石原裕次郎
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石原 裕次郎(いしはら ゆうじろう、1934年12月28日 - 1987年7月17日)は、日本の俳優、歌手、映像プロデューサー、プロダクション経営者。
プロフィール[編集]
概要[編集]
稲穂国民学校、逗子中学校、慶應義塾農業高等学校、慶應義塾高校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科中退。
日活を経て、石原プロモーションを設立。
演者としての代表作は『太陽の季節』、『狂った果実』、『嵐を呼ぶ男』、『銀座の恋の物語』。プロデュースを含めた代表作は『黒部の太陽』、『太陽にほえろ!』、『大都会』シリーズ、『西部警察』シリーズなど。
人物[編集]
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家族・親族[編集]
石原家[編集]
- 父・潔(山下汽船社員)
- 母・光子
- 兄・慎太郎(作家、政治家)
- 妻・まき子(元女優・北原三枝)
- 1933年(昭和8年)7月生 -
裕次郎は良家の子弟というイメージがあるが、父・潔は山下汽船のサラリーマンであり、旧制中学も出ていない身から叩き上げて関連会社役員にまで出世した人物である。戦後の新興中流階級に属する。
実子はいないが、甥の良純が映画俳優デビューして実質後継者となっている。
上記以外では、義姉・典子の従姪の夫が小泉純一郎の実弟正也である。
略系図[編集]
石原潔━光子 ┣━━━━━━━━━━━━━┓ 石原慎太郎━典子 石原裕次郎━まき子 ┃ ┣━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓ 石原伸晃 石原良純 石原宏高 石原延啓
出演[編集]
映画[編集]
- 『太陽の季節』(古川卓巳監督、1956年5月17日公開、日活、伊豆役)
- 『狂った果実』(中平康監督、1956年7月12日公開、日活、滝島夏久役)
- 『乳母車』(田坂具隆監督、1956年11月13日公開、日活、相沢宗雄役)
- 『地底の歌』(野口博志監督、1956年12月12日公開、日活、ダイヤモンド冬役)
- 『月蝕』(井上梅次監督、1956年12月19日公開、日活、松木役)
- 『若ノ花物語』(森永健次郎監督、1956年12月26日公開、日活)
- 『人間魚雷出撃す』(古川卓巳監督、1956年12月26日公開、日活、黒崎中尉役)
- 『お転婆三人姉妹 踊る太陽』(井上梅次監督、1957年1月1日公開、日活、大助君役)
- 『ジャズ娘誕生』(春原政久監督、1957年4月3日公開、日活、南条春夫役)
- 『勝利者』(井上梅次監督、1957年5月1日公開、日活、夫馬俊太郎役)
- 『今日のいのち』(田坂具隆監督、1957年6月26日公開、日活、岩本岩次郎役)
- 『幕末太陽傳』(川島雄三監督、1957年7月14日公開、日活、高杉晋作役)
- 『海の野郎ども』(新藤兼人監督、1957年8月20日公開、日活、千鳥松役)
- 『鷲と鷹』(井上梅次監督、1957年9月29日公開、日活、千吉役)
- 『俺は待ってるぜ』(蔵原惟繕監督、1957年10月20日公開、日活、島木譲次役)
- 『峠』(齋藤武市監督、1957年11月5日公開、日活)
- 『嵐を呼ぶ男』(井上梅次監督、1957年12月28日公開、日活、国分正一役)
- 『心と肉体の旅』(舛田利雄監督、1958年1月9日公開、日活)
- 『夜の牙』(井上梅次監督、1958年1月15日公開、日活、杉浦健吉役)
- 『錆びたナイフ』(舛田利雄監督、1958年3月11日公開、日活、橘役)
- 『陽のあたる坂道』(田坂具隆監督、1958年4月15日公開、日活、田代信次役)
- 『明日は明日の風が吹く』(井上梅次監督、1958年4月29日公開、日活、松山健次役)
