梅宮辰夫
うめみや たつお 梅宮 辰夫 | |
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本名 | 梅宮 辰雄 |
生年月日 | 1938年3月11日(86歳) |
没年月日 | 2019年12月12日(満81歳没) |
出生地 | ハルビン |
出身地 | 日本 |
職業 | 俳優・タレント・実業家 |
活動期間 | 1959年 - 2019年 |
活動内容 | 映画・テレビドラマ・バラエティ番組 |
配偶者 | 梅宮クラウディア |
著名な家族 | 梅宮アンナ(娘) 梅宮万紗子(姪) 梅宮亜須加(姪) |
主な作品 | |
テレビドラマ 『前略おふくろ様』 『新・夜明けの刑事』 『明日の刑事』 『江戸プロフェッショナル・必殺商売人』 『大激闘マッドポリス'80』 『特命刑事』 『スクール☆ウォーズ』 『はぐれ刑事純情派』シリーズ 『特命係長 只野仁』シリーズ 映画 『夜の青春シリーズ』 『夜の歌謡シリーズ』 『不良番長』シリーズ 『帝王シリーズ』 『仁義なき戦いシリーズ』 | |
梅宮 辰夫(うめみや たつお、昭和13年(1938年)3月11日 - 令和元年(2019年)12月12日)は、日本の俳優・タレント・司会者・実業家。身長174cm、血液型はA型。所属事務所は株式会社グッデイ(東京・赤坂)。娘はモデル・タレントの梅宮アンナ。本名は辰雄。
経歴[編集]
昭和・平成を代表する俳優として[編集]
昭和13年(1938年)に中国・ハルビン市で生まれる。父は満鉄病院の医師であった。昭和20年(1945年)8月に日本が敗戦すると、翌昭和21年(1946年)に日本に引き揚げた。
当初は父と同じ医師を目指していたが、医学部に落ちてしまい、日本大学法学部に進学する。在学中に銀座でスカウトされ、東京ニューフェース5期生として合格する。昭和34年(1959年)に映画「少年探偵団」シリーズで主演デビューを果たす。その後は「遊星王子」などヒーロー映画に主演し、昭和43年(1968年)から「不良番長」「帝王」シリーズなどで主演を努め、東映の看板スターとなる。同時期に銀座のクラブに通って日活の石原裕次郎や大映の勝新太郎と並んで「モテ男」を張り合った。付き合っている女は常に10人以上いると豪語したこともある。
昭和48年(1973年)に映画「仁義なき戦い」シリーズに出演し、それを皮切りに「前略おふくろ様」など多くのドラマに出演。1980年代になると「くいしん坊! 万才」の6代目のリポーターも努め、お茶の間の人気者としてその存在を知られるようになった。なお、デビュー時は「1本3万円」の出演料が仁義においては「1本で数百万円もらった」と梅宮自身が明かしている。
梅宮は俳優以外にも多趣味であり、料理や釣り、ライフル射撃と腕前はいずれもプロ並みの腕前を持っていたという。伊豆に親友の松方弘樹とフィッシングに出かけることも多かった。実業家としては「梅宮辰夫漬物本舗」の漬物「辰っちゃん漬」を開発し、販売店を平成元年(1989年)8月に長野県軽井沢にオープンさせると、フランチャイズ化して一気に100店舗レベルの全国展開を遂げる。平成6年(1994年)7月には東京の目黒区にコロッケ店・梅辰亭をオープンさせ、梅宮自身が考案した「梅宮コロッケ」「すきやきコロッケ」などを店頭に並べていた。梅宮自身は「月600万円(の売り上げ)を目指す」と言っていたが、残念ながら月500万円の売り上げでわずかに及ばなかった。また愛知県名古屋市で焼肉店・「炎園」の事業にも関与している。料理の腕でも平成6年(1994年)11月にフジテレビ系料理番組「料理の鉄人」に出演して和食の鉄人といわれた道場六三郎に挑戦したり、神奈川県湯河原で「梅宮辰夫と鍋自慢大集合」と題した鍋料理コンテストを開催したりしている。
闘病[編集]
