沖ノ鳥島
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沖ノ鳥島(おきのとりしま)は、東京都小笠原村に属する、日本最南端の島。無人島。
満潮時には「北小島」「東小島」の2つの島だけが海面上に残る。
海面上昇と浸食によって消滅の危険があるため、日本政府は2つの島の周りにコンクリート製の防波堤を設置し、東小島は上をチタン製防護ネットで覆ってある。その工事費用は285億円。近年は消波ブロックを設置したことで砂が堆積し始めており10年後ぐらいにはその問題も消滅する可能性がある。
伊豆七島の南にある小笠原諸島のさらに南1000キロほど下った太平洋上にある島である。
住所[編集]
- 北小島
- 東京都小笠原村沖ノ鳥島1番地
- 東小島
- 東京都小笠原村沖ノ鳥島2番地
位置[編集]
北緯20度25分、東経136度05分。
中国の主張・調査活動[編集]
中国はこの島を「島」ではなく、排他的経済水域(EEZ)をもたない「岩」だと主張し、中国が海洋調査船による調査を度々行っている。
もし沖ノ鳥島が排他的経済水域を持たなければ、日本の国土と同じくらいの面積の排他的経済水域が失われるという。