小笠原諸島
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小笠原諸島(おがさわらしょとう)とは、太平洋の北西部、伊豆諸島とマリアナ諸島の間に位置する日本領の諸島である。
概要[編集]
行政区分は全域が東京都小笠原村に属する。日本最東端の南鳥島や日本最南端の沖ノ鳥島も含まれるが、人が定住しているのは父島と母島だけである。
交通[編集]
空港はなく、現在でも船しか訪問手段がない。
生物相[編集]
多くの固有種が生息しており、東洋のガラパゴスとも呼ばれ、世界自然遺産に登録されている。
気候[編集]
亜熱帯から熱帯であり、冬の平均気温は18℃前後、夏の平均気温は28℃前後である。梅雨はないが、6月から10月には台風がしばしば接近する。
歴史[編集]
第二次世界大戦後、アメリカ軍の統治下におかれたが、1968年に返還されている。
メディア[編集]
1984年のNHK衛星放送開始まで、大東諸島と共に、まともに受信できる日本の放送はNHKワールド・ラジオ日本とラジオたんぱといった短波放送のみであった。
1990年代に衛星を利用してNHKと在京民放5局の放送が受信できるようになったが、地上波デジタルテレビ放送は中継局を設けず、NHKと在京民放の八丈中継局での受信映像を光ファイバーケーブルで小笠原に送り、諸島内は村営のCATVを通じて視聴する方法となる。
ラジオは2013年にNHKのみFMで送信する中継局が設けられた。他の放送局はラジオチューナーでの受信は不可能でradikoでの受信が不可欠だが、TOKYO FMは防災行政無線を利用した聴取が可能である。