大江戸捜査網

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大江戸捜査網(おおえどそうさもう)は、東京12チャンネル(最末期と平成復活版はテレビ東京)とヴァンフィル(最初期日活のち三船プロダクション)との共同製作による時代劇ドラマ。

概要[編集]

テレビ東京になる前の東京12チャンネルでは最も知名度の高い番組だった。
アメリカでアル・カポネを追い詰めた捜査組織アンタッチャブルを江戸の隠密組織に置き換えた感じの番組。

土曜日は20時台にNET、フジテレビ、22時台にTBS系で時代劇を放送していたが、21時台の空白帯に日産自動車のドンの指示で日産がスポンサーとなって、当時も超マイナー局の東京12チャンネルで放送を開始した。

玉木宏樹作曲のテーマ曲はブラスバンドの定番曲となっている。

メインキャスト[編集]

昭和版のメインキャストの隠密同心は4人(最末期は5人)チーム[注 1]。これにたまに殺陣シーンに出演する頭(最末期を除く)の旗本寄合席内藤勘解由(演・中村竹弥)→大番頭藤堂対馬(演・大山勝己)が加わる。

平成版は、橋爪淳中村あずさ京本政樹が演じる3人チーム。平成版シーズン1は老中松平定信(演・田村高廣)直属で頭はいない。平成版シーズン2は和崎俊哉演じる隠密支配が頭となり、最末期に荒井乃梨子が中途で加わった。

話の展開[編集]

勧善懲悪時代劇の御多分に洩れず、町人の身にやつして、内偵調査を進めたあと、リーダー格の同心が悪党の屋敷に乗り込み、悪事を暴く、悪党が何者かを問うと、一人ずつ「隠密同心 〇〇」と名乗り、頭は「そして、旗本寄合席(隠密支配)〇〇」と名乗って殺陣のシーンに入る。
悪党に乗り込む際に「隠密同心 心得の条」がナレーションされ、「死して屍拾うものなし」は2回繰り返される。

[編集]

  1. たまに欠場者が出る。
  2. 古城は4回だけ出演。
  3. 安田演じる胡蝶は唯一殉職で去っている。
  4. 初期には非同心の伝令役で岡田可愛が出演。