一方で若い頃から闘病を繰り返していた。昭和48年(1974年)、36歳のときに睾丸癌にかかり、これが左の肺に転移してしまう。平成23年(2011年)から平成24年(2012年)にかけては初期の胃癌が見つかった。平成28年(2016年)7月には十二指腸乳頭部癌が見つかり、12時間に及ぶ大手術を受けて平成29年(2017年)1月に復帰する。しかし平成30年(2018年)9月に前立腺癌が、平成31年(2019年)1月には尿管癌が見つかり、いずれも手術を受けるなど、合計6つの癌に見舞われていずれも克服してきている。
私生活[編集]
梅宮は昭和34年(1968年)に銀座のホステスと結婚したが、半年で離婚している。その4年後、銀座のクラブで働いていたアメリカ国籍の女性・クラウディアと再婚する。再婚した年に長女・アンナが生まれている。
梅宮はアンナを溺愛し「アンナパパ」と言われるほどだった。生まれて2年後に癌を発病すると、少しでもアンナと一緒にいたいという考えから銀座通いと1日4箱吸っていた煙草をやめたという逸話もある。平成6年(1994年)にアンナが羽賀研二と交際を始めると、梅宮は羽賀の素行などから「誠意を感じられない」としてその交際に反対し、このときの梅宮の「誠意」という言葉は流行語となり、羽賀は「誠意大将軍」の異名をとるようになった。
平成14年(2002年)にはアンナが子供を生んでいるが、梅宮にとっては孫に当たる。この孫の父親のように梅宮は接していたという。
晩年[編集]
梅宮と兄弟の仲にあった山城新伍、盟友の松方弘樹と昭和を代表するスターが次々と亡くなってゆく中で、梅宮は「昭和のスターの生き残り」を自称していた。しかし平成31年(2019年)3月になると体調の悪化から人工透析を受けていたという。そのため晩年は車椅子生活も多かった。
最後の仕事は令和元年(2019年)10月17日の「やすらぎの刻」の収録であった。これは脚本を担当する旧友・倉本聰の依頼による出演であったという。
12月11日、梅宮は病院で人工透析を受け、「疲れた」と言って病院で1時間ほど仮眠をとって帰宅したが、神奈川県真鶴町の自宅に帰宅後、腰が痛いと言ってソファで午後5時過ぎに寝てしまった。翌12月12日午前3時頃、妻のクラウディアが梅宮の異変に気づき、神奈川県内の病院に救急搬送された。この時点で脈は無かったという。
梅宮の異変を知ったアンナが急いで駆けつけ、妻とアンナ、孫に看取られながら、同日午前7時40分に慢性腎不全のため、神奈川県内の病院で死去した。81歳没。
逸話[編集]
2018年2月に梅宮はインタビューを受けた際に、平成時代のフレンドリーな芸能人のことを『芸能人ではない』と厳しい言葉で指弾している。梅宮によると「テレビ局の放送要員としか映らない。放送局のスタッフと同じ。それだけです」と続けている。
独身時代は「銀座の帝王」と呼ばれ、「1週間の日にちよりも、交際する女性の数のほうが多かった」と述べたりしている。ただ梅宮は後に「映画俳優は銀座の女性にもててナンボ」と述べたりしている。遊び人のイメージが強いが、大学時代は剣道部に所属して道場に住み込んで合宿生活をしたりしていたという。
梅宮は亡くなる年の3月7日発売の週刊新潮に「僕がテレビに出なくなった理由ははっきりしています。単純に今の芸能界が心底、面白くないからです」「最近は顔つきも物腰も柔和な芸能人ばかりが幅利かせていて腹が立つ。そんなに庶民的になってどうするの」と訴えていた。自身の俳優観については「昭和の時代のように圧倒的な輝きやオーラを放つ俳優が見当たらない。芸能人は手の届かない存在でいなければ価値が無い」と語っている。その上で「本音を言えば僕も引退したいですよ。でも、このまま芸能界を去るのはしゃくなんです。俳優が俳優らしく生きられた昭和の芸能界に引き戻したい。俳優はCMに出演することじゃなく、芝居を見せるのが仕事」と続けている。
