自由民主党政務調査会
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自由民主党党章 | |
自由民主党本部 | |
前身 | 日本自由党政務調査会 |
---|---|
設立 | 1955年(昭和30年)11月15日 |
設立者 | 鳩山一郎 |
種類 | 自由民主党執行部 |
法的地位 | 自由民主党政策本部 |
目的 | 政策の調査・研究・立案[1] |
所在地 | 〒100-8910 東京都千代田区永田町1-11-23 |
公用語 | 日本語 |
会長 | 萩生田光一 |
関連組織 | 自由民主党参議院政策審議会[注釈 1] |
ウェブサイト | 自由民主党 |
参議院議員総会の参議院政策審議会とは別組織 | |
自由民主党政務調査会(じゆうみんしゅとうせいむちょうさかい)は、自由民主党の政策部会である。政策の調査研究と立案を行う[1][2]。
概要[編集]
自由民主党に所属している国会議員と総裁に委嘱された学識経験者によって構成されている組織である。本組織は地方や業界の意見を反映している一方で、与党の政策部会で、制作決定に深く関与しているため、族議員を生む温床になっているとの指摘がある[1]。
また、自由民主党参議院議員総会には、参議院政策審議会という組織がある。
組織[編集]
組織は、政務調査会(部会・調査会・特別委員会等)に明記されているものを記述した。
部会[編集]
調査会[編集]
- 金融調査会
- 競争政策調査会
- 知的財産戦略調査会
- 中小企業・小規模事業者政策調査会
- ITS推進・道路調査会
- 国際協力調査会
- 情報通信戦略調査会
- 司法制度調査会
- 治安・テロ対策調査会
- 資源・エネルギー戦略調査会
- 科学技術・イノベーション戦略調査会
- 農林水産戦略調査会
- 消費者問題調査会
- 税制調査会
- 雇用問題調査会
- スポーツ立国調査会
- 環境・温暖化対策調査会
- 安全保障調査会
- 国土強靭化総合調査会
- 住宅土地・都市政策調査会
- 整備新幹線等鉄道調査会
- 選挙制度調査会
- 文化伝統調査会
- 食育調査会
- 観光立国調査会
- 北方調査会
- 沖縄振興調査会
- PFI調査会
- 青少年健全育成推進調査会
- 食料産業調査会
- 原子力政策・需給問題等調査会
- 障害児者問題調査会
特別委員会[編集]
- 宇宙・海洋開発特別委員会
- G空間情報活用推進特別委員会
- 超電導リニア鉄道に関する特別委員会
- 航空政策特別委員会
- 海運・造船対策特別委員会
- 交通安全対策特別委員会
- 災害対策特別委員会
- 都市公園緑地対策特別委員会
- 下水道・浄化槽対策特別委員会
- 過疎対策特別委員会
- たばこ特別委員会
- 鳥獣被害対策特別委員会
- 公益法人・NPO等特別委員会
- 人口減少社会対策特別委員会
- 外国人労働者等特別委員会
- 北海道総合振興特別委員会
- 山村振興特別委員会
- 離島振興特別委員会
- 奄美振興特別委員会
- 半島振興特別委員会
- 捕鯨対策特別委員会
- 豪雪対策特別委員会
- 火山対策特別委員会
特命委員会[編集]
- 領土に関する特命委員会
- 安全保障と土地法制に関する特命委員会
- 戦没者遺骨帰還に関する特命委員会
- 社会保障制度に関する特命委員会
- テレワーク推進特命委員会
- クールジャパン戦略推進特命委員会
- IT戦略特命委員会
- キャリア教育推進特命委員会
- 家族の絆を守る特命委員会
- 刑務所出所者等就労支援強化特命委員会
- 水戦略特命委員会
- 国際保健医療戦略特命委員会
- 日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会
- 財政再建に関する特命委員会
- 郵政事業に関する特命委員会
- 成年年齢に関する特命委員会
- 日本版マイスター制度に関する特命委員会
政務調査会長[編集]
自由民主党 政務調査会長 | |
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自由民主党党章 | |
地位 | 自由民主党政務調査会長 |
種類 | 自由民主党執行部 |
所属機関 | 自由民主党政務調査会 |
所在地 | 〒100-8910 東京都千代田区永田町1-11-23 |
任命 | 自由民主党総裁 (岸田文雄) |
任期 | 1期(連続4期禁止)[3] |
根拠法令 | 党則第42条[4] |
前身 | 日本民主党政務調査会 |
創設 | 1955年(昭和30年)11月15日 |
創設者 | 鳩山一郎 |
初代 | 水田三喜男 |
略称 | 政調会長 |
職務代行者 | 自由民主党政務調査会長代行 自由民主党政務調査会長代理 |
ウェブサイト | 自由民主党 |
自由民主党政務調査会長(じゆうみんしゅとうせいむちょうさかいちょう)は、自由民主党の政策部会である政務調査会の長。自由民主党政務調査会の運営を担当している。
