2021年の日本シリーズ

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2021年の日本選手権シリーズは、2021年(令和3年)11月20日から11月27日まで行われた東京ヤクルトスワローズ(以下、ヤクルト)とオリックス・バファローズ(以下、オリックス)による第72回日本選手権シリーズ(72nd Nippon Series)である。

ヤクルトが4勝2敗で勝利し、20年ぶり6度目の日本一となった。

ヤクルト日本一により記録された事項[編集]

  • 過去ヤクルトとオリックス(前身の阪急・傍系球団の近鉄を含む)との対戦は全てヤクルトが勝利していたが、今回もヤクルトの勝利に終わった。なお、この連勝記録は次年度に途絶えた。
  • セ・リーグ球団が日本一となったのは2012年の日本シリーズ読売ジャイアンツ以来9年ぶりであり、令和では初。パ・リーグ代表チームによる日本シリーズ連覇が8年で終わることともなった[注 1]
  • 前年のソフトバンク日本一により、パ・リーグ36勝セ・リーグ35勝と70年ぶりにパ・リーグが勝ち越していたが、ヤクルトの日本一により再び36勝36敗のタイとなった。
  • 1960年代から2010年代までの同年代の西暦下1桁の0年と1年の2年連続で同じリーグが日本一となっていたが、2020年代は1950年代以来から70年代ぶりに同年代の西暦下1桁の0年と1年で日本一のリーグが異なっていることとなった[注 2]
  • 「パ・リーグ球団は丑年には日本一になれず王手もかけられない」というジンクスが引き続き継続することになった[注 3]
  • 「チーム名が「バファローズ」のプロ野球球団は日本一になれない」というジンクスが、解散まで一度も日本一を経験していない旧近鉄から引き続き継続。これも、次年度に途絶えた。
  • 前年最下位チームの日本一は1960年の大洋以来、2チーム目。1960年の大洋も前年(1959年)までパ・リーグが4連覇中であり、前年の優勝チームはソフトバンクの前々身の南海ということで、前年最下位チームの日本一に関して「セ・リーグチーム、前年までパ・リーグが連覇中、前年優勝チームはホークス」という共通項ができた。
  • オリックスも前年最下位で前年最下位チーム同士の日本シリーズ対戦は初。かつ、両チームとも常時ホームゲームを生中継する地上波民放局を2021年時点で持たない共通点があった。
  • ヤクルトは6度の日本一の内、パ・リーグ球団の日本一連覇を止めたのが3度目。1978年は前年まで阪急が3連覇中、1993年は前年まで西武が3連覇中、今回は前年までソフトバンクが4連覇中だった。前2回は直接対決で阻止。今回はソフトバンクが4位でCS進出すら出来ず直接対決ではなかった。
  • 第6戦の試合終了が23時5分、日本一決定時刻では2010年の23時7分に次ぐ2番目の遅さだった。
  • 日本シリーズの優勝決定球場が本来の出場チームの専用球場以外での決定は1951年のフランチャイズ制導入以降では1978年の後楽園[注 4]、1979年の大阪[注 5]に次いで3度目だったが、どこの球団の専用球場でもない球場での優勝決定は今回のほっともっとフィールド神戸が初の事例となった[注 6][注 7][注 8]

テレビ・ラジオ放送およびネット配信[編集]

日本シリーズはレギュラーシーズンとは異なり、(一社)日本野球機構管轄のため、あらかじめ放送権を指定されている。なお雨天順延の場合でも各戦のテレビ中継もスライドとなる。

テレビ放送[編集]

第1戦(11月20日)
第2戦(11月21日)
第3戦(11月23日)
第4戦(11月24日)
  • フジテレビ系列(制作著作:フジテレビ)≪地上波≫[1][2]
    • 放送時間 18:00 - 20:59(5分延長)
  • NHK BS1≪BS≫[4]
    • 放送時間 17:45 - 21:15(34分早終了)
  • フジテレビONE≪有料CS≫[5]
    • 放送時間:18:00 - 21:08
第5戦(11月25日)
  • フジテレビ系列(制作著作:フジテレビ)≪地上波≫[1]
    • 放送時間 18:00 - 21:29(35分延長)
  • NHK BS1≪BS≫[4]
    • 放送時間 17:50 - 21:40(9分早終了)
  • フジテレビONE≪有料CS≫[5]
    • 放送時間:18:00 - 21:34
第6戦(11月27日)
打ち切りとなった試合
  • 第7戦(11月28日)が開催されていた場合には、フジテレビ系列≪地上波≫・NHK BS1≪BS≫・フジテレビONE≪有料CS≫で放送予定だった。

今大会の視聴率[編集]