家族[編集]
出演作品[編集]
映画[編集]
- 『母と娘の瞳』 (1959年2月、東映) ※エキストラ出演
- 『少年探偵団 敵は原子潜航艇』(1959年3月、東映)
- 『遊星王子』 (1959年5月、東映)
- 『遊星王子 恐怖の宇宙船』(1959年5月、東映)
- 『月光仮面 悪魔の最後』(1959年8月、東映)
- 『高度7000米 恐怖の四時間』(1959年9月、東映)サスペンス
- 『拳銃を磨く男』 (1959年11月、東映)
- 『拳銃を磨く男 あの女を探せ』(1959年11月、東映)
- 『大いなる旅路』 (1960年3月、東映)
- 『拳銃を磨く男 呪われた顔』(1960年4月、東映)
- 不死身の男 (1960年、東映)
- ボス表へ出ろ (1960年、東映)
- 野獣の眼 (1960年、東映)
- 海底の挑戦者 (1960年、東映)
- 第三次世界大戦 四十一時間の恐怖 (1960年、東映)
- 男の地平線 (1961年、東映)
- アマゾン無宿 世紀の大魔王 (1961年、東映)
- 赤いネオンに霧が降る (1961年、東映)
- 霧と影 (1961年、東映)
- 八人目の敵 (1961年、東映)
- 誇り高き挑戦 (1962年、東映)
- 太平洋のGメン(1962年、東映)
- ギャング対ギャング (1962年、東映)
- 暗黒街最後の日 (1962年、東映)
- ギャング対Gメン(1962年、東映)
- 裏切者は地獄だぜ (1962年、東映)
- 人生劇場 飛車角 (1963年、東映)
- 人生劇場 続・飛車角 (1963年、東映)
- 海軍 (1963年、東映)
- 第八空挺部隊 壮烈鬼隊長 (1963年、東映)
- 昭和侠客伝(1963年、東映)
- 地獄命令 (1964年、東映)
- 列車大襲撃 (1964年、東映)
- 暗黒街大通り (1964年、東映)
- 悪女(1964年、東映)
- 廓育ち(1964年、東映)
- 夜の青春シリーズ (1965 - 1968年、東映)
- ひも (1965年、東映)
- いろ (1965年、東映)
- ダニ (1965年、東映)
- かも (1965年、東映)
- 地獄の波止場 (1965年、東映)
- 昭和残侠伝 (1965年、東映)
- 女番外地 鎖の雌犬 (1965年、東映)
- 昭和最大の顔役 (1966年、東映)
- ゴキブリ部隊 (1966年、東映)
- 地獄の野良犬 (1966年、東映)
- 北海の暴れ竜 (1966年、東映)
- 決着(おとしまえ) (1967年、東映)
- 渡世人(1967年、東映)
- 侠客の掟(1967年、東映)
- 続・渡世人(1967年、東映)
- 網走番外地 吹雪の斗争(1967年、東映)
- 人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊 (1968年、東映)
- あゝ予科練 (1968年、東映)
- 産業スパイ (1968年、東映)
- 不良番長シリーズ (1968 - 1972年、東映)
- 夜の歌謡シリーズ (1968 - 1974年、東映)
- 血染の代紋 (1970年、東映)
- 関東テキヤ一家 喧嘩仁義(1970年、東映)
- 日本ダービー 勝負 (1970年、東映)
- 帝王シリーズ (1970 - 1972年、東映)
- 夜遊びの帝王 (1970年、東映)
- 女たらしの帝王 (1970年、東映)
- 未亡人ごろしの帝王 (1971年、東映)
- ポルノの帝王(1971年、東映)
- ポルノの帝王 失神トルコ風呂(1972年、東映)
- 最後の特攻隊 (1970年、東映)
- 関東テキヤ一家 喧嘩火祭り(1971年、東映)
- 夜のならず物 (1972年、東映)
- 銀蝶渡り鳥 (1972年、東映)
