児玉清
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児玉 清(こだま きよし、1933年12月26日 - 2011年5月16日)は、日本の俳優、タレント、司会者、作家。妻は元女優の北川町子。長男は元タレント、児玉清事務所代表取締役兼事務用品の販売・卸会社の株式会社チカダ代表取締役社長の北川大祐。
プロフィール[編集]
概要[編集]
本名は北川 清(きたがわ きよし)。出生名・旧芸名は小玉 清(こだま きよし)。
東京都立工芸高等学校を経て、学習院大学文学部ドイツ文学科卒業。
東宝ニューフェイス第13期、東宝、フリーを経て元児玉清事務所代表取締役、事務用品の販売・卸会社の株式会社チカダ元専務取締役。
主な出演作品は『ありがとう』シリーズ、『花は花よめ』、『黄金の日日』、『武田信玄』、『HERO』、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』、『龍馬伝』、『悪い奴ほどよく眠る』、『HERO』、『東リクイズ・イエス・ノー』、『パネルクイズ アタック25』、『週刊ブックレビュー』、『テレフォン人生相談』など。
人物[編集]
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出演[編集]
映画[編集]
- 隠し砦の三悪人(1958年12月28日、東宝)
- 侍とお姐ちゃん(1960年1月9日、東宝)
- 非情都市(1960年2月21日、東宝)
- 黒い画集 あるサラリーマンの証言(1960年3月13日、東宝) - 森下 役
- サラリーマン出世太閤記 花婿部長No.1(1960年3月29日、東宝)
- 電送人間(1960年4月10日、東宝)-序盤に最初の殺人と遭遇するスリラーショーの客(白いジャンパーの青年で台詞もある) ※ノンクレジット
- 恐妻党総裁に栄光あれ(1960年5月10日、東宝)
- 青い野獣(1960年6月26日、東宝)
- 夜の流れ(1960年7月12日、東宝)
- 悪い奴ほどよく眠る(1960年9月15日、東宝) - 新聞記者 役
- ああ女難(1960年12月6日、東宝)
- サラリーマン忠臣蔵(1960年12月25日、東宝) - 岡野欣哉 役
- 南の風と波(1961年2月14日、東宝)
- 続サラリーマン忠臣蔵(1961年2月25日、東宝)
- 別れて生きるときも(1961年4月4日、東宝)
- 金づくり無法時代(1961年5月9日、東京映画)
- 黒い画集 ある遭難(1961年6月17日、東宝)
- 守屋浩の三度笠シリーズ 泣きとうござんす(1961年7月23日、東宝)
- 守屋浩の三度笠シリーズ 有難や三度笠(1961年8月6日、東宝)
- アッちゃんのベビーギャング(1961年9月17日、東宝)
- B・G物語 二十才の設計(1961年10月29日、東宝)
- ガンバー課長(1961年12月17日、東宝)
- サラリーマン清水港(1962年1月3日、東宝)
- その場所に女ありて(1962年1月28日、東宝)
- はぐれ念仏 喜まんだら(1962年2月24日、東宝)
- 続・サラリーマン清水港(1962年3月7日、東宝)
- 愛のうず潮(1962年5月22日、東宝)
- ニッポン無責任時代(1962年7月29日、東宝)※ノンクレジット(エキストラ出演)[1]
- 僕たちの失敗(1962年9月1日、東宝)
- 早乙女家の娘たち(1962年9月8日、東宝)
- 箱根山(1962年9月15日、東宝)
- 地方記者(1962年10月13日、東宝)
- 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962年11月3日、東宝)
- サラリーマン無鉄砲一家(1963年2月8日、東宝)
- 妻という名の女たち(1963年5月22日、東宝)
- 秘剣(1963年8月31日、東宝)
- 国際秘密警察 指令第八号(1963年8月31日、東宝)