  • 今大会のテレビ中継における平均視聴率については以下の通り[17][18][19][20][21][22][23]
    • 関東地区(ビデオリサーチ調べ、関東地区・リアルタイム)
      • 第1戦:世帯:8.6%、個人:5.1%(フジテレビ)
      • 第2戦・前半(18:00 - 18:50):世帯:4.9%、個人:3.0%(テレビ東京)
      • 同・後半(19:00 - 21:10):世帯:7.3%、個人:4.4%(テレビ東京)
      • 第3戦:世帯:9.3%、個人:5.6%(テレビ朝日)
      • 第4戦:世帯:7.2%、個人:4.1%(フジテレビ)
      • 第5戦:世帯:8.1%、個人:4.7%(フジテレビ)
    • 関西地区(ビデオリサーチ調べ、関西地区・世帯・リアルタイム)
      • 第1戦:世帯:12.2%、個人:7.0%(関西テレビ)
      • 第2戦・前半(18:00 - 18:50):世帯:6.5%、個人:3.5%(テレビ大阪)
      • 同・後半(19:00 - 21:10):世帯:8.4%、個人:4.8%(テレビ大阪)
      • 第3戦:世帯:12.5%、個人:7.7%(朝日放送テレビ)
      • 第4戦:世帯:11.2%、個人:6.0%(関西テレビ)
      • 第5戦:世帯:12.5%、個人:7.5%(関西テレビ)

テレビ中継の実況アナウンサー・解説者・リポーター[編集]

試合 放送局(制作局) ゲスト解説 解説 実況(所属局) リポーター(所属局)
第1戦 フジテレビ系列
≪地上波≫
松坂大輔西武[注 9] 田尾安志
片岡篤史[注 10]
石田一洋(関西テレビ) 若田部克彦(関西テレビ・オリックスサイド)
谷岡慎一(フジテレビ・ヤクルトサイド)
NHK BS1
≪BS≫
宮本慎也
藤川球児
竹林宏
G-Media出向)
清水敬亮
北嶋右京
(いずれもNHK大阪放送局
フジテレビONE
≪有料CS≫
大矢明彦 立本信吾(フジテレビ)
第2戦 テレビ東京系列
≪地上波≫
福留孝介中日
松坂大輔(西武)
中畑清
里崎智也[注 11]
植草朋樹(テレビ東京) 植草結樹(テレビ大阪・オリックスサイド)
島田弘久(テレビ東京・ヤクルトサイド)
NHK BS1
≪BS≫
和田一浩 伊藤慶太(NHK大阪) 清水敬亮
北嶋右京
(いずれもNHK大阪放送局)
第3戦 テレビ朝日系列
≪地上波≫
松坂大輔(西武) 古田敦也
前田智徳
清水俊輔(テレビ朝日) 大西洋平(テレビ朝日・ヤクルトサイド)
三上大樹(テレビ朝日・オリックスサイド)
NHK BS1
≪BS≫
梨田昌孝
田中賢介
宮田貴行NHK放送センター 清水敬亮
北嶋右京
(いずれもNHK大阪放送局)
テレ朝チャンネル2
≪有料CS≫
地上波との同時ネットで放送。
第4戦 フジテレビ系列
≪地上波≫
千賀滉大
ソフトバンク
立浪和義[注 12]
真中満
中村光宏(フジテレビ) 黒瀬翔生(フジテレビ・ヤクルトサイド)
石田一洋(関西テレビ・オリックスサイド)
NHK BS1
≪BS≫
大野豊
小早川毅彦
渡辺憲司NHK福岡 清水敬亮
北嶋右京
(いずれもNHK大阪放送局)
フジテレビONE
≪有料CS≫
斎藤雅樹 田淵裕章(フジテレビ)
第5戦 フジテレビ系列
≪地上波≫
元木大介
巨人ヘッドコーチ)
古田敦也 竹下陽平(フジテレビ) 立本信吾(フジテレビ・ヤクルトサイド)
石田一洋(関西テレビ・オリックスサイド)
NHK BS1
≪BS≫
和田一浩
藤川球児
塚本貴之(NHK放送センター) 清水敬亮
北嶋右京
(いずれもNHK大阪放送局)
フジテレビONE
≪有料CS≫
真中満 谷岡慎一(フジテレビ)
第6戦 TBSテレビ系列
≪地上波≫
糸井嘉男(阪神) 槙原寛己
新井貴浩
初田啓介(TBSテレビ) たむらけんじ(オリックスサイド)
磯山さやか(ヤクルトサイド)
近藤亨毎日放送
土井敏之(TBSテレビ)
NHK BS1
≪BS≫
小早川毅彦 坂梨哲士(NHK大阪) 清水敬亮
北嶋右京
(いずれもNHK大阪放送局)
TBSチャンネル2
≪有料CS≫
地上波と同内容で放送。

