国道20号
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国道20号 (こくどう20ごう)とは、東京都日本橋から神奈川県北部、山梨県を経て長野県塩尻市高出交差点に至る日本の国道である。起点付近から下諏訪までは甲州街道と呼ばれ、下諏訪 - 塩尻間は旧中山道に沿っている。
概要[編集]
八王子以東、甲州市付近を除き中央本線の南側や南西にほぼ並行している。釜無川に沿っている区間が長い。このため地形上、拡幅が困難な区間が長く、長野県内、諏訪市、岡谷市ではバイパスの建設が盛んである。
1934年から1952年まで、東京~大月間と甲府〜下諏訪間が国道8号[注 1]、下諏訪~塩尻間が国道14号だった。
沿線状況[編集]
八王子市にある中央自動車道のジャンクションは異形である。ここは山地に挟まれた狭い地域に旧道と新道、中央自動車道が集中して設置されている。
北杜市と長野県富士見町との県境に位置する釜無川に架かるのが国界橋 (国道20号)である。現橋は1967年に竣工した2車線で歩道が設置してある。自動車交通の円滑化のために線形を重視した釜無川を斜めに渡る上路桁橋で、特にこれといった特徴のない橋梁である。しかし、1929年に竣工した旧橋は鉄道橋のような鋼製中路桁橋で、幅は申し分がないが、橋長を短く抑えるために釜無川を直角に渡ることになり、前後の道路の曲線半径が小さくなって線形が悪くなってしまった。桁が欄干を兼ねているため、渡るのはやや不安な橋である。現在でもこの旧橋を渡ることができるが、野生動物侵入防止の電気柵が設置されているため通り抜けは不可能である。
交差点一覧[編集]
関連項目[編集]
注[編集]
- ↑ 大月〜甲府間は河口湖、御坂峠経由が国道8号だった。