- 女の歴史(1963年11月16日、東宝)
- 今日もわれ大空にあり(1964年2月29日、東宝)
- ただいま診察中(1964年5月30日、東宝)
- 裸の重役 (1964年7月1日、東宝)
- 団地・七つの大罪(1964年12月9日、宝塚映画)
- 太平洋奇跡の作戦 キスカ(1964年12月19日、東宝)-気象情報の専門将校
- 戦場にながれる歌(1965年8月13日、東宝)
- 馬鹿と鋏(1965年12月5日、東宝)
- 女は幾万ありとても(1966年2月12日、東宝)
- 日本のいちばん長い日(1967年8月3日、東宝)
- 日本海大海戦(1969年8月1日、東宝)
- 妖婆(1976年10月16日、松竹)
- ザ・ラストUボート(1993年、日独米墺合作)
- HERO(2007年、東宝) - 鍋島利光 役
- 図書館戦争シリーズ(東宝) - 稲嶺和市 役(写真出演)
- 図書館戦争(2013年)
- 図書館戦争-THE LAST MISSION-(2015年)
テレビドラマ[編集]
- 義経くん奮戦記(1964年、TBS)
- 青春とはなんだ(1965年 - 1966年、日本テレビ) - 松井勝子の兄 役
- ライオン奥様劇場 こころ妻(1966年、フジテレビ)
- 新・三等重役(1966年、日本テレビ)
- あじさいの歌(1966年、日本テレビ)
- 東芝日曜劇場「女と味噌汁 その5」(1966年、TBS) - 小川正二 役
- ライオン奥様劇場 妻の座(1966年、フジテレビ)
- 宝塚映画シリーズ 楽天夫人(1967年、フジテレビ)
- これが青春だ 第30話「美人投票」(1967年7月9日、日本テレビ)
- 霧の旗(1967年、NET)
- 三匹の侍 第6シリーズ 第11話「あゝ武士道」(1968年、フジテレビ) - 伊場平六 役
- 春よこい(1969年、TBS)
- 見合い恋愛(1969年、日本テレビ) - 天ぷら・しのはら店主/長女婿役
- 水曜劇場 甘柿しぶ柿つるし柿(1969年 - 1970年、TBS)
- ありがとう 第1シリーズ(1970年、TBS) - 杉本公一 役
- こどもが帰ったあとからは(1970年、TBS)
- 花は花よめ 第1シリーズ(1970年 - 1971年、日本テレビ) - 清水達郎 役
- 肝っ玉かあさん 第3シリーズ(1971年 - 1972年、TBS) - 市丸民三 役
- ありがとう 第2シリーズ(1972年 - 1973年、TBS) - 十 龍之介(つなし たつのすけ)役
- 花は花よめ 第2シリーズ(1972年 - 1973年、日本テレビ)
- ありがとう 第3シリーズ(1973年 - 1974年、TBS) - 木下 三三九(さんさく)役
- 東芝日曜劇場 霧のサンフランシスコ(1974年、TBS)
- おんな家族(1974年、TBS)
- 夏の家族(1974年、フジテレビ) - 庄田峻介 役
- 花は花よめ 第3シリーズ(1974年-1975年、日本テレビ)
- 女の小箱(1975年、よみうりテレビ)
- 結婚前夜シリーズ・姉妹(1976年、TBS)
- 女の家庭(1978年、フジテレビ) - チーフパーサー佐竹 役
- 白い巨塔(1978年、フジテレビ) - 関口仁 役
- 大河ドラマ(NHK)
- 東芝日曜劇場 松本清張おんなシリーズ・記憶(1978年、TBS) - 野上和也 役
- 沿線地図(1979年、TBS) - 松本誠治 役
- 熱い秋(1980年、TBS) - 加納信之 役
- 想い出づくり。(1981年、TBS) - 吉川武志 役
- 嫁がず、出もどり、小姑(1981年 - 1982年、フジテレビ) - 古山雄大 役
- 親と子の誤算(1982年、TBS) - 真淵清志 役
- 武蔵坊弁慶(1986年、NHK) - 富樫家経 役
- 木曜ゴールデンドラマ ガラスの中の幸福(1986年、よみうりテレビ)
- ドラマ女の手記「愛は死線を越えて」(1987年、テレビ東京)
- ラストダンス(1990年、東海テレビ) - 佐平 役
