偶然短歌

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偶然短歌(ぐうぜんたんか)とは、文字列抽出プログラムを使って、日本語版ウィキペディア上の文章から自動で抽出された、五・七・五・七・七のモーラをもつ文字列のこと。文字列抽出プログラムの作者は、いなにわ[1]。2014年12月に偶然短歌をつぶやくbotがtwitterに登録され[2]、翌年の2015年頃から話題となった[1]

プログラムは作者が偶然生まれた五・七・五・七・七を短歌として紹介するツイートを見て、それがおもしろかったことから、プログラムを組み始めたという[3]。偶然短歌は、形態素解析エンジンMeCabを使って文字数をカウントし、独自の抽出法則で文字列を抜き出して作られる[3]。作られた短歌は5・7・5・7・7時間の間隔で、botによってツイートされている[3]

プログラム作者のいなにわと随筆家のせきしろの共著によって『偶然短歌』(2016年8月9日、ISBN 978-4-8641-0506-4)が著された[4]。『偶然短歌』では生成された数千の短歌の内、特に優れているもの100首をせきしろが撰び抜き、掲載している[5]。この刊行によって偶然短歌愛好者が増加したという[1]

出典[編集]

  1. a b c “(短歌時評)「偶然短歌」に寄せて 松村由利子”. 朝日新聞 朝刊 (朝日新聞社). (2016年12月19日 
  2. 偶然短歌bot”. 2017年1月17日確認。
  3. a b c 形態素解析エンジンMeCabにて文章中から短歌を抽出” (2016年1月1日). 2017年1月17日確認。
  4. コンピュータに短歌は詠めるのか 偶然が生む、その面白さ” (2016年9月20日). 2017年1月17日確認。
  5. 偶然短歌”. 飛鳥新社. 2017年1月17日確認。

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