梶ヶ谷貨物ターミナル駅

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梶ヶ谷貨物ターミナル駅
かじがやかもつターミナル
Kajigaya Kamotsu Terminal
梶ヶ谷貨タ
所属事業者日本貨物鉄道
路線武蔵野線(武蔵野南線)
前後駅鶴見 << 梶ヶ谷(タ) >> 府中本町
駅構造高架駅
開業1976年昭和51年)3月1日
所在地神奈川県川崎市宮前区梶ケ谷140
電報略号ケヤ
備考貨物専用駅
鶴見と当駅の間に新鶴見信号場あり。

梶ヶ谷貨物ターミナル駅(かじがやかもつターミナルえき)とは、神奈川県川崎市宮前区にある、日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅

乗り入れ路線[編集]

概要[編集]

川崎内陸部工場地域の貨物利用、多摩田園都市港北ニュータウンなど周辺地域の人口を背景とする消費物資の到着が期待できることから、明かり区間に設置された貨物の拠点駅。開業により、南武線稲城長沼駅武蔵溝ノ口駅の貨物取扱業務が当駅に集約された。尻手黒川道路を介して東名高速道路第三京浜道路国道246号(厚木街道)に近く、これらの幹線道路によって東京都南西部をも駅の勢力圏内とできることから、山手線恵比寿駅渋谷駅の貨物取扱も当駅に集約された。

駅構造[編集]

築堤上にある1面2線のコンテナホーム高架駅で構成されており、トンネルとトンネルの間の短い地上区間に設置されている。

ホーム[編集]

東側約300メートルのみ使用されている。駅構内のホーム付近は、南側から上下本線、着発線4本、仕分け線4本、荷役線、ホーム、荷役線、仕分け線3本の順。荷役線と着発線は、府中本町駅方面へ伸びる引上げ線で繋がっており、生田トンネル内にまで伸びている。駅業務は、神奈川臨海鉄道が受託している。

駅舎の上には国鉄JRのコンテナを模した看板が掲げられている。国鉄時代、この看板は帯を巻いたC20形コンテナのようなデザインだった。

主に取り扱う貨物の種類[編集]

特殊な貨物[編集]

クリーンかわさき号[編集]

川崎市の生活廃棄物輸送の発駅で、1日1往復(休日と正月三が日運休)の専用列車「クリーンかわさき号」が、神奈川臨海鉄道浮島線末広町駅まで運行されている。列車番号は、下り(川崎貨物→梶ヶ谷タ)が153列車、上り(梶ヶ谷タ→川崎貨物)が152列車

1995年10月から運行している。市北部地域の住宅地で発生した生活廃棄物は専用コンテナに積み込まれ、川崎区浮島町にある浮島処理センターまで運ばれる。粗大ごみ・一般ごみ・資源ごみ・焼却灰を川崎市の私有コンテナやJR貨物のコンテナで輸送する。なお、このような家庭ごみを運ぶ列車は、この列車のみである[1]2013年9月、新造した専用コンテナ(UM8A-9000)を使った資源ゴミ(プラスチック製容器包装)の輸送を開始した。

従来はトラック輸送から貨物列車に置き換えることで、大気汚染・地球温暖化・道路渋滞といった環境負荷の軽減を図っている。

新潟県中越沖地震柏崎市のごみ処理施設が被災した際は、南長岡駅から当駅を経由し処理施設のある浮島までの貨物輸送を行った実績もある[1]

残土輸送[編集]

当駅の直下でリニア中央新幹線の第一首都圏トンネルが交差し、付近に保守用車留置施設と非常口が設置される予定[1]2017年5月26日から、リニア中央新幹線梶ヶ谷非常口及び資材搬入口新設工事によって発生した廃土を、当駅から扇町駅を経て川崎臨海部の三井埠頭までの間を、武蔵野南線南武線(尻手短絡線・浜川崎支線)・鶴見線本線・三井埠頭専用線経由で運ぶ専用貨物列車の運行が始まった。これには「クリーンかわさき号」の運行実績と、JR貨物が推し進めている静脈輸送の好評が背景にある[2]

駅周辺[編集]

歴史[編集]

所在地[編集]

  • 神奈川県川崎市宮前区梶ケ谷140

隣の駅[編集]

武蔵野線(武蔵野南線)
鶴見駅←(新鶴見信号場)←梶ヶ谷貨物ターミナル駅府中本町駅

脚注[編集]

武蔵野線(貨物線)の駅一覧
武蔵野南線(貨物線) 鶴見 - (新鶴見信号場) - (貨)梶ヶ谷貨物ターミナル - 府中本町
国立支線(貨物線) 新小平 - 国立
大宮支線(貨物線) 西浦和 - (武蔵浦和 - )(別所信号場) - 与野
北小金支線(貨物線) 南流山 - 北小金
馬橋支線(貨物線) 南流山 - 馬橋