国後島
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国後島(くなしりとう、Кунашир)とは、北方領土のひとつである。島の面積は1498.56平方キロメートル。
概要[編集]
ロシアが実効支配している極東の島でクナシル(Кунашир)と呼ばれている。
知床半島の東に浮かぶ島で、北部は最高峰の爺爺岳(標高は1833メートル)などの山地で、南部は沼地や湿原が多い。島名はアイヌ語で「キナ・シリ」で「草の島」という意味である。また、東沸の海岸にアイヌ語でキナシリと呼ばれる大岩があり、これによると言われている。マオリ語の「ク・ヌイ・チ・リ」の転化とし、「衝立(防波堤)のように置かれた非常に静かな島」との解釈もある。
原始時代を思わせるようにエゾマツ、トドマツなどの大原生林に覆われ、キナシリ、キナシル、クナシルなどと呼ばれていたが、ロシア名でもクナシリ島と言われている。
地理[編集]
現在の中心、古釜布地区を基準とした各都市・集落への直線距離は以下の通り。