包摂主義
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包摂主義 (ほうせつしゅぎ、英:inclusionism、別名:存続厨)はウィキペディアやアンサイクロペディアなどのウィキにおけるウィキソロフィーの一つである[1]。ウィキソロフィーとは、恐らく、ウィキ(ペディア)に関する思想のことである。削除主義の対義語。
概要[編集]
包摂主義とは、簡単に言えば、特筆性がないような記述は削除ではなく推敲して存続させよう、という考えを指す。
言うまでもなく、包摂主義者は削除主義者ほど嫌われることは少ない。削除されかかっている記事を加筆したり、文献を基に特筆性を証明したりして存続に持っていく行為(記事の"救出"とも称する)はしばしば評価される。一方、「ゴミ」の散乱を手助けしている[2]、プライバシー侵害や名誉毀損の虞のある記述の削除を妨害する、「晒し行為」を助長しているなどの批判もある。
Enpedia のとあるユーザーB氏は、「包摂主義」には2つのパターンがあると考えているようである。[3]1つは、記事の存続基準をそもそも低く設定し、多くの記事を受け入れる「放任的な包摂主義」、もう1つは、削除相当の記事を積極的に編集し、存続へと持っていく「積極的な包摂主義」である。ユーザーB氏は、前者の「放任的な包摂主義」が Enpedia には相応しいと考え、後者の「積極的な包摂主義」には懐疑的であり、なにやら息巻いて意見を主張しているが誰も気にしていないようである。
具体例[編集]
関連項目[編集]
出典[編集]
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