- 素顔のままで(1992年、フジテレビ) - 香坂修造 役
- 連続テレビ小説(NHK)
- 銀行 男たちのサバイバル(1994年、NHK)
- つばさ(1994年、NHK) - 羽仁一機 役
- 大地の子(1995年、NHK) - 斎木吾郎 役
- 月曜ドラマスペシャル 戸隠伝説殺人事件(1995年、TBS)
- HERO(2001年、フジテレビ)- 鍋島利光 役
- 恋ノチカラ(2002年、フジテレビ) - 倉持堅 役
- 天体観測(2002年、関西テレビ)
- 美女か野獣(2003年、フジテレビ) - 桜木恭一郎 役
- ラストクリスマス(2004年、フジテレビ) - 澤口孝太郎 役
- 危険なアネキ(2005年、フジテレビ) - 田村伸一 役
- トップキャスター(2006年、フジテレビ) - 柴田勝俊 役
- HERO 特別編(2006年、フジテレビ) - 鍋島利光 役
- こんにちは、母さん(2007年、NHK) - 荻生直文 役
- ドリーム☆アゲイン(2007年、日本テレビ) - 田中 役
- 鹿男あをによし(2008年、フジテレビ) - 小治田史明 役
- コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2008年・2009年・2010年、フジテレビ) - 田所良昭 役
- ニュース速報は流れた(2009年、フジテレビワンツーネクスト) - 遠藤圭一 役
- HERO 第2シリーズ(2014年、フジテレビ) - 鍋島利光 役 ※Special thanks
- 図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ(2015年、TBS) - 稲嶺和市 役(写真出演)
舞台[編集]
- 女と味噌汁(1973年、明治座) - 太巻右吉 役
- サウンド・オブ・ミュージック(1982年、日生劇場) - トラップ大佐 役
劇場アニメ[編集]
- スチームボーイ(2004年、東宝) - ロバート・スチーブンスン 役[2]
ゲーム[編集]
- 富士通パソコンシステムズ「パネルクイズ アタック25」(1998年) - PlayStation版およびパソコン版のゲームソフト。児玉が映像と声で出演した。当時の出題者である相馬宏美も児玉と同様に映像と声で出演したほか、パッケージに児玉・相馬の写真が掲載されている。
- デジキューブ「パネルクイズ アタック25」(2002年) - PlayStation 2版。ゲーム内に登場する児玉はCGで、声は児玉本人によるもの。当時の出題者である沢木美佳子も児玉と同様にCGと声で出演したほか、パッケージに児玉・沢木の写真が掲載されている(バックはパネルボード)。
バラエティ・その他のテレビ番組[編集]
- テレビナイトショー(1969年、東海テレビ[3]) - 木曜放送分司会
- 朝のワイドショー ○○と90分(1970年、日本テレビ) - 司会
- クイズ・イエス・ノー(1974年 - 1975年、MBS) - 司会
- パネルクイズ アタック25(1975年 - 2011年、ABC) - 初代総合司会
- 土曜映画劇場(1975年 - 1977年、NET→テレビ朝日) - 4代目解説者
- 私は名探偵(1977年、テレビ朝日) - 司会
- 人工衛星クイズ(1984年、日本テレビ) - 司会
- TVムック・謎学の旅(1985年 - 1990年、日本テレビ) - ナビゲーター(準レギュラー)
- 週刊ブックレビュー(1993年 - 2011年、NHK-BS2→NHK BSプレミアム) - 司会
- そこが知りたい(1991年 - 1993年、TBS) - リポーター
- 仮面の告白(1992年 - 1993年、日本テレビ)
- びっくり法律旅行社→世界びっくり旅行社(2007年 - 2009年・2009年 - 2011年、NHK) - 「児玉トラベル」社長兼オーナー - 司会
- テレビでドイツ語(2008年・2009年・2010年、NHK教育)