- 女番長ブルース 牝蜂の挑戦 (1972年、東映)
- 夜の女狩り(1972年、東映)
- 昭和極道史 (1972年、東映)
- 仁義なき戦いシリーズ(東映)
- 仁義なき戦い (1973年、東映) - 若杉寛
- 仁義なき戦い 代理戦争 (1973年、東映) - 岩井信一
- 仁義なき戦い 頂上作戦 (1974年、東映) - 岩井信一
- やくざ対Gメン 囮 (1973年、東映)
- 実録 私設銀座警察 (1973年、東映)
- 実録安藤組 襲撃篇 (1973年、東映)
- 安藤組外伝 人斬り舎弟 (1974年、東映)
- あゝ決戦航空隊 (1974年、東映)
- 任侠花一輪 (1974年、東映)
- ルバング島の奇跡 陸軍中野学校 (1974年、東映)
- 山口組外伝 九州進攻作戦 (1974年、東映)
- 色情トルコ日記 (1974年、東映)
- 極道社長 (1975年、東映)
- 暴力金脈 (1975年、東映)
- 日本暴力列島 京阪神殺しの軍団 (1975年、東映)
- 県警対組織暴力 (1975年、東映)
- 資金源強奪 (1975年、東映)
- 仁義の墓場 (1975年、東映)
- 子連れ殺人拳 (1976年、東映)
- 沖縄やくざ戦争 (1976年、東映)
- やくざの墓場 くちなしの花 (1976年、東映)
- 実録外伝 大阪電撃作戦 (1976年、東映)
- トラック野郎・望郷一番星 (1976年、東映)
- やくざ戦争 日本の首領 (1977年、東映)
- 青春の門 自立篇 (1977年、東宝)
- 野性の証明 (1978年、角川映画)
- 雲霧仁左衛門 (1978年、松竹)
- 総長の首(1979年、東映)
- 真田幸村の謀略 (1979年、東映)
- 悪魔が来りて笛を吹く (1979年、東映)
- 日本の黒幕(1979年、東映)
- 時の娘(1980年)
- 不良少年 (1980年、東映)
- ミスターどん兵衛(1980年、東映)
- 徳川一族の崩壊 (1980年、東映)
- ダンプ渡り鳥 (1981年、東映)
- 鬼龍院花子の生涯 (1982年、東映)
- 大日本帝国 (1982年、東映)
- 制覇(1982年、東映)
- 卍(1983年、東映セントラルフィルム)
- 小説吉田学校 (1983年、東宝)
- ヘッドフォン・ララバイ(1983年、東映)
- カポネ大いに泣く(1985年、松竹=松竹富士)
- パンツの穴 花柄畑でインプット(1985年、東映)
- 最後の博徒 (1985年、東映)
- 生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言(1985年、ATG)
- 化身 (1986年、東映)
- 恋子の毎日 (1988年、東映)
- ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭 (1988年、東映)
- 226(1989年、松竹) - 山王ホテルの支配人
- せんせい(1989年、松竹)
- 花の降る午後(1989年、東宝)
- はぐれ刑事純情派(1989年、東映)
- 首領になった男(1991年)
- 継承盃 (1992年、東映) - 花村利光
- 首領を殺った男(1994年、東映)
- やくざ道入門(1994年、バンダイビジュアル)
- 流れ板七人(1997年、東映)
- 実録 新宿の顔 新宿愚連隊物語(1997年3月)
- ドリームメーカー(1999年)
- 新宿やくざ狂犬伝 一匹灯(1999年)
- 女侠 夜叉の舞い(2000年)
- 実録・ヒットマン 妻その愛(2002年)
- KUMISO 組葬(2002年)
- 特命係長 只野仁 最後の劇場版 (2008年、松竹) - 黒川重蔵
- 明日泣く(2011年)
テレビドラマ[編集]
- 鯉名の銀平(1963年、NET)
