完璧な記事

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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この記事は多少冗談を含みます。
寛容な心でお読み下さい。
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが完璧な記事の項目をおカタく解説しています。

完璧な記事』(かんぺきなきじ、英:The perfect article)とは、ウィキペディアにあるガイドラインの一つである。

概要[編集]

「完璧なウィキペディアの記事」とはどうあるべきかを示したガイドラインである。ウィキペディアの記事なのに出典が無い。それはガイドラインだから許される模様。「要出典」タグが貼られたり、「特筆性の観点」や「独自研究」という事で削除の対象とされる事は無い模様。

しかし「完璧な記事」は2017年7月10日頃までは"存在しません"とされていた。それ以降は"ほぼ存在しません"に書き換えられた[1]

"ほぼ"存在しないという事は、ごく僅かに「完璧な記事」が存在するという意味に取れるが、その「完璧な記事」がどこに存在するのか、出典は添えられていなかったので「要出典」となるのかもしれないが、つまるところこれは、"ほぼ存在しません"に書き換えたウィキペディアンが、どこかで「完璧な記事」に近い記事を見たという事実を暗に示している可能性が考えられる。

「完璧な記事」はどこにあるのか[編集]

「完璧な記事」自体が「完璧な記事」である可能性[編集]

  • 考えられる可能性の一つとしては、この「完璧な記事」自体が「完璧な記事」である可能性である。
  • しかしこの記事は記事というよりはガイドラインに相当し、「良質な記事」にも「秀逸な記事」にも選ばれていない上に出典も無いので「完璧な記事」には該当しない模様。
  • 「完璧な記事」が「完璧な記事」ではないという事は、「自己言及的なページ」にカテゴライズする事もできないという事になる。
  • 完璧でない「完璧な記事」を「完璧な記事」に向けて改善することができるなら、「完璧な記事」が「完璧な記事」になれるのかもしれないが、そもそも「完璧な記事」はガイドラインであって記事では無いので、「完璧な記事」が「完璧な記事」になれる可能性は0%である。

「完璧な記事」がウィキペディアに存在する可能性[編集]

  • ウィキペディアには2019年7月現在1,158,136本程の記事が存在するが、その中に「完璧な記事」が存在する可能性はあるのだろうか。
  • ウィキペディアの記事は基本出典が無いと書けない。記事の信憑性は完全に出典に依存しており、間違った観点の記述も「両論併記」という事で、出典さえあればなんでも平気で記載できるという時点で、ウィキペディアに「完璧な記事」が存在する可能性は0%と思われる。
  • そもそも「完璧な記事」の定義に「一人による成果」とあるので、どんなに完璧と思われる記事が投下されても別の人が何かしら僅かでも手を加えた時点で「完璧な記事」の定義から外れる事になる。
  • 皮肉にもウィキ形式を採用した時点で「完璧な記事」が記事の最新版として表示される可能性は無くなったと言わざるを得ない。
  • まだ誰の改変もされていない初版投稿の記事や、それ以降執筆者が変わらず、他の執筆者の手が加えられていない記事については「完璧な記事」である可能性は残るが、ほぼ間違いなく埋もれていると考えられる。

「完璧な記事」を作るには[編集]

  • そもそも「完璧な記事」の定義に「一人による成果」とあるのであれば、複数のアカウントによって書かれたウィキ形式の記事でも、そこから一つのアカウントが書いた文章のみを「抽出」すれば、「完璧な記事」の定義内に収まる文面が出来上がるのかもしれない。

「完璧な記事」についての完璧なネタバレ[編集]

ジョークが通じない傾向が見られる[個人の感想です]ウィキペディアンのために、この記事、つまりエンペディアにある「寛容な心でお読み頂きたい記事」にカテゴライズされている「完璧な記事」という記事のどこに冗談が含まれているのか、念のため省略せずに書いておくと以下のような点であります。

  • ウィキペディアの記事として見た場合、「完璧な記事」なのに出典の無い独自研究。「完璧な記事」なのに。
  • ウィキペディアの「jawp:完璧な記事」はガイドラインの「jawp:Wikipedia:完璧な記事」へのリダイレクトなので、本当にウィキペディアに「完璧な記事」が記事として存在する可能性は冗談のようだが本当に0%。2019年7月現在のところは。
  • そもそも「完璧な記事」の定義の捉え方がおかしい。『一人による成果』ではなく『多くの人々の共同作業であったり、あるいは非常に真剣に考え抜いて、「本当に」その主題に対する様々な考え方をよく理解した一人による成果なのです。』と書いてある。つまり、ウィキペディアなのに「多くの人々の共同作業」という点を皮肉っているように見える。ガイドラインで。

「完璧な記事」についての結論[編集]

「完璧な記事」に近いのは本や書籍になる可能性[編集]

  • 基本的に本や書籍はウィキペディアの記事の出典になる程だし、『多くの人々の共同作業であったり、あるいは非常に真剣に考え抜いて、「本当に」その主題に対する様々な考え方をよく理解した一人による成果』となっている本や書籍は、ウィキペディアの記事よりは「完璧な記事」に近い可能性が高いのかもしれない。

脚注[編集]

  1. 「Wikipedia:完璧な記事」の版間の差分”. ウィキペディア (2017年7月10日). 2019年7月6日確認。

関連項目[編集]

ウィキペディア関連
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