国後島

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国後島(くなしりとう、Кунашир)とは、北方領土のひとつである。島の面積は1498.56平方キロメートル。

概要[編集]

ロシアが実効支配している極東の島でクナシル(Кунашир)と呼ばれている。

知床半島の東に浮かぶ島で、北部は最高峰の爺爺岳(標高は1833メートル)などの山地で、南部は沼地や湿原が多い。島名はアイヌ語で「キナ・シリ」で「草の島」という意味である。また、東沸の海岸にアイヌ語でキナシリと呼ばれる大岩があり、これによると言われている。マオリ語の「ク・ヌイ・チ・リ」の転化とし、「衝立(防波堤)のように置かれた非常に静かな島」との解釈もある。

原始時代を思わせるようにエゾマツトドマツなどの大原生林に覆われ、キナシリ、キナシル、クナシルなどと呼ばれていたが、ロシア名でもクナシリ島と言われている。

地理[編集]

現在の中心、古釜布地区を基準とした各都市・集落への直線距離は以下の通り。

周辺の主要都市および距離
樺太コルサコフ(380km)
知床岬(54km)
択捉紗那(210km)
択捉留別(190km)
札幌(380km)
北見(160km)
羅臼(53km)
国後島 色丹斜古丹(80km)
帯広(250km)
釧路(170km)
標津(71km)
落石(100km)
根室(80km)
歯舞多楽島(60km)


旧跡等[編集]

交通[編集]

  • メンデレーエフ空港(Аэропорт Менделеево)
  • 最寄り駅は根室駅。かつては根室標津駅が最寄であったが、廃止されている。

関連項目[編集]