ロス島(ろすとう)とは、東南極の沿岸、ロス海にある島。南側はロス棚氷に面する。南極で最も早く探検された土地の一つ。
面積は約2300km2で、沖縄県とほぼ同じ。周囲は年中氷結しているが、砕氷船を用いれば比較的接岸は簡単。島西武にあるエレバス山は標高3794m世界で最も南にある活火山。他にも東部に標高3230mのテラー山があるなど、面積の割に高山が多いといえる。全体には眼鏡のような形をしているが、北と南に半島が突き出していて、南側のハットポイント半島にはマクマード基地やスコット基地がある。