Enpediaの記事がWikipediaに逆転載された例
ウィキペディアでは特筆性を理由に削除された記事や記載がエンペディアに転載という形で乗っけられることはよくある話である。しかし、ごくごくごーーく稀にエンペディアの記事がウィキペディアに転載されていることがある。
このページではいつもエスケープ転載を行う側のEnpediaの記事がwikipediaに外部リンクまたは注釈として使われた例を明記する。
事例[編集]
移入されたもの[編集]
- jawp:高尾厚(差分)
- ケースEとして提出された削除依頼が提出される。この記事は以前にも特筆性なしとして削除されており、今回も削除になる運び と思われたが、信頼できる情報源による出典付きの記事がエンペディアから移入されたため削除を逃れた。
- jawp:女たちの沈黙(Enpedia:女たちの沈黙)
- Enpediaでの記事の作成は戸田香奈。この記事は初版にそのまま移入されている。
- jawp:アカカマス(Enpedia:アカカマス)
- 初版の著作権侵害を理由に一度は削除依頼にかけられた記事(jawp:Wikipedia:削除依頼/アカカマス)。Enpediaの記事を移入することにより記事そのものの削除は避けられた。
- jawp:マボロシハマグリ(Enpedia:マボロシハマグリ)
- jawp:越道草太(Enpedia:越道草太)、jawp:兵庫女王盃(Enpedia:兵庫女王盃)ほか
- 共にEnpediaで立項された記事の初版がWikipediaに移入されている。Wikipediaの記事を一つ増やす手段としてEnpediaを利用したと窺われる。なおEnpediaの記事も一つ増えるのでwin-win。
- 後者の事例は「Wikipediaの記事を一つ増やすついでにEnpediaにも寄稿しよう」というものである。このうち、越道草太については「ウィキペディアにおける特筆性基準を満たすまでの間エンペディア行き」に処されていたもので、まもなく同基準を満たしたことにより輸出された。
- jawp:防災工学(Enpedia:防災工学)
- Enpediaで立項された記事がWikipediaに移入されている。Enpediaでは独自研究が多く記載されていたため、その除去を行ったためにウィキペディアとエンペディアでは文章が若干異なっているほか、ウィキペディアでの加筆が少ない。
翻訳の上移入されたもの[編集]
- 西村理香 (Enpedia:西村理香)
- ページ上部の「討論」をクリックしてみよう。トークページが開くはずだ。そこにこう書いてある。「本文部分內容源自Enpedia,原文以CC BY-SA 3.0授權,特此告知」
- 倉橋望 (Enpedia:倉橋のぞみ)
- ページ上部の「査看歴史」をクリックしてみよう。編集履歴が見られるはずだ。初版の要約欄にこうある。「部分內容出自 https://enpedia.rxy.jp/wiki/倉橋のぞみ,內容以CC BY-SA 3.0授權」
- その他織繪可南子 (Enpedia:織絵可南子), 田中美央 (Enpedia:田中みお), 山添Midzuki (Enpedia:山添みづき)も同様。
ソースとして使われたもの[編集]
2023年4月現在、日本語版ウィキペディアには確認することができたものは存在しないが、英語版ウィキペディアには少なくとも3つの記事がEnpediaをソースとして利用していることが確認されている。
- enwp:Shintō Taiseikyō
- enwp:Tōgeshita Station
- enwp:Mordovia Arena
- この記事にはサランスクの奇跡の記事がソースとして利用されている。この記事は元はと言えばFusianasan1350によってエスケープ転載により持ち込まれたものであり、ウィキペディアの出典としてウィキペディアを用いている、一種のソースロンダリングであるといえよう。
画像が移入されたもの[編集]
また、上記の記事に加えEnpediaのメインページの画像がRural City(LTA:SHINJU)によってWikipediaに追加されている。
移入されたが削除されたもの[編集]
移入されたものの削除に至った記事は大量にある。多くは履歴不継承が理由であるが、一部はWikipediaの特筆性を満たしていなかったことが理由で削除されたものもある。
Yoyocityなりの考察[編集]
ここからは、峠下駅の作成者であるYoyocityなりの見解を述べたいと思う。現時点(2023年4月25日)では英語版ウィキペディアでは3件の転載が確認することができるが、日本語版ウィキペディアではエンペディアから確実に転載されたことを判断することができるウィキペディアの記事は確認されていない。これは、日本語版アクティブウィキペディアンの大半はこのサイトの存在自体を知っており、ウィキペディアン的な言い方をすればこのサイトが信頼できる第三者からの出典としてはなりえないからである。実際に日本語版ウィキペディアにて「エンペディア」と検索すると、過去に作成されては削除されまくったおかげで作成保護の状態となっており[1]、いかに向こうの人間からこのサイトが嫌われていることがよくわかる。
これに対して英語版ウィキペディアンではまだこのサイトがあまり知られていないため、出典として利用しても除去されるべきサイトにならず、あたかもNHKや大手新聞社と同列に語ることができるのである[2]。
ここからわかることはただ一つ。みんなで外国語版ウィキペディアにエンペディアにある記事をどんどん出典として利用しちゃおうぜーってことである[Joke]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ jawp:Wikipedia:削除依頼/エンペディア180813
- ↑ ウィキペディアでは、それぞれの言語によって常連利用者が違うので、実質的には様々な基準が大きく異なる。もしかしたら、外国語版ウィキペディアでは、信頼できる第三者からの出典の基準が緩いのかもしれない、とMarmarayは推測している。