- 虹の設計(1964年 - 1966年、NHK)
- 家族会議(1964年 - 1965年、日本テレビ)
- 三匹の侍(1966年、フジテレビ)
- 日本剣客伝 第9話「沖田総司」(1968年、NET・東映)
- あゝ忠臣蔵(1969年、関西テレビ・フジテレビ) - 堀部安兵衛
- プレイガール(1969年 - 1974年、東京12チャンネル・東映) - 次回予告のナレーター(第1話から第38話まで担当。以下は劇中に登場(ゲスト出演)した放送話)
- 第12話「女の裸は高くつく」(1969年)
- 第16話「女は悪魔に首ったけ」(1969年)
- 第58話「女一匹恋狂い」(1970年)
- 第162話「おとこ泣かせ裸のヴィーナス」(1972年) - 田辺竜夫
- フラワーアクション009ノ1 第1話「日本爆破アンタッチャブル」(1969年、フジテレビ・東映)
- ゴールドアイ 第4話「逃亡者の子守唄」(1970年、日本テレビ・東映)※友情出演
- 座頭市物語 第16話「赤城おろし」(1975年、フジテレビ・勝プロ)
- 夜明けの刑事 第28話「死を宣告された夫」(1975年、TBS/大映テレビ) - 本宮
- 前略おふくろ様(1975年 - 1976年、日本テレビ) - 村井秀次
- 新・夜明けの刑事(1977年、TBS・大映テレビ) - 浅倉警部
- 明日の刑事(1977年 - 1979年、TBS・大映テレビ) - 浅倉警部
- 江戸プロフェッショナル・必殺商売人(1978年、朝日放送) - 新次
- 新・江戸の旋風 第1話「誓いの八丈太鼓」(1980年、フジテレビ・東宝) - 朝吉
- 大激闘マッドポリス'80(1980年、日本テレビ・東映) - 松村兵助
- 木曜ゴールデンドラマ「俺たちの明日〜坂本竜馬、中岡慎太郎!!幕末に散った壮絶な青春〜」(1980年、読売テレビ) - 西郷隆盛
- 特命刑事(1980年、日本テレビ・東映)
- 桃太郎侍 (NTV / 東映)
- 第180話「南蛮火薬に火をつけろ!」(1980年)- 島造=鉄五郎
- 第234話「金の鯱鉾の女」(1981年) - 三浦宗一郎
- さよならお竜さん(1980年、毎日放送)
- 陽気な逃亡(1980年、フジテレビ) - 藤村大作
- 悪党狩り 第16話「残侠の未練花」(1981年、テレビ東京) - 伊三郎
- 警視庁殺人課(1981年、テレビ朝日・東映) - 平田捜査一課長
- 刑事ヨロシク(1982年、TBS系) - 神波班長
- 大江戸捜査網 第544話「甘い誘惑 毒殺人名録」(1982年、テレビ東京 / 三船プロ) - 三谷佐之介
- 時代劇スペシャル「乾いて候 お毒見役必殺剣」(1984年、フジテレビ / 東映) - 山内伊賀亮
- 風の中のあいつ(1984年、日本テレビ)
- スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜(1984年10月 - 1985年4月、大映テレビ・TBS) - 下田大三郎
- スタア誕生(1985年、大映テレビ・フジテレビ) - 加賀幸平
- このこ誰の子?(1986年 - 1987年、大映テレビ・フジテレビ) - 鶴田治
- ザ・スクールコップ(1988年、大映テレビ・フジテレビ) - 戸塚健一郎
- とんぼ(1988年、TBS) - 竹尻建造(特別出演)
- ゴメンドーかけます(1989年、フジテレビ)
- はぐれ刑事純情派(1988年4月 - 2009年、テレビ朝日) - 横溝重忠署長
- 奇兵隊(1989年12月、日本テレビ) - 西郷隆盛
- びんた(1990年、TBS系) - 花井清次郎
- 火曜サスペンス劇場「悪夢の五日間」(1990年8月14日放送、日本テレビ / トムソーヤ企画)
- いのち草(1990年 - 1991年、読売テレビ)