任期は、2022年(令和4年)2月25日に変更され、総裁・副総裁・幹事長・総務会長・選挙対策委員長・国会対策委員長・組織運動本部長・広報本部長とともにに、1期1年3期までと決定された[3]。
政務調査会長は、自由民主党が政権を獲得している際には重要なポストで、与党の政策部会である以上、権限も大きい[5]。幹事長・総務会長と並んで党三役と呼ばれる[5]。
歴代の政務調査会長[編集]
代 | 氏名 | 総裁 | 就任日 | 退任日 | 派閥 | 備考 | ||
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政務調査会長 | ||||||||
1 | 水田三喜男 | 鳩山一郎[注釈 2] | 1955年(昭和30年)11月15日 | 1956年(昭和31年)12月23日 | 大野派 | |||
2 | 稲垣平太郎 | 石橋湛山 | 1956年(昭和31年)12月23日 | 1957年(昭和32年)2月25日 | 石井派 | |||
3 | 三木武夫 | 岸信介 | 1957年(昭和32年)2月25日 | 1958年(昭和33年)6月12日 | 松村・三木派 | |||
4 | 福田赳夫 | 1958年(昭和33年)6月12日 | 1959年(昭和34年)1月12日 | 岸派 | ||||
5 | 中村梅吉 | 1959年(昭和34年)1月12日 | 1959年(昭和34年)6月18日 | 河野派 | ||||
6 | 船田中 | 1959年(昭和34年)6月18日 | 1960年(昭和35年)7月19日 | 大野派 | ||||
7 | 椎名悦三郎 | 池田勇人 | 1960年(昭和35年)7月19日 | 1960年(昭和35年)12月8日 | 岸派川島系 | |||
8 | 福田赳夫 | 1960年(昭和35年)12月8日 | 1961年(昭和36年)7月18日 | 岸派福田系 | 再就任 | |||
9 | 田中角栄 | 1961年(昭和36年)7月18日 | 1962年(昭和37年)7月18日 | 佐藤派 | ||||
10 | 賀屋興宣 | 1962年(昭和37年)7月18日 | 1963年(昭和38年)7月18日 | 無派閥 | ||||
11 | 三木武夫 | 1963年(昭和38年)7月18日 | 1964年(昭和39年)7月18日 | 池田派 | 再就任 | |||
12 | 周東英雄 | 1964年(昭和39年)7月18日 | 1965年(昭和40年)6月3日 | 池田派 | ||||
佐藤栄作 | 留任 | |||||||
13 | 赤城宗徳 | 1965年(昭和40年)6月3日 | 1966年(昭和41年)8月1日 | 川島派 | ||||
14 | 水田三喜男 | 1966年(昭和41年)8月1日 | 1966年(昭和41年)12月3日 | 水田派 | 再就任 | |||
15 | 西村直己 | 1966年(昭和41年)12月3日 | 1967年(昭和42年)11月25日 | 佐藤派 | ||||
16 | 大平正芳 | 1967年(昭和42年)11月25日 | 1968年(昭和43年)11月30日 | 前尾派 | ||||
17 | 根本龍太郎 | 1968年(昭和43年)11月30日 | 1970年(昭和45年)1月14日 | 園田派 | ||||
18 | 水田三喜男 | 1970年(昭和45年)1月14日 | 1971年(昭和46年)7月5日 | 村上派 | 再就任 | |||
19 | 小坂善太郎 | 1971年(昭和46年)7月5日 | 1972年(昭和47年)7月7日 | 大平派 | ||||
20 | 櫻内義雄 | 田中角栄 | 1972年(昭和47年)7月7日 | 1972年(昭和47年)12月22日 | 中曽根派 | |||
21 | 倉石忠雄 | 1972年(昭和47年)12月22日 | 1973年(昭和48年)11月25日 | 福田派 | ||||
22 | 水田三喜男 | 1973年(昭和48年)11月25日 | 1974年(昭和49年)11月11日 | 中曽根派 | 再就任 | |||
23 | 山中貞則 | 1974年(昭和49年)11月11日 | 1974年(昭和49年)12月9日 | 中曽根派 | ||||
24 | 松野頼三 | 三木武夫 | 1974年(昭和49年)12月9日 | 1976年(昭和51年)9月15日 | 福田派 | |||
25 | 櫻内義雄 | 1976年(昭和51年)9月15日 | 1976年(昭和51年)12月24日 | 中曽根派 | 再就任 | |||
26 | 河本敏夫 | 福田赳夫 | 1976年(昭和51年)12月24日 | 1976年(昭和51年)12月7日 | 三木派 | |||
27 | 江崎真澄 | 1976年(昭和51年)12月7日 | 1978年(昭和53年)12月7日 | 田中派 | ||||
28 | 河本敏夫 | 大平正芳 | 1978年(昭和53年)12月7日 | 1979年(昭和54年)11月9日 | 三木派 | 再就任 | ||
29 | 安倍晋太郎 | 1979年(昭和54年)11月9日 | 1981年(昭和56年)11月30日 | 福田派 | ||||
