はちおうじ・おうめ
はちおうじ/おうめ Hachiōji/Ōme | |
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はちおうじ・おうめで使用されるE353系 | |
概要 | |
種別 | 特急 |
列車番号 | 5200+号数+M(はちおうじ) 5300+号数+M(おうめ) |
運行開始 | 1991年 |
種別変更 | 2019年特急昇格 |
運行事業者 | 東日本旅客鉄道 |
路線 | |
走行路線 | 中央快速線 青梅線 |
起点 | 東京 |
終点 | 八王子 青梅 |
その他 | |
使用車両 | E353系 |
両数 | 9両 (はちおうじは12両の場合あり) |
外部リンク | 公式ページ |
備考 | 元中央/青梅ライナー |
はちおうじ・おうめとは、東日本旅客鉄道が東京駅から八王子市にある八王子駅及び青梅市にある青梅駅まで運行する中央本線・青梅線の特急列車で、東京駅-新宿駅-八王子駅発着列車を特急「はちおうじ」、東京駅-新宿駅-青梅駅発着列車を特急「おうめ」という。2019年3月のダイヤ改正で新設され[1]、2019年3月18日に運行を開始した。なお、中央快速線・青梅線のグリーン車サービス開始に伴い、2025年3月14日の運行を以て全便廃止される予定である。
概要[編集]
平日の朝・夜の時間帯に運行する。運転本数は特急「はちおうじ」が東京~八王子間で上り2本、下り6本、特急「おうめ」が東京~青梅間で上下各1本である。使用車両は「あずさ」と共通のE353系。
有料着席列車の「中央ライナー」「青梅ライナー」は特急新設に伴い、設定廃止となった[注 1]。本系統の運行実績を踏まえ、東海道線の「湘南ライナー」も2021年3月13日ダイヤ改正で特急「湘南」となった。
利用方法[編集]
乗車券の他に「座席指定券」または「座席未指定券」が必要となる。「座席未指定券」は空席があれば、そこに座ることができる[2]。なお、乗車券のみで飛び乗った場合、車内料金として260円加算されるため、事前購入が薦められる。また、インターネット予約サービス「えきねっとチケットレスサービス」を利用すると、特急料金は100円引きとなり、飛び乗りと比べると360円の差となる。
どちらにせよライナー時代に比べ、特急に格上げされたため大して所要時間が早くなったわけではないが料金が高くなり、青春18きっぷで乗車することが不可能になった。
また、ライナー時代は東京駅・新宿駅~立川駅以遠でしか利用できなかったが、特急になったことにより、青梅線内だけの乗車や東京~新宿だけでの乗車などができるようになった。ただのお金の無駄遣いだけど。
停車駅等[編集]
特急「はちおうじ」は、東京駅・新宿駅・立川駅・八王子駅の順に停車し、50分強で結ぶ。特急「おうめ」は、東京駅・新宿駅・立川駅・拝島駅・河辺駅・青梅駅に停車する。
特急「おうめ」の停車駅が特急「はちおうじ」より多いのは、拝島駅で青梅線通勤時間帯のみに直通運転を行う五日市線・八高線方面への連絡のためと思われる。なお、八高線は拝島駅の他、特急「はちおうじ」の八王子駅でも連絡する。八高線アクセス号とも言えるが、特急「はちおうじ」は横浜線とも接続する。また、どちらの列車も立川駅に停車するため、特急「はちおうじ」に乗って立川駅から青梅線に乗り換えたり、特急「おうめ」に乗って立川駅から豊田方面の中央線各駅停車に乗り換えることも可能である。
他列車との比較[編集]
通勤快速[編集]
18:00東京駅発の特急はちおうじ1号・八王子行は所要時間54分、料金は運賃800円と特急料金750円の合計1550円。8分後の18:08に出発するJR中央線通勤快速・河口湖行は八王子着19:08で、所要時間1時間、料金は運賃800円。特急では6分早いことと、確実に座れること、すし詰めの密状態を回避できるメリットはあるものの、選択に悩む向きはありそうである。
拝島ライナー[編集]
新宿〜拝島間は、西武鉄道の拝島ライナーとの競合もある。拝島ライナーのライナー料金はおとな300円なので料金面では大差をつけられている。
京王ライナー[編集]
新宿〜八王子間は、京王電鉄の京王ライナーとの競合もある。京王ライナーの料金は410円で安さでは劣っているが、こちらは駅の券売機では座席指定ができないのでサービス面でははちおうじ号の勝ちと言える。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注
- 出典
- ↑ 2019年3月ダイヤ改正についてJR東日本八王子支社
- ↑ 中央線が、変わる。JR東日本八王子支社
中央本線 特急停車駅 |