高潮
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高潮(たかしお)とは、台風や発達した低気圧の接近に伴い、気圧が下がって海面が吸い上げられる効果と、強風で海水が岸に吹き寄せられる効果により潮位が上昇する現象のことである。
概要[編集]
潮位は、天文潮と気象潮との和で表される。干満の差が大きくなる大潮の満潮時間帯 (天文潮)と気象によって潮位が高くなる条件(気象潮)が重なると、海面がさらに上昇しやすくなる。この波が海岸堤防を越えると低地では一気に浸水が広がることになる。1959年9月26日の伊勢湾台風では、愛知県名古屋市、三重県桑名市などで高潮が発生し、死者や行方不明者は5000人以上、住宅15万戸超が全半壊、流出する大惨事となった。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 高潮防災のために - 国土交通省
- 高潮 - 気象庁
- 高潮と潮汐 - 気象庁
- 台風に伴う高潮 - 気象庁
- 高潮による災害 - 気象庁
- 避難の心得(高潮編) トクする!防災 - 日本気象協会
- “災害について学ぼう 5. 高潮”. 防災科学技術研究所. 2010年8月29日時点のオリジナル(リンク切れ)よりアーカイブ。2018年8月12日確認。
- 『高潮』 - コトバンク
- 『吹き寄せ効果』 - コトバンク