ソースロンダリング

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ソースロンダリングとは二度付けされてしまったソース(汚れたソース)からフィルタなどで汚れを漉し取り、新品のソースと見せかけることである。捜査機関や公的機関からの摘発を逃れるために行われており、ソースをロンダリングせずに使用したために食中毒が発生し営業停止に追い込まれてしまうこともある。







というのは冗談であり、ソースロンダリングとは出典となるデータ、つまりソースが脆弱な事象についてメディアなどを経由し信憑性を高める手法をさすネット用語である。特にWikipediaで行われるものに対しては「出典ロンダリング」とも呼ばれる。

なお、上記のソース(調味料)については営業終了後に漉し取り、加熱して殺菌等を行うことが串カツ屋などで行われているとまことしやかにささやかれていることもあるが、こちらを指してソースロンダリング(ソース洗浄)と呼ばれることは少なく、そもそも串カツ田中においてはソースは都度破棄しているとか[1]。真実はソースの闇の中である。

概要[編集]

もともとはIrregular Expressionというブログ[2]の筆者による造語であり、マネーロンダリングをもじったものである。ブログに挙げられていた例として、スポーツ新聞などの飛ばし記事ワイドショーや報道番組で取り上げ、出演しているコメンテーター専門家に意見させることで信憑性を高め、それをもとに新聞ニュース番組で真実として報道する、というものである。

Wikipedia日本語版においては「信頼できる情報源」というガイドラインが存在しており、その中では「出版されている」項目がある。また、「独自研究は載せない」という方針においても一次資料と二次資料について述べられており、一次資料の解釈には信頼できる二次資料が必要とされているものである。そこで使用されるのが出典ロンダリングであり、通常であれば一次資料などの使用できない出典であっても出典なしで加筆し、その記述が残った版を情報源として書籍化することでその書籍を出典として記述してしまうものである[3]

Wikipediaにおいては循環報告とも呼ばれており、一見して多数派と思われる報告がもとを辿れば一つの情報源だったといわれるものである。その中でも「ウィキペディアをソースに記事を書き、その記事をもとにウィキペディアを記述することにより虚偽の情報が強固になる」という旨の記述がみられる。

Enpediaにおいて[編集]

Enpediaにおいてのソースロンダリング、または出典ロンダリングにおけるハードルは著しく低いと想定される。Enpediaにとっては出典はなくても削除されることはなく[注 1]、Wikipediaで使用できない情報源でさえも情報源とすることが可能であることが最大の理由である。つまり、Yahoo!知恵袋などで自説を大いに記述し、賛同を得られたものをソースとしてそのまま記述するということも不可能ではないのである[注 2]

EnpediaにおいてはEnpedia性との兼ね合いから強く規制することは望まれておらず、あくまで執筆者の良心を信じることしかできないのが現状である。しかし、ルールで規定されていないというのは何でもやっていいわけではなく、行き過ぎた行為はF:ATUのように新たな規制を生むだけということは留意しておきたいものである。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 良質な出展が付いていればなお良いことに変わりはない
  2. なお、Enpediaの複数の記事(吹奏楽トーク:チョロQ (ゲーム))において執筆者と質問者が同一であると思われる記述が見受けられている

参考[編集]