若桜鉄道若桜線
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若桜線 | |
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概要 | |
起終点 | 起点:郡家駅 終点:若桜駅 |
駅数 | 9駅 |
運営 | |
開業 | 1930年1月20日 |
三セク転換 | 1987年10月14日 |
所有者 | 鉄道省→ 運輸通信省→運輸省→ 日本国有鉄道(国鉄)→ 西日本旅客鉄道→若桜鉄道→ 若桜町および八頭町(第3種鉄道事業者) |
運営者 | 若桜鉄道(第2種鉄道事業者) |
使用車両 | 使用車両の節を参照 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 19.2 km (11.9 mi) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
電化 | 全線非電化 |
運行速度 | 最高65 km/h (40 mph)[1] |
外部リンク | |
若桜線(わかさせん)は、鳥取県八頭郡八頭町の郡家駅から、鳥取県八頭郡若桜町の若桜駅に至る若桜鉄道が運営する鉄道路線である。
概要[編集]
八東川沿いのローカル路線。
国鉄再建法施行に伴い第1次特定地方交通線に選定され、廃止された西日本旅客鉄道(JR西日本)の若桜線を引き継いだ路線である。
鉄道敷設法別表88号では「鳥取県郡家附近ヨリ若桜ヲ経テ兵庫県八鹿附近ニ至ル鉄道」として八鹿駅まで通じる構想だった[注 1]。
輸送実績[編集]
沿線に大きな都市は無く、輸送密度は384[人/日・km][2]と低く、廃止の目安となる輸送密度2000人を大幅に下回っている。しかし、線路を公有にする「上下分離方式」を採用し、財政の有り方を最適化することで、赤字額は少なく、黒字計上する年もある。
運行形態[編集]
各駅停車のローカル列車のみが運行している。
概ね1時間に1本の運行だが、2時間ほど間隔の空く時間帯もある。半数が郡家-若桜間の運行、残り半数が鳥取-郡家-若桜間の運行である。
駅一覧[編集]
駅名 | 駅間キロ | 営業キロ | 国鉄時代の 営業キロ |
接続路線 | 線路 | 所在地 |
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郡家駅 | - | 0.0 | 0.0 | 西日本旅客鉄道:因美線 | ∨ | 八頭郡八頭町 |
*八頭高校前駅 | 0.9 | 0.9 | --- | | | ||
因幡船岡駅 | 1.5 | 2.4 | 2.4 | | | ||
隼駅 | 2.0 | 4.4 | 4.5 | | | ||
安部駅 | 2.7 | 7.1 | 7.1 | | | ||
八東駅 | 2.7 | 9.8 | 9.9 | ◇ | ||
*徳丸駅 | 1.8 | 11.6 | --- | | | ||
丹比駅 | 1.9 | 13.5 | 13.6 | | | ||
若桜駅 | 5.7 | 19.2 | 19.2 | | | 八頭郡若桜町 |
*印は転換後に設置された新駅
若桜駅が唯一の若桜鉄道直営駅、徳丸駅が無人駅である。徳丸駅以外の中間駅6駅は発券業務が民間に委託されている(いわゆる簡易委託駅)。なお、郡家駅はJR西日本との共同使用駅でありJRの駅員はいるが、若桜線の乗車券等の発券業務は行っていない(併設の観光案内所で定期券や回数券を含めた乗車券を発売)。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注
- 出典
- ↑ 寺田裕一『日本のローカル私鉄 (2000)』 - ネコ・パブリッシング
- ↑ https://tabiris.com/archives/local-shitetsu-yusomitsudo/
特定地方交通線/公団凍結線/その他国鉄工事線 |