鈴木善幸 | 留任 | |||||||
30 | 田中六助 | 1981年(昭和56年)11月30日 | 1983年(昭和58年)12月27日 | 鈴木派 | ||||
中曽根康弘 | 留任 | |||||||
31 | 藤尾正行 | 1983年(昭和58年)12月27日 | 1986年(昭和61年)7月22日 | 福田派 | ||||
32 | 伊東正義 | 1986年(昭和61年)7月22日 | 1987年(昭和62年)11月6日 | 宮澤派 | ||||
33 | 渡辺美智雄 | 竹下登 | 1987年(昭和62年)11月6日 | 1989年(平成元年)6月3日 | 中曽根派 | |||
34 | 村田敬次郎 | 宇野宗佑 | 1989年(平成元年)6月3日 | 1989年(平成元年)8月10日 | 安倍派 | |||
35 | 三塚博 | 海部俊樹 | 1989年(平成元年)8月10日 | 1990年(平成2年)2月28日 | 安倍派 | |||
36 | 加藤六月 | 1990年(平成2年)2月28日 | 1991年(平成3年)11月5日 | 安倍派 | ||||
37 | 森喜朗 | 宮澤喜一 | 1991年(平成3年)11月5日 | 1992年(平成4年)12月12日 | 三塚派 | |||
38 | 三塚博 | 1992年(平成4年)12月12日 | 1993年(平成5年)8月9日 | 三塚派 | 再就任 | |||
39 | 橋本龍太郎 | 河野洋平 | 1993年(平成5年)8月9日 | 1994年(平成6年)6月30日 | 旧小渕派 | |||
40 | 加藤紘一 | 1994年(平成6年)6月30日 | 1995年(平成7年)10月2日 | 旧宮澤派 | ||||
41 | 山崎拓 | 橋本龍太郎 | 1995年(平成7年)10月2日 | 1998年(平成10年)7月30日 | 旧渡辺派 | |||
42 | 池田行彦 | 小渕恵三 | 1998年(平成10年)7月30日 | 1999年(平成11年)10月25日 | 旧宮澤派 - 加藤派 | |||
43 | 亀井静香 | 1999年(平成11年)10月25日 | 2001年(平成13年)4月26日 | 村上・亀井派 | ||||
森喜朗 | 留任 | |||||||
44 | 麻生太郎 | 小泉純一郎 | 2001年(平成13年)4月26日 | 2003年(平成15年)9月22日 | 河野派 | |||
45 | 額賀福志郎 | 2003年(平成15年)9月22日 | 2004年(平成16年)9月27日 | 橋本派 | ||||
46 | 與謝野馨 | 2004年(平成16年)9月27日 | 2005年(平成17年)9月21日 | 無派閥 | ||||
47 | 中川秀直 | 2005年(平成17年)9月21日] | 2006年(平成18年)9月26日 | 森派 | ||||
48 | 中川昭一 | 安倍晋三 | 2006年(平成18年)9月26日 | 2007年(平成19年)8月27日 | 伊吹派 | |||
49 | 石原伸晃 | 2007年(平成19年)8月27日 | 2007年(平成19年)9月26日 | 無派閥 | ||||
50 | 谷垣禎一 | 福田康夫 | 2007年(平成19年)9月26日 | 2008年(平成20年)8月2日 | 谷垣派 | |||
51 | 保利耕輔 | 2008年(平成20年)8月2日 | 2009年(平成21年)9月29日 | 無派閥 | ||||
麻生太郎 | 留任 | |||||||
52 | 石破茂 | 谷垣禎一 | 2009年(平成21年)9月29日 | 2011年(平成23年)9月30日 | 額賀派 | |||
53 | 茂木敏充 | 2011年(平成23年)9月30日 | 2012年(平成24年)9月28日 | 額賀派 | ||||
54 | 甘利明 | 安倍晋三 | 2012年(平成24年)9月28日 | 2012年(平成24年)12月25日 | 山崎派 | |||
55 | 高市早苗 | 2012年(平成24年)12月25日 | 2014年(平成26年)9月3日 | 無派閥 | ||||
56 | 稲田朋美 | 2014年(平成26年)9月3日 | 2016年(平成28年)8月3日 | 町村派 - 細田派 | ||||
57 | 茂木敏充 | 2016年(平成28年)8月3日 | 2017年(平成29年)8月3日 | 額賀派 | 再就任 | |||
58 | 岸田文雄 | 2017年(平成29年)8月3日 | 2020年(令和2年)9月16日 | 岸田派 | ||||
59 | 下村博文 | 菅義偉 | 2020年(令和2年)9月16日 | 2021年(令和3年)10月1日 | 細田派 | |||
60 | 高市早苗 | 岸田文雄 | 2021年(令和3年)10月1日 | 2022年(令和4年)8月10日 | 無派閥 | 再就任 | ||
61 | 萩生田光一 | 2022年(令和4年)8月10日 | 現職 | 安倍派 |