西郷隆盛
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西郷 隆盛(さいごう たかもり、文政10年12月7日〈1828年1月23日〉 - 明治10年〈1877年〉9月24日)とは、薩摩藩出身の軍人、政治家及び武士である。1872年から1873年の大日本帝国陸軍大将であり、近代日本陸軍初の元帥でもあった。
喫煙者であったが、下戸だったとの逸話も残る。身長約180cm体重約116kgと、今でも大柄な体格であったと言われている。肖像画や、上野公園の銅像が有名だが、本当の顔と違うとよく言われており、実際の肖像画などは存在しない。[1]
肥満体であったため、ドイツ人医師ホフマンに治療を受けており、運動として、相撲や狩猟などを行なっていた。征韓論の支持者であり、明治六年政変で、政府を脱退したうちの1人である。日本史史上最後の内戦・西南戦争では、旧薩摩藩士族側の総大将として参加するが、敗北し、1877年9月24日城山籠城戦にて、別府晋介の介錯で死去。NHK大河ドラマ「西郷どん」や、司馬遼太郎「翔ぶが如く」などの題材とされている。
関連項目[編集]
西郷隆盛を主題とした作品[編集]
- 主な伝記
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- 内村鑑三 『Representative Men of Japan』、1894年(1908年改訂)(訳書『代表的日本人』、岩波文庫、1995年)
- 伊藤痴遊 『西郷南洲』、忠誠堂、1926-27年/ 平凡社「全集」、1929-31年
- 香春建一 『西郷とその徒』、大道社、1934年。
- 山田準 『南洲百話』、明徳出版社、1997年(新版)
- 葦津珍彦 『永遠の維新者』、葦書房、新版1981年。葦津事務所(選書)、2005年
- 平泉澄 『首丘の人・大西郷』、原書房、1985年。錦正社、2016年。各・新版
- 山口宗之 『西郷隆盛 シリーズ陽明学』、明徳出版社、1993年、新版2010年
- 江藤淳 『南洲残影』、文藝春秋、1998年、文春文庫、2001年
- 『南洲随想 その他』、文藝春秋、1998年。新編・文春学藝ライブラリー(文庫判)、2016年
- 桶谷秀昭 『草花の匂ふ国家』、文藝春秋、1999年
- 落合弘樹 『西郷隆盛と士族 幕末維新の個性4』、吉川弘文館、2005年
- 北康利 『西郷隆盛 命もいらず名もいらず』、ワック、2013年
- 家近良樹 『西郷隆盛 人を相手にせず、天を相手にせよ』 ミネルヴァ書房<日本評伝選>、2017年
- 先崎彰容 『未完の西郷隆盛 日本人はなぜ論じ続けるのか』 新潮選書、2017年
- 川道麟太郎 『西郷隆盛 手紙で読むその実像』 ちくま新書、2017年
- 河出書房新社編 『総特集 西郷隆盛 維新最大の謎』ムック本、2017年
- 小説
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- 大佛次郎 『天皇の世紀』、朝日新聞社 全10巻/文春文庫(新版)全12巻。未完作、北越戦争まで。
- 林房雄 『西郷隆盛』、徳間文庫 全12巻、1986年
- 海音寺潮五郎 『西郷隆盛』、角川文庫 全4巻、新版2017年[2]
- 司馬遼太郎 『翔ぶが如く』、文春文庫 全10巻、新版2002年。
- 安藤英男 『西郷隆盛』、学陽書房・人物文庫(新版)、1997年
- 勝部真長 『西郷隆盛』、PHP文庫 1996年
- 池波正太郎 『西郷隆盛』 角川文庫、新版2017年
- 津本陽 『巨眼の男 西郷隆盛』 新版・集英社文庫 全4巻、2012年
- 童門冬二 『小説 西郷隆盛』 学陽書房人物文庫、2010年
- 林真理子『西郷どん!』 KADOKAWA、2017年
- 藤咲あゆな『西郷隆盛 幕末 維新の巨人』 ポプラポケット文庫、2017年
- 『西郷隆盛-英雄と逆賊 歴史小説傑作選』 細谷正充編、PHP文芸文庫、2017年。作家5名の短編集
- 新潮社編 『英傑 西郷隆盛アンソロジー』 新潮文庫、2018年。作家6名の短編集
- 漫画
- 映画
- テレビドラマ
- テレビアニメ
- 歌謡曲
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- 三波のハンヤ節 西郷隆盛 (三波春夫)
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