J1リーグ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
サッカーボール.jpg 明治安田J1リーグ
日本
大陸連盟 アジア
開幕年 1993
チーム数 20チーム
レベル 1部リーグ
下位リーグ J2リーグ
リーグ杯 Jリーグカップ (YBCルヴァンカップ)
オープン杯 天皇杯 JFA全日本サッカー選手権大会
国際大会 AFCチャンピオンズリーグエリートAFCチャンピオンズリーグ2
2023年優勝 ヴィッセル神戸
最多優勝 鹿島アントラーズ(7回)
今年度 2024

J1リーグ日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)における1部リーグ。明治安田生命保険がタイトルパートナーにつき、 「明治安田J1リーグ」 の名称で開催されている。下位リーグにJ2リーグがある。

概要[編集]

1999年に2部制になった際にJリーグ・ディビジョン1 (J.LEAGUE DIVISION 1) の名称になり、Jリーグのタイトルパートナーに明治安田生命保険が就任した2015年以降は明治安田生命J1リーグ (MEIJI YASUDA J1 LEAGUE) が正式名称となっていた。その後、2024年生命を失った。明治安田生命が略称を「明治安田」に変更したため、大会名称も「明治安田J1リーグ」に改める。

J1優勝・2位・3位のチームに、翌年のAFCチャンピオンズリーグエリート (ACLE) の出場権が与えられる。

レギュレーション[編集]

各カードともホームアンドアウェイの2回戦総当たり、年間38試合の成績により順位を決める。

勝ち点は勝利チームに3点、敗北の場合は0点、引き分けの場合は両チームに1点が加えられる。勝ち点が同じだった場合、続いて得失点差→総得点→総失点→当該チーム間の直接対決の成績→反則ポイントの順に優劣が決められ、反則ポイントまでで順位が決まらない場合は抽選で決定する[1]

年間成績の上位3チームにACLE出場権が与えられ、18位~20位はJ2に自動降格する。

表彰[編集]

  • 優勝チーム - Jリーグ杯 (優勝シャーレ) ・明治安田生命杯・日本サッカー協会会長杯・チャンピオンフラッグ・賞金3億円・チャンピオンエンブレム (翌シーズンのユニフォームの、右袖のJリーグのマークがこれに置き換わる)
  • 準優勝チーム - Jリーグ杯 (準優勝シャーレ) ・賞金1億2000万円
  • 3位チーム - 賞金6000万円

2020年は新型コロナウイルス対策費用を捻出するため、賞金はいずれも50%減額となった。

2024年の所属チーム[編集]

上から北から順に表示。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場チームはチーム名の後に◯、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)出場チームは●を付けている。☆は前年度優勝チーム。J2からの自動昇格チームは□で、J1昇格プレーオフを勝ち抜いて昇格したチームは△。

歴代優勝チーム・得点王・MVP[編集]

得点王のカッコ内の数字はその選手の得点数。

優勝チーム 得点王 MVP
1993 ヴェルディ川崎 ディアス (28) 三浦知良
1994 ヴェルディ川崎 オッツェ (30)
1995 横浜マリノス 福田正博 (32) ドラガン ストイコビッチ
1996 鹿島アントラーズ 三浦知良 (23)
1997 ジュビロ磐田 エムボマ (25)
1998 鹿島アントラーズ 中山雅史 (36) 中山雅史
1999 ジュビロ磐田 ファン ソノン (24)
2000 鹿島アントラーズ 中山雅史 (20) 中村俊輔
2001 鹿島アントラーズ ウィル (24) 藤田俊哉
2002 ジュビロ磐田 高原直泰 (26) 高原直泰
2003 横浜F・マリノス ウェズレイ (22) エメルソン
2004 横浜F・マリノス エメルソン (27) 中澤佑二
2005 ガンバ大阪 アラウージョ (33) アラウージョ
2006 浦和レッズ ワシントンマグノ アウベス (26) 田中マルクス闘莉王
2007 鹿島アントラーズ ジュニーニョ (22) ロブソン ポンテ
2008 鹿島アントラーズ マルキーニョス (21) マルキーニョス
2009 鹿島アントラーズ 前田遼一 (20) 小笠原満男
2010 名古屋グランパス 前田遼一・ケネディ (17) 楢崎正剛
2011 柏レイソル ケネディ (19) レアンドロ ドミンゲス
2012 サンフレッチェ広島 佐藤寿人 (22) 佐藤寿人
2013 サンフレッチェ広島 大久保嘉人 (26) 中村俊輔
2014 ガンバ大阪 大久保嘉人 (18) 遠藤保仁
2015 サンフレッチェ広島 大久保嘉人 (23) 青山敏弘
2016 鹿島アントラーズ レアンドロ・ピーター ウタカ (19) 中村憲剛
2017 川崎フロンターレ 小林悠 (23) 小林悠
2018 川崎フロンターレ ジョー (24) 家長昭博
2019 横浜F・マリノス 仲川輝人マルコス ジュニオール (15) 仲川輝人
2020 川崎フロンターレ オルンガ (28) オルンガ
2021 川崎フロンターレ レアンドロ ダミアン前田大然 (23) レアンドロ ダミアン
2022 横浜F・マリノス チアゴ サンタナ (14) 岩田智輝
2023 ヴィッセル神戸 アンデルソン ロペス大迫勇也 (22)

その他トピック[編集]

  • J1リーグは日本のサッカー界における最上位のリーグであることから、優勝チーム決定時は全国ニュースになることがほとんどである。優勝決定時にNHKでは速報テロップを表示し、番組の途中でもJ1優勝を知らせている。
  • 優勝チームに授与されるJリーグ杯 (優勝シャーレ) は、Jリーグ創設当初に事務局長を務めた久米一正がイギリスから調達してきたものである。2018年12月の久米の葬儀で、初代チェアマン・川淵三郎によって明かされた[3]

脚注[編集]

  1. ただし抽選は優勝や降格などに決定する場合のみ。
  2. 2021年大会までは「FUJI XEROX SUPER CUP」。
  3. 故 久米一正 ㈱エスパルス取締役副社長兼ゼネラルマネージャー 葬儀のご報告 - 清水エスパルス

関連ページ[編集]