上北沢駅
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上北沢駅 (かみきたざわえき) は、東京都世田谷区上北沢にある京王線の駅である。
概要[編集]
2線島式のホームは1階にあり、改札は地下にある。出口は北口と南口の2か所である。連続立体交差事業により高架になる予定である。大正末期に第一土地建物によえう駅周辺の分譲が行われた、北澤分譲地の開発総面積は、29,633.96 坪で、宅地を 132 区に分割し、一口の平均は約 194 坪であった。中産階級向け住宅地として開発が進められていたようである。会社員(三井信託、住友銀行など 51名)、薬学博士、工学士、などの学者(医者含む・17 名)、軍人(海軍中将、陸軍将校など 15 名)、官吏(外務省、逓信省など 15 名)が購入している[1]。
北沢は武蔵国荏原郡の村名であった。近世になり上北沢、下北沢の二村に分かれた。江戸時代に幕府領に下北沢村、寺社領に上北沢村があった。和名抄に木田が登場し、注にを木多としている。同一地かは定めではないが、それが北沢になったとの説がある。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | KO 京王線 | 下り | 京王八王子・橋本・高尾山口方面 |
2 | 上り | 新宿・S 都営新宿線方面 |
将軍池公園[編集]
将軍池は、都立松沢病院の敷地内にある池である。「将軍」と自称する患者に由来するとされる。大正時代に作業療法の一環として松沢病院の精神病棟の患者に作業させて、1921年から池と築山を作り始め、1926年に完成した。築山は加藤山というのは、指導した医師の名前に由来している。
所在地[編集]
参考文献[編集]
- ↑ 栢木まどか「第一土地建物株式会社による上北沢(旧北澤分譲地)の住宅地開発」日本建築学会大会学術講演梗概集(北海道),2013年8月