桜上水駅
桜上水駅 (さくらじょうすいえき) は、東京都世田谷区桜上水にある京王線の駅。
概要[編集]
駅構内に啓文堂書店桜上水店、K-Shop桜上水店がある。改札外にキッチンコート桜上水店がある。
かつて桜上水駅前に住宅展示場があったが、廃止された。現在は、ホームは地上、改札は高架であるが、建て替えにより、全面高架になる予定である。
桜上水駅には電留線がある。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | KO 京王線 | 下り | 京王八王子・橋本・高尾山口方面 |
3・4 | 上り | 新宿・S 都営新宿線方面 |
沿革[編集]
- 1926年(大正15年)4月28日、 京王電気軌道の「北沢車庫前駅」として開業した。
- 1933年(昭和8年)8月11日、「京王車庫前駅」に改称する。
- 1937年(昭和12年)5月1日、「 桜上水駅」に改称する。
高架化[編集]
京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業により全面高架化される予定である。木質調など自然と調和する質感や柔らかな配色となる。[1]。
名所[編集]
上北沢の桜並木[編集]
上北沢の桜並木は駅前から伸びる桜の名所である[2]。せたがや百景(36番)にも選定されている。「肋骨通り」とも呼ばれる。
木村泰治(当時「台湾土地建物会社」社長)が、関東大震災から東京が復興するための街づくりのため1924年(大正13年)4月に「第一土地建物株式会社」(京橋区銀座 3-1-7)を設立し、地元の鈴木宗之らの地主から土地を買収して造成し、1924年(大正13年)10月14日から分譲した。並木の桜を植え、住宅地の体裁を整えて200 坪単位で分譲したという[3]。
竹清堂[編集]
竹清堂は小さな店であるが、ザル、ホウキ、お弁当箱、籠バッグ、枕、花入、調度品などの竹細工が陳列販売される。京王線 桜上水駅北口より徒歩5分。
東京ストーブ[編集]
東京ストーブは東京都内で薪ストーブ焚き体験や薪作り体験、薪ストーブクッキングなどのワークショップが出来る薪ストーブ専門店である。桜上水駅から徒歩9分。
ウィキペディア日本語版[編集]
ウィキペディア日本語版に「既に駅周辺の用地確保も進み」となっているが、実際には未買収の土地もある。駅前にあった「京王ストア」は反対側に移転して、キッチンコートになった。もともと京王電鉄の土地だったので、用地確保はすぐできた。しかし、線路拡幅に必要な土地には未買収の土地もある。
所在地[編集]
- 東京都世田谷区桜上水5-29-52
外部リンク[編集]
注[編集]
- ↑ 京王線高架化へ。明大前、下高井戸、千歳烏山など7駅の外観デザイン公開Impress Watch,2019年5月30日
- ↑ 上北沢の桜並木世田谷区,令和2年1月27日
- ↑ 上北沢桜並木街区の歴史桜上水桜並木会議