- スクールウォーズ2(1990年9月 - 1991年1月、大映テレビ・TBS) - 柴田(夫)
- 検事・若浦葉子 第12話「娘を捨てた21年間…再会がレイプ現場!?」(1991年、日本テレビ)
- 名奉行 遠山の金さん 第4シリーズ 第8話「素浪人 最後の勝負」(1992年1月16日、テレビ朝日・東映) - 花山大四郎
- ララバイ刑事(1991年10月 - 1992年4月、テレビ朝日・大映テレビ) - 萩原賢造課長
- 四匹の用心棒 (4) かかし半兵衛ひとり旅 (1992年、ANB / 東映) - 不知火の岩五郎
- ボクたちのドラマシリーズ 放課後(1992年、フジテレビ) - 秋山宗一郎
- 十津川警部シリーズ (渡瀬恒彦)「上野駅殺人事件」(1993年) - 内藤
- 付き馬屋おえん事件帳 第2シリーズ 第12話「吉原を潰せ!」(1993年、松竹・テレビ東京) - 遠山左衛門尉
- 赤い迷宮(1993年、TBS)
- 大忠臣蔵(1994年、TBS) - 留吉
- カミング・ホーム(1994年、TBS)
- 揺れる想い(1995年、TBS)
- 金のたまご(1997年、TBS) - 山口貞夫
- 特命係長 只野仁(テレビ朝日) - 黒川重蔵
- 逃亡者 木島丈一郎(フジテレビ) - 山城
- 拝啓、父上様(2007年、フジテレビ)
- 金曜エンタテイメント「ダブルカップル探偵」(1999年6月25日、フジテレビ)
- おばさん会長・紫の犯罪清掃日記 ゴミは殺しを知っているシリーズ(2000年 - 、TBS) - 御乃木三造
- 火曜サスペンス劇場「箱根湯河原温泉交番」(2003年 - 2005年、日本テレビ) - 清家保
- 水曜ミステリー9「女かけこみ寺 刑事・大石水穂」(2008年 - 、テレビ東京)
- 裸の大将〜宮崎篇〜宮崎の鬼が笑うので〜(フジテレビ、2008年5月24日)
- 金曜プレステージ 「日向夢子調停委員事件簿5」(2008年) ‐ 日向善造
- 新春歴史スペシャル「知られざる幕末の志士 山田顕義物語」(2012年1月2日、毎日放送) - 伊藤博文
- 菜の花ラインに乗りかえて(2013年10月、NHK BSプレミアム) - 鴨川善三郎
- やすらぎの刻〜道(2019年、テレビ朝日) - 菊村栄一 ※遺作
オリジナルビデオ[編集]
- 殺しのメロディ Lady Smith(1990年)
- 河内残侠伝 軍鶏(1991年)
- 塀の中の懲りない奴ら!(1993年)
- 極道おとこ塾(1995年)
- 修羅がゆく4 東京大戦争(1997年)特別出演
- 殺し屋PAZUZU(2000年)
- 日本極道史 誇り高き戦い(2000年)
- 広島やくざ戦争(2000年)
- 広島やくざ戦争 完結篇(2000年)
- 続・広島やくざ戦争(2001年)
- 実録 絶縁(2001年)
- 九州マフィア外伝(2001年)
- 修羅の群れ(2002年) - 関山勝
- 実録・大阪やくざ戦争 報復(2002年)
- 修羅の群れ (2002年)
- 実録・山陽道やくざ戦争 覇道 完結編(2002年)
- 六本木 錬金の帝王 カポネ(2003年)
- 実録・東北やくざ戦争 覇桜の道(2003年)
- やくざの詩 OKITE 掟(2003年)
- 実録 広島四代目 第一次抗争編(2004年)
- 実録 広島四代目 第二次抗争編(2004年)
- 実録 広島四代目 抗争完結編(2004年)
- 新・日本の首領(2004年 - 2006年、全9巻) - 遠山建設社長 遠山実
- 実録・籠寅三代目 合田幸一(2004年)任侠修業篇
- 実録・籠寅三代目 合田幸一(2004年)名門継承篇
- 実録・籠寅三代目 合田幸一(2004年)関西二十日会篇
- 実録 東声会 初代 町井久之(2006年)
