馬鹿なのか鈍感なのかとにかく恋愛面でのアンパンマンはヤバい。

職業[編集]

正義の味方であるが普段はジャムのパン工場で働いている。主に宅配サービスを基本としており1年365日休みはない。雨天時でも潜水服のヘルメットのような透明の防水具を被ってパトロールや宅配に行っている。パン工場への出入りは大抵煙突を使用している。

ジャムやバタコさんは不定期ながら休暇を取ることがあるがアンパンマンにはそれがないのである。居候という立場上とお人よしといった性格が邪魔をしているようで本人はこの強制労働に不満を感じることが無い。

クリスマス等のイベント行事やみんながキャンプ等を楽しんでいる最中でもパトロールをしており働きすぎる所がある。

給料に関してはジャムとバタコの策略により、まんまとタダ働きを強いられてはいるが本人は理解しており、ひもじい奴にパンを食わせる、暴力を正当防衛と出来る事で納得している様子は人殺しで刑務所に居た時のなごりであろう。

関連項目[編集]