- 『素晴しき男性』(井上海次監督、1958年7月6日公開、日活、団武男役)
- 『風速40米』(蔵原惟繕監督、1958年8月12日公開、日活、滝颯夫役)
- 『赤い波止場』(舛田利雄監督、1958年9月23日公開、日活、富永二郎役)
- 『嵐の中を突っ走れ』(蔵原惟繕監督、1958年10月29日公開、日活、吉良千吉役)
- 『紅の翼』(中平康監督、1958年12月28日公開、日活、石田康二役)
- 『若い川の流れ』(田坂具隆監督、1959年1月15日公開、日活、曽根健助役)
- 『今日に生きる』(舛田利雄監督、1959年3月10日公開、日活、城俊次役)
- 『男が爆発する』(舛田利雄監督、1959年4月29日公開、日活、室戸謙作役)
- 『山と谷と雲』(牛原陽一監督、1959年5月31日公開、日活、牧戸次郎役)
- 『世界を賭ける恋』(滝沢英輔監督、1959年7月12日公開、日活、村岡雄二役)
- 『男なら夢を見ろ』(牛原陽一監督、1959年8月9日公開、日活、木島夏雄役)
- 『欧州駈けある記』(1959年8月30日公開、日活)
- 『清水の暴れん坊』(松尾昭典監督、1959年9月27日公開、日活、石松俊雄役)
- 『天と地を駈ける男』(舛田利雄監督、1959年11月1日公開、日活、稲葉鉄男役)
- 『男が命を賭ける時』(松尾昭典監督、1959年12月27日公開、日活、小室丈太郎役)
- 『鉄火場の風』(牛原陽一監督、1960年1月15日公開、日活、畑中英次役)
- 『白銀城の対決』(齋藤武市監督、1960年3月6日公開、日活、伊庭俊介役)
- 『あじさいの歌』(滝沢英輔監督、1960年4月2日公開、日活、河田藤助役)
- 『青年の樹』(舛田利雄監督、1960年4月29日公開、日活、和久武馬役)
- 『天下を取る』(牛原陽一監督、1960年7月13日公開、日活、大門大太役)
- 『喧嘩太郎』(舛田利雄監督、1960年8月10日公開、日活、宇野太郎役)
- 『やくざ先生』(松尾昭典監督、1960年9月21日公開、日活、新田悠三役)
- 『あした晴れるか』(中平康監督、1960年10月26日公開、日活、三杉耕平役)
- 『闘牛に賭ける男』(舛田利雄監督、1960年12月27日公開、日活、北見徹役)
- 『激流に生きる男』(野村孝監督、1962年5月1日公開、怪我で出演断念)
- 『街から街へつむじ風』(松尾昭典監督、1961年1月14日公開、日活、正木晋一役)
- 『あいつと私』(中平康監督、1961年9月10日公開、日活、黒川三郎役)
- 『堂堂たる人生』(牛原陽一監督、1961年10月22日公開、日活、中部周平役)
- 『アラブの嵐』(中平康監督、1961年12月24日公開、日活、宗方真太郎役)
- 『男と男の生きる街』(舛田利雄監督、1962年1月14日公開、日活、岩崎捷夫役)
- 『銀座の恋の物語』(蔵原惟繕監督、1962年3月4日公開、日活、伴次郎役)
- 『青年の椅子』(西河克己監督、1962年4月8日公開、日活、高坂虎彦役)
- 『雲に向かって起つ』(滝沢英輔監督、1962年5月1日公開、日活、坂木武馬役)
- 『憎いあンちくしょう』(蔵原惟繕監督、1962年7月8日公開、日活、北大作役)
- 『零戦黒雲一家』(舛田利雄監督、1962年8月12日公開、日活、谷村雁役)
- 『若い人』(西河克己監督、1962年10月6日公開、日活、間崎慎太郎役)
- 『金門島にかける橋』(松尾昭典監督、1962年11月3日公開、日活、武井一郎役)
- 『花と竜』(舛田利雄監督、1962年12月26日公開、日活、玉井金五郎役)
- 『何か面白いことないか』(蔵原惟繕監督、1963年3月3日公開、日活、早坂次郎役)
- 『太陽への脱出』(舛田利雄監督、1963年4月28日公開、日活、速水志郎役)
- 『夜霧のブルース』(野村孝監督、1963年6月30日公開、日活、西脇順三役)