- ワーズハウスへようこそ(2009年 - 2011年、日本テレビ) - 五十音文蔵 役
ラジオ[編集]
- テレフォン人生相談(2003年 - 2011年、ニッポン放送)
- 高嶋ひでたけの特ダネラジオ 夕焼けホットライン(2007年 - 2008年、ニッポン放送) - 金曜日レギュラーコメンテーター
- 朗読・藤沢周平傑作選(2009年 - 2011年、ニッポン放送)
- きょうも元気でわくわくラジオ「耳より生活情報 ブックコラム」(2007年、NHKラジオ第1)
- ラジオ深夜便 人生私流(2008年11月8日・9日、NHKラジオ第1)
- ラジオビタミン 児玉清の読み出したら止まらない(2008年 - 2011年、NHKラジオ第1、毎月第2週の金曜日)
広告[編集]
- 小林製薬
- 頭痛薬「ハッキリ」
- 肩こり薬「アンメルツ」
- アルインコ - 一時期『アタック25』の提供スポンサーであった。
- 東北電力
- トヨタ自動車、マークII(1980年)
- 日興證券(現:SMBC日興証券)(1987年) - 一時期『アタック25』の提供スポンサーであった。
- 大川荘(会津若松市・芦ノ牧温泉)(1991年 - 1992年)
- 救心製薬、救心(1993年 - 2001年)
- ニッサン石鹸(現:NSファーファ・ジャパン)(1995年) - 「清潔一筋、誠実一筋、ニッサン石鹸です」のナレーションで有名。『アタック25』の提供を一時期務めていた。
- サントリー、モルツ(1999年)
- 日本コカ・コーラ、大豆ノススメ(2005年) - 柳葉敏郎と共演
- 日本たばこ産業、ディライト・ファクトリー(2006年) - ナレーション
- パイオニア、楽ナビ(2006年)
- 日産自動車
その他[編集]
主な著書[編集]
- 寝ても覚めても本の虫 (新潮社、2001年、ISBN 4104495018 / 新潮文庫、2007年)
- たったひとつの贈りもの-わたしの切り絵のつくりかた(朝日出版社、2003年、ISBN 4255002495)
- 負けるのは美しく(集英社、2005年、ISBN 4087747743 / 集英社文庫、2008年)
- 児玉清の「あの作家に会いたい」-人と作品をめぐる25の対話 (PHP研究所、2009年、ISBN 978-4569770048)
- すべては今日から (新潮社、2012年、ISBN 978-4104495023 / 新潮文庫、2015年)
- 人生とは勇気-児玉清からあなたへラストメッセージ (集英社、2012年、ISBN 978-4087815092 / 集英社文庫、2014年)
- ひたすら面白い小説が読みたくて-文庫解説コレクション (中央公論新社、2013年、ISBN 978-4120044922 / 中公文庫、2017年)
解説[編集]
- 上橋菜穂子『神の守り人』(下、新潮文庫)
- 遠藤展子『父・藤沢周平との暮らし』(新潮文庫)
- 北方謙三『鬼哭の剣』(新潮社文庫)
- 北原亞以子『おひで』(新潮文庫)
- 城山三郎『そうか、もう君はいないのか』(新潮文庫)
- 玉岡かおる『天涯の船』(下、新潮文庫)
- 蜂谷涼『雪えくぼ』(新潮文庫)
- 宮部みゆき『孤宿の人』(下、新潮文庫)
- 宮本輝『天の夜曲』(新潮文庫)
- 山本一力『かんじき飛脚』(新潮文庫)
- 和田竜『忍びの国』(新潮文庫)
- 百田尚樹『永遠の0』(講談社文庫)
- ケン・フォレット『大聖堂―果てしなき物語』(全4巻、ソフトバンク文庫)
- 万城目学『鹿男あをによし』(幻冬舎文庫)
- アダム・ファウアー『数学的にありえない』(下、文春文庫)
- 有川浩『阪急電車』(新潮文庫)『図書館戦争』シリーズ(角川文庫)
- トム・クランシー『レインボー・シックス 4』 (新潮文庫)
- トム・クランシー『容赦なく〔下〕』(新潮文庫)
- 爆笑問題 『爆笑問題の「文学のススメ」』(対談コラム)(新潮文庫)
- 蓮見圭一『かなしぃ。』(新潮文庫)