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大日本帝国鉄道省
(鉄道省から転送)
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大日本帝国鉄道省 (だいにほんていこくてつどうしょう)は、1921年に内閣鉄道院から昇格した大日本帝国の行政機関である。
概要[編集]
帝国内の鉄道路線の経営のほか私鉄 (地方民鉄)、陸運 (自動車事業)の監督行政も行っていた。
人員[編集]
官吏[編集]
鉄道省特有の官名として奏任官の鉄道監察官、鉄道局参事、鉄道局副参事、判任官待遇の鉄道手があった。
現場従業員[編集]
判任官以上の官吏の他に非常に多くの現場従業員がいた。これを雇員、傭人といった。判任官待遇の鉄道手は現場従業員の優遇のために設けられた制度である。雇員は旧制中学校3年、若しくは実業学校2年半以上、若しくは傭人5年以上経験で優秀な者を選抜。傭人は尋常小学校卒業以上の者を採用した。
終焉[編集]
1943年、大日本帝国逓信省と合併して大日本帝国運輸通信省となり、鉄道省本省部分は鉄道総局となった。