- 『太平洋ひとりぼっち』(市川崑監督、1963年10月27日公開、日活、青年役)
- 『赤いハンカチ』(舛田利雄監督、1964年1月3日公開、日活、三上次郎役)
- 『夕陽の丘』(松尾昭典監督、1964年4月29日公開、日活、篠原健次役)
- 『鉄火場破り』(齋藤武市監督、1964年7月12日公開、日活、関東政役)
- 『殺人者を消せ』(舛田利雄監督、1964年9月19日公開、日活、早川次郎/泉信夫役)
- 『敗れざるもの』(松尾昭典監督、1964年10月30日公開、日活、橋本鉄哉役)
- 『黒い海峡』(江崎実生監督、1964年12月31日公開、日活、槙明夫役)
- 『城取り』(舛田利雄監督、1965年3月6日公開、日活、車藤三役)
- 『青春とはなんだ』(舛田利雄監督、1965年7月14日公開、日活、野々村健介役)
- 『泣かせるぜ』(松尾昭典監督、1965年10月1日公開、日活、響伸作役)
- 『素晴らしきヒコーキ野郎』(ケン・アナキン監督、1965年10月9日公開、日活、Yamamoto役)
- 『赤い谷間の決斗』舛田利雄監督、1965年12月29日公開、日活、風間信吾役)
- 『二人の世界』(松尾昭典監督、1966年2月25日公開、日活、北条修一役)
- 『青春大統領』(江崎実生監督、1966年4月27日公開、日活、峰岡鷹志役)
- 『夜霧の慕情』(松尾昭典監督、1966年6月1日公開、日活、堀部良郎役)
- 『夜のバラを消せ』(舛田利雄監督、1966年7月9日公開、日活、徳川新六役)
- 『帰らざる波止場』(舛田利雄監督、1966年8月13日公開、日活、津田史郎役)
- 『栄光への挑戦』(舛田利雄監督、1966年10月8日公開、日活、宗吾郎役)
- 『逃亡列車』(江崎実生監督、1966年12月24日公開、日活、有坂大作役)
- 『夜霧よ今夜も有難う』(江崎実生監督、1967年3月11日公開、日活、相良徹役)
- 『嵐来たり去る』(舛田利雄監督、1967年5月3日公開、日活、富坂の英五郎役)
- 『波止場の鷹』(西村昭五郎監督、1967年8月12日公開、日活、久須見健一役)
- 『東京の田舎っぺ』(千野皓司監督、1967年8月12日公開、日活、声のみ)
- 『君は恋人』(齋藤武市監督、1967年11月3日公開、日活、石崎監督役)
- 『黄金の野郎ども』(江崎実生監督、1967年12月23日公開、日活、立原英次役)
- 『遊侠三国志・鉄火の花道』(松尾昭典監督、1968年1月13日公開、日活、小村伸次郎役)
- 『黒部の太陽』(熊井啓監督、1968年2月17日公開、日活、岩岡役)
- 『昭和のいのち』(舛田利雄監督、1968年6月22日公開、日活、日下真介役)
- 『忘れるものか』(松尾昭典監督、1968年12月28日公開、日活、岡部司郎役)
- 『風林火山』(稲垣浩監督、1969年3月1日公開、東宝、上杉謙信役)
- 『栄光への5000キロ』(蔵原惟繕監督、1969年7月15日公開、松竹、五代高之役)
- 『人斬り』(五社英雄監督、1969年8月9日公開、大映、坂本竜馬役)
- 『嵐の勇者たち』(舛田利雄監督、1969年12月31日公開、日活、島地陶介役)
- 『富士山頂』(村野鐵太郎監督、1970年2月28日公開、日活、梅原悟郎役)
- 『待ち伏せ』(稲垣浩監督、1970年3月21日公開、東宝、弥太郎役)
- 『ある兵士の賭け』(キース・ラーセン/千野皓司/白井伸明監督、1970年6月6日公開、松竹、北林宏役)
- 『スパルタ教育くたばれ親父』(舛田利雄監督、1970年8月12日公開、ダイニチ、田上悠三役)
- 『戦争と人間(1部)』 (山本薩夫監督、1970年8月1日公開、ダイニチ、篠崎書記官役)
- 『男の世界』(長谷部安春監督、1971年1月13日公開、ダイニチ、紺野忠夫役)
- 『甦える大地』(中村登監督、1971年2月26日公開、松竹、植松一也役)
