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明大前駅
明大前駅 | |
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めいだいまえ Meidaimae | |
所在地 | 東京都世田谷区松原二丁目45番1号 |
所属事業者 | 京王電鉄 |
駅構造 | 高架駅(地上駅) |
ホーム | 各2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
(京王線)61,476人/日 (井の頭線)45,918人/日 (合計)107,394人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)4月15日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | KO 京王線 |
駅番号 | KO06 |
キロ程 | 5.2km(新宿起点) |
◄KO05 代田橋 (0.8km) (0.9km) 下高井戸 KO07► | |
所属路線 | IN 井の頭線 |
駅番号 | IN08 |
キロ程 | 4.9km(渋谷起点) |
◄IN07 東松原 (0.9km) (1.1km) 永福町 IN09► | |
明大前駅(めいだいまええき)は、東京都世田谷区松原にある京王線・京王井の頭線の駅。
概要[編集]
京王線と井の頭線が交差する主要駅であり乗換駅である。吉祥寺方面行き(下り方面ホーム)改札口からフレンテ明大前が直結する。また、京王線、井の頭線、双方全種別が停車する。
名前の通り、明治大学の和泉校舎の最寄駅である。和泉校舎は明治大学の法学部・商学部・政治経済学部・文学部・経営学部・情報コミュニケーション学部の1・2年生と大学院生が通学する。明大前駅から大学までは、「明大通り」(駿河台にも同名の通りがある)を直進し、歩道橋を渡る。世田谷区による「都市計画道路補助線街路154号線道路整備」で明大前駅から和泉校舎へ向う通学路が整備された。明大前駅前にある時計塔は明治大学が寄贈したものである。
明大前駅を観察したウィキペディアンによると、京王線と井の頭線は朝ラッシュ時において1時間あたりおよそ30本の列車が発着する。各方面のホームは1線ずつであり相互発着ができないため、停車中の列車のすぐ後ろには入線待ちの列車がいるという状態が続く。駅構内の通路やホームの一部などの幅員が狭いこともあり、乗客が集中して乗り換えに時間がかかるなど、当駅を起因とする慢性的な遅延が発生している。ラッシュ時に限らず、井の頭線では渋谷行の列車は1~3両目が常に混雑する(渋谷駅が頭端式ホームであるため)。
京王線のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | KO 京王線 | 下り | 京王八王子・橋本・高尾山口方面 |
2 | 上り | 新宿・S 都営新宿線方面 |
井の頭線のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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3 | IN 井の頭線 | 下り | 久我山・吉祥寺方面 |
4 | 上り | 下北沢・渋谷方面 |
構内売店[編集]
「高幡そば 明大前店」「京樽 明大前京王駅 構内コンコース店」が駅構内にある。そのほか井の頭線ホームに「文明堂 明大前店」、「カレーショップ C&C フレンテ明大前店」がある。
高架化前の地下1階井の頭線下りホーム付近には「無事湖」という小さな池と売店があったが、ともに駅ビル建設のために閉鎖された。なお、この無事湖を取り壊してから京王線で事故が頻発した(2006年には4月5日と11月27日の2回踏切で乗用車との衝突事故が起きている[1])。
沿革[編集]
明大前駅は1913年(大正2)年4月、京王電気軌道(現京王電鉄)の笹塚~調布間の開業と同時にできた駅である。当初は「火薬庫前」の駅名であった。1750年(宝暦)年代に設置された「和泉新田御塩硝蔵」の後身である「陸軍省和泉新田火薬庫」があったからである。開業時の駅の位置は現在の「明大前」駅より約300m「下高井戸」駅寄りであった。1917年(大正6年)「松原駅」と改称された。京王電鉄井の頭線の前身である「帝都電鉄」は現在の「明大前」駅とほぼ同じ位置に「西松原」駅を開業した。1934年(昭和9)年4月から明治大学和泉キャンパスで授業が開始された。1934年に京王電気軌道「松原」駅を帝都電鉄「西松原」駅に移設し、翌1935年(昭和10)年2月8日、駅名を「明大前」駅に改称した。2017年(平成29年)3月25日の始発以後は「明大前」駅の京王線ホーム(上下線)の列車接近メロディに「明治大学校歌」が使用されている[2]。
名所[編集]
道開社[編集]
道開社は全国オートバイ神社第零号総本庁とも言われる、オートバイで参拝ができる珍しい神社である。略称は「オートバイ神社」である。御朱印は、冨士道神道扶桑教大教庁の社務所でもらえる。境内に平成27年築造の富士塚がある。 所在地は、東京都世田谷区松原1丁目7-20。
築地本願寺 和田堀廟所[編集]
築地本願寺和田堀廟所は明大前駅から徒歩10分程度にあり、明治大学和泉校舎から甲州街道沿いの隣地である。浄土真宗本願寺派(西本願寺)に属する築地本願寺の分院である。陸軍省火薬庫跡の払い下げを受けたもので、総面積約2万40000平方メートル、総区画数約4100区画の広さを有する。墓地には樋口一葉、九条武子、作家の海音寺五郎、作曲家の古賀政男、水谷八重子、服部良一、中村汀女(俳人)、歌手の笠置シヅ子などの墓がある。
所在地[編集]
- 東京都世田谷区松原2-45-1
駅周辺[編集]
駅周辺には明治大学和泉キャンパスが立っている。甲州街道の北側にあるため、当駅から利用するには歩道橋を超える必要があるが、明治大学へのアクセスに最適な歩道橋があるのでそれを使うとよい。
駅前は甲州街道と明大通りを除き道路が非常に狭くなっており、一方通行の道路もかなり多い。このため、バスは発着しない。
脚注[編集]
- ↑ [1]
- ↑ 明大前駅の列車接近メロディーが校歌に!明治大学,2017年4月3日
外部リンク[編集]
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