大宮総合車両センター
大宮総合車両センター | |
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本所で検査中の211系C4編成、E257系NA-06編成、209系C441編成 | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 埼玉県さいたま市 |
鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道 |
帰属組織 | 首都圏本部(大宮支社) |
所属略号 | 宮オオ→都オオ |
最寄駅 | 大宮駅・土呂駅 |
管轄車両 | E257系 E261系 253系 185系 |
旧称 | 大宮工場 |
開設 | 1894年(明治27年) |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 162,782 m2 |
備考 | OMとも。 |
大宮総合車両センター(おおみやそうごうしゃりょうせんたー)とは、JR東日本首都圏本部の車両基地かつ車両工場。
概要[編集]
略号は都オオ。大宮駅付近に併設されている「本所」と土呂駅付近にある車両基地「東大宮センター」に分かれている。主に宇都宮線・高崎線方面と東海道線方面で使用される特急形車両が在籍している。かつては東北方面がメインであったが、2013年には田町車両センターが廃止されたため「踊り子」など東海道線系統で使用される185系や251系も転入した。この他に本所では首都圏全般のJR東日本の鉄道車両の機器更新や大規模検査などを行っている。かつては解体も行っていたが、鉄道博物館の敷地を拡大する関係で廃止となった。
大宮に乗り入れる車両でも、京浜東北線の車両は南浦和のさいたま車両センターなど、高崎・宇都宮線の普通列車は小山車両センターなど、埼京線の車両は川越車両センターを所属としている。
所属する車両(現在)[編集]
車両は「大宮総合車両センター東大宮センター」(通称・「東大宮操車場」)という支所に所属している。
E257系2000・2500番台(NA・NC編成)[編集]
「踊り子」や「湘南」に使用される特急電車。編成番号は9両基本がNA-01〜13、5両付属がNC-31〜34である。
E257系5000・5500番台(OM編成)[編集]
緑色の波動用車両。2022年から本格的な運用を開始し、185系の臨時運用の大半を置き換えた。5500番台は2023年から「草津・四万」「あかぎ」で定期運用も開始した。編成番号は9両編成(5000番台)が91〜93、5両編成(5500番台)が51〜55。
E261系(RS編成)[編集]
「サフィール踊り子」に使用される車両で、2編成のみ在籍。食堂車「サシE261」も連結している。
253系(OM-N編成)[編集]
元成田エクスプレス。現在は東武鉄道直通特急に充当される。2編成が存在。
185系[編集]
国鉄形特急。廃車が進んでおり、定期運用は2021年で消滅。現在はモノクラスのB6編成とC1編成のみ残っている。
所属していた車両[編集]
651系(OM編成)[編集]
元スーパーひたち。基本編成7本と付属編成3本が所属していたが、2023年3月のJR東日本ダイヤ改正までに全編成が運用を離脱し、10月に廃車回送が完了した。
251系(RE編成)[編集]
スーパービュー踊り子用の車両。1〜4までの4編成がいたが、2020年に運用が消滅し順次廃車回送された。
183・189系[編集]
波動用車両で、時期によって編成構成が異なる。2014年ごろまでに消滅した。