- 『影狩り』(舛田利雄監督、1972年6月10日公開、東宝、十兵衛役)
- 『影狩り・ほえろ大砲』(舛田利雄監督、1972年10月10日公開、東宝、室戸十兵衛役)
- 『反逆の報酬』(澤田幸弘監督、1973年2月17日公開、東宝、沖田徹男役)
- 『凍河』(斎藤耕一監督、1976年4月24日公開、松竹、竜野一郎役)
- 『わが青春のアルカディア』(勝間田具治監督、1982年7月28日公開、東映、(声)ファントム・F・ハーロックI世役)
- 『アゲイン』(1984年、新撮部分への出演なし)
- 『零戦燃ゆ』(舛田利雄監督、1984年8月11日公開、東宝、主題歌のみ)
テレビドラマ[編集]
- 『ダイヤル110番』(1958年、日本テレビ)
- 『小さき闘い』(1964年、フジテレビ)
- 『結婚について・祝婚』(1965年、TBSテレビ)
- 『黒部の太陽』(1969年、日本テレビ)
- 『太陽にほえろ!』(1972年7月-1981年5月、1981年12月-1986年6月、1986年11月、日本テレビ)- 藤堂俊介・捜査第一係長(通称・ボス)
- 『座頭市物語』(1974年、フジテレビ)
- 『痛快!河内山宗俊』(1975年、フジテレビ)
- 『新・座頭市』(1976年、フジテレビ)
- 『大都会』シリーズ(日本テレビ)
- 『大都会 闘いの日々』(1976年1月-9月)- 滝川竜太
- 『大都会 PARTII』(1977年4月-1978年3月)- 宗方悟郎
- 『大都会 PARTIII』(1978年9月-1979年9月)- 宗方悟郎
- 『浮浪雲』第二十回(1978年9月、テレビ朝日)- は組の頭岩吉
- 『西部警察』シリーズ(テレビ朝日)- 木暮謙三
- 『西部警察 PART-I』(1979年10月-1982年4月)
- 『西部警察 PART-II』(1982年5月 - 1983年3月)
- 『西部警察 PART-III』(1983年4月 - 1984年10月)
- 『木曜ゴールデンドラマ 俺たちの明日〜坂本竜馬、中岡慎太郎!!幕末に散った壮絶な青春〜』(1980年、日本テレビ)
- 『ゴリラ・警視庁捜査第8班』(1989年、テレビ朝日)- 小暮警視(第1話にて遺影で登場)
テレビ・ラジオ[編集]
レギュラー番組[編集]
- 『石原裕次郎アワー』(1957年-1959年、文化放送)
- 『裕次郎アワー 今晩は裕次郎です』(1963年-1964年日本テレビ)
- 『すてきな仲間』(1966年NET)
- 『ラジオ広場 やあ!裕次郎です』(1982年、ニッポン放送)
- 『THE YUJIRO』(2003年-ミュージックバード)
- 『石原裕次郎チャンネル』(有線ラジオ放送)
ラジオドラマ[編集]
CM[編集]
※放映されなかったCMであり、死去直後に『幻のCM』として放送されたほかDVD「生誕80周年記念 石原裕次郎 松竹梅CM集」に収録。
大会出場[編集]
- 大島ヨットレース(1959年・1963年)
- トランス・パシフィック・レース(1965年・1973年・1975年)
- アドミラルズ・カップ・レース(1977年)
- パンナム・クリッパーカップ・ヨットレース(1982年)
- インビテーショナル・ゴルフ大会-途中ホールアウト(1986年)
- 石原裕次郎メモリアルヨットレース(死後)
パチンコ[編集]
歌手活動[編集]
詳細は「石原裕次郎の作品」、「石原裕次郎のアルバム一覧」、「石原裕次郎のシングル一覧」を参照
書籍[編集]
写真集[編集]
出版[編集]
連載[編集]
演じた俳優[編集]
- フジテレビ『人間ドキュメント・石原裕次郎物語』(1993年7月23日放送)での配役
- テレビ朝日『弟』(2004年11月17日 - 21日放送)での配役
- NHK BSプレミアム『裕次郎は死なない〜心に刻まれた5つの物語〜』(2017年6月17日放送)での配役
脚注[編集]