新鶴見信号場

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
新鶴見信号場
しんつるみ
Shin-Tsurumi-Signal-Station
所属事業者東日本旅客鉄道
路線東海道線貨物支線(品鶴線
武蔵野線(武蔵野南線)
南武線貨物支線(尻手短絡線)
前後駅新川崎東海道線 << 新鶴見信号場 >> 鶴見
鶴見 << 新鶴見信号場 >> 梶ヶ谷(タ)武蔵野線
尻手南武線 << 新鶴見信号場 >> 鶴見
開業1929年昭和4年)8月21日
所在地神奈川県川崎市幸区鹿島田・小倉
電報略号ツソ(本線)、ハタ(割畑)
備考新鶴見信号場~鶴見間は同一路線を共用。

新鶴見信号場(しんつるみしんごうじょう)とは、神奈川県川崎市幸区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の信号場

乗り入れ路線[編集]

概要[編集]

1929年8月に開設。ヤード集結形貨物輸送全盛期は稲沢吹田と共に東海道本線の三大操車場とされていたが、ヤード集結形貨物輸送の終結に伴い一部機能を残し、1984年昭和59年)に信号場に格下げされた。
約42haの広大な跡地の多くは長らく更地となっていた。1990年代の末から再開発が行われてきている。

上記3路線の結節点であり、1日に200本以上の貨物列車が発着する、長距離貨物列車の中継地点としての役割を果たしている。構内には、上下本線2本・着発線11本が存在する。信号場の鶴見方には乗務員基地と新鶴見機関区が併設されている。乗務員交代もしくは機関車の付け替えを行う列車が中心に運転停車を行う。1、2分程度の運転停車や通過列車は本線に、機関車交換や折り返しなどで数十分停車する列車は着発線に分類される。東海道貨物線経由の相鉄・JR直通線特急湘南や、それに関連する回送列車、団体専用列車臨時列車などの一部旅客列車についてもこの信号場を経由する。

構内の鶴見寄りにある東海道貨物線と南武線(尻手短絡線)の合流点には、同じ新鶴見信号場構内でも割畑(わりはた)と呼ばれる別の信号場が存在する。時刻表等では新鶴見(割畑)もしくは割畑と記され、電略表記では「ハタ」と記される。ここには東海道貨物線の上下本線の間に鶴見・尻手方面へ向けて機関車用の有効長の短い着発線1本が敷かれており、新鶴見機関区の機留線群との間で単機回送列車が直接入出区ができるようになっている。このため、実際にこの信号場を発着する列車は、新鶴見機関区へ入出区する単機回送列車のみに限られる。

周辺[編集]

歴史[編集]

所在地[編集]

  • 神奈川県川崎市幸区鹿島田・小倉

隣の駅[編集]

東海道線貨物支線(品鶴線)
新川崎駅新鶴見信号場鶴見駅
武蔵野線(武蔵野南線)
鶴見駅←新鶴見信号場(貨)梶ヶ谷貨物ターミナル駅
南武線貨物支線(尻手短絡線)
尻手駅新鶴見信号場→鶴見駅

脚注[編集]

[編集]

  1. 試験導入で、2基導入された。日本初となる。
東海道貨物線 浜松町(休止中) - (貨)東京貨物ターミナル - (貨)川崎貨物 - 浜川崎 - (小田栄) - (川崎新町) - (八丁畷) - 鶴見 - (貨)横浜羽沢羽沢横浜国大 - (東戸塚) - 大船 - *(貨)湘南貨物 - 藤沢 - 茅ケ崎 - (貨)相模貨物 - 国府津 - (貨)西湘貨物 - 小田原
品鶴線 品川 - 旧目黒川信号場 - 旧蛇窪信号場 - 西大井 - 武蔵小杉 - 新川崎 - 新鶴見信号場 - 鶴見
高島線 鶴見 - *(貨)入江(貨)新興 - (貨)東高島 - *(貨)高島 - 桜木町
*打消線は廃駅
武蔵野線(貨物線)の駅一覧
武蔵野南線(貨物線) 鶴見 - (新鶴見信号場) - (貨)梶ヶ谷貨物ターミナル - 府中本町
国立支線(貨物線) 新小平 - 国立
大宮支線(貨物線) 西浦和 - (武蔵浦和 - )(別所信号場) - 与野
北小金支線(貨物線) 南流山 - 北小金
馬橋支線(貨物線) 南流山 - 馬橋
JN 南武線の駅一覧
本線 川崎 - 尻手 - 矢向 - 鹿島田 - 平間 - 向河原 - 武蔵小杉 - 武蔵中原 - 武蔵新城 - 武蔵溝ノ口 - 津田山 - 久地 - 宿河原 - 登戸 - 中野島 - 稲田堤 - 矢野口 - 稲城長沼 - 南多摩 - 府中本町 - 分倍河原 - 西府 - 谷保 - 矢川 - 西国立 - 立川
(貨)尻手短絡線 尻手 - (新鶴見信号場) - 鶴見
尻手 - 浜川崎間の浜川崎支線⇒テンプレート:南武線浜川崎支線の駅一覧