- デコトラの鷲 其の五 火の国熊本親子特急便(2008年)
- 千年の松 完結編(2009年)
- 日本統一 1 - 3(2013年) - 五代目至誠会会長 川端忠雄
テレビアニメ[編集]
- 内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎(テレビ朝日) - アバンナレーション
バラエティ[編集]
- 梅宮辰夫の美女に乾杯(東京12チャンネル、現・テレビ東京系列)
- くいしん坊!万才(フジテレビ) - 6代目レポーター
- 新伍のお待ちどおさま(TBS) - レギュラー出演、料理のコーナーも担当
- アッコのかるーく見てみたい(TBS)
- クイズ地球まるかじり(テレビ東京) - 解答者
- 料理の鉄人(フジテレビ)
- 世界の超豪華・珍品料理(フジテレビ) - 準レギュラー出演
- 梅辰どんぶり亭シリーズ(日本テレビ)
- 鶴ちゃんのトッピング (日本テレビ)
- 壮絶バトル!花の芸能界(日本テレビ)
- 痛快!買い物ランドSHOPJIMA(東京テレビランド制作、テレビ東京ほか)
- めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ)
- ザ・レターズ〜家族の愛にありがとう(フジテレビ) - レギュラー
- 徳光和夫の感動再会"逢いたい"(TBS)
- コレってアリですか?(日本テレビ)
- 芸能人格付けチェック(朝日放送)
- ペケ×ポン(フジテレビ)
CM[編集]
- バブルスター(原ヘルス工業) - 千葉真一・松方弘樹・北大路欣也・山城新伍と共演
- アサヒスーパードライ (アサヒビール)
- タカラ本みりん(宝酒造)
- 蒟蒻と海草サラダ(エバラ食品) - 娘・アンナと共演
- カップスター(サンヨー食品、2010年)
- マジックブレット(ショップジャパン、2014年)
歌唱[編集]
シングル[編集]
- 母恋いやくざ / 銀座の風来坊(1962年。ビクター VS-753)
- 遊侠三代 / さかずき節(1966年。コロムビア SAS-678)
- 夢は夜ひらく / 憎いあん畜生(1966年。コロムビア SAS-781)
- 番長シャロック(『不良番長』主題歌) / 盃よお前だけ(テイチク A-21)
- 番長ブルース(『番長シリーズ』主題歌) / おれは番長(テイチク A-32)
- 番長新宿仁義(『番長シリーズ』主題歌) / 夢は夜ひらく(テイチク A-39)
- 番長数え唄(『番長シリーズ』主題歌) / 野良犬(テイチク A-45)
- 男・番長流れ星(『番長シリーズ』主題歌) / 番外地ブルース(テイチク A-48)
- ダイナマイト・ロック / ウッシッシ節(1970年。テイチク A-55)
- シンボル・ロック(『夜遊びの帝王』[1] 主題歌) / 夜は俺のもの(1970年。テイチク A-63。のちに発売禁止。その後CD化されて発売される)
- 梅宮辰夫の東京流れ唄 / 番長(テイチク A-69)
- 柄じゃなかった恋なんか / 男泣かせの霧が降る(テイチク A-71)
- 辰ちゃんの青春日記 / 辰兄いの三度笠(1971年、テイチク A-73)
- 悔恨の唄 / さすらいのワルツ(1971年、テイチク A-77)
- 生きて行こうよ / ジンと来るんだ(テイチク A-80)
- 盛り場番長 / 人生劇場(テイチク)
- もてたつもりの数え唄 / 女町みれん(ミノルフォンレコード KA-554)
- つよがり / 男ひとり(1982年、コロムビア 7DX-1187)
アルバム[編集]
- 夜遊びの帝王(テイチク ASL-3)
- 人生劇場/不良番長(テイチク AT-1)
- 男の演歌(ユニオン ULP-2012)
- 梅宮辰夫ザ・ベスト(2018年1月24日 MW RECORDS DLCR-18013)