なお、非開催となった第7戦を放送する予定だった局は以下のとおり。

試合 放送局(制作局) ゲスト解説 解説 実況(所属局) リポーター(所属局)
第7戦 フジテレビ系列
≪地上波≫
鳥谷敬ロッテ[注 9] 田尾安志
片岡篤史
石田一洋(関西テレビ)
NHK BS1
≪BS≫
宮本慎也 冨坂和男(NHK放送センター)
フジテレビONE
≪有料CS≫
平松政次 中村光宏(フジテレビ)
備考[編集]
  • 西武の投手として現役を引退したばかりの松坂は、第1戦から第3戦まで、異なる系列で放送される地上波中継のゲスト解説に迎えられた。日本シリーズの地上波向けテレビ中継において、同じ人物が3試合連続で解説者として出演することや、その人物が出演した中継の制作局が3試合とも違うことは異例とされた[24]
  • 第2戦の地上波・テレビ東京系列の中継では、オリックスの地元局であるテレビ大阪が、制作協力扱いながら1982年の開局以来初めて日本シリーズ中継の制作に参加。同局の嘱託契約アナウンサー(2020年1月定年)でオリックス側のベンチリポーターを務めた植草結樹と、実況を担当した植草朋樹は実の兄弟(朝日放送のスポーツアナウンサーだった植草貞夫の子息で結樹が長男)で、日本シリーズでは2005年の第2戦(千葉マリンスタジアムでのロッテ対阪神戦)中継(テレビ東京系列制作分)以来2度目の「兄弟共演」に至った。
  • 第6戦の地上波・TBS系列の中継では、オリックスファンで関西地方在住の著名人を代表して、たむら(ファン歴14年)[注 13]をオリックス側に、ヤクルトファンの著名人を代表して磯山(ファン歴16年)[注 14]をヤクルト側の「応援リポーター」に起用。オリックスの地元局として制作に協力する毎日放送のスポーツアナウンサーで、関連会社のMBSラジオ詳細後述)が制作するオリックス主催試合中継で実況やベンチリポートを随時担当している近藤を2人のサポート役に配した[注 15]。また、TBSスポーツ公式Youtubeチャンネルでは関連企画として「日本シリーズ裏解説」(出演:レッド吉田里崎智也・竹内カンナ〈821〉・たむらけんじ・磯山さやか)を同時生配信し、TBSテレビの「S☆1 BASEBALL」公式Twitterとの連動企画で視聴者からの疑問・質問も紹介した。
  • NHK BS1の第1 - 6戦中継でベンチリポートを担当した清水・北嶋は、いずれもNHK大阪放送局に所属するスポーツアナウンサーで、5試合ともNHKラジオ第1放送分中継のベンチリポーターを兼務した(詳細後述)。

ラジオ放送[編集]

  • NHKラジオ第1は全試合を全国放送で中継(途中ニュース中断あり)。
  • 民放ラジオ局では、パ・リーグ(オリックス)側ホームゲームとセ・リーグ(ヤクルト)側ホームゲームの中継の制作を、NRN基幹局のニッポン放送文化放送と、オリックスの地元局であるMBSラジオ朝日放送ラジオ(2局ともNRN準基幹局でJRNとのクロスネット局)で以下のように分担。中日ドラゴンズ(セ・リーグ)の地元にあるNRNシングルネット局の東海ラジオや、JRNとのクロスネット局である西日本放送山口放送大分放送でもニッポン放送・朝日放送ラジオ制作分中継の同時ネットを実施した。
    • パ・リーグ側ホームゲーム(第1・第2戦を京セラドーム大阪、第6戦をほっともっとフィールド神戸で開催)
      • MBSラジオ:関西ローカル向けに制作(自社のみで放送)
      • ニッポン放送:関東ローカル向けに制作(MBSラジオからの制作協力で自社でのみ放送)
      • 朝日放送ラジオ:文化放送・NRN系列局への裏送り向けに中継を制作(「朝日放送ラジオ - 文化放送 - NRN」のパターンで放送)
    • セ・リーグ側ホームゲーム(第3 - 5戦を東京ドームで開催)
      • 文化放送:関東ローカル向けに制作(自社でのみ放送)
      • ニッポン放送:MBSラジオ・NRN系列局向けに制作(「ニッポン放送 - MBSラジオ - NRN」のパターンで放送)
  • MBSラジオは、毎日放送ラジオ・テレビ兼営体制の下で保有していたラジオ放送事業・免許やNRN/JRNへの加盟資格を2021年4月1日付で承継した株式会社で、承継後初めて日本シリーズ中継の制作・放送業務に携わった。
  • 朝日放送ラジオとMBSラジオは阪神タイガース(セ・リーグ)の地元局でもあるが、MBSラジオが「新日本放送」の社名で開局した1951年から出場球団に関わらず日本シリーズの中継を毎年放送しているのに対して、朝日放送ラジオでは阪神が出場しない年の日本シリーズで中継を一切放送しない方針を2019年から打ち出している。本シリーズについては、パ・リーグ側のホームゲームにおけるNRN中継担当局として、オリックスのホームゲームの裏送り中継を制作するだけで、自社ではセ・リーグ側のホームゲームを含めてシリーズ中継を一切放送しなかった。
  • 東京ドームでの巨人主催試合の中継権を保有するラジオ日本は、巨人が日本シリーズへ進出した前年(2020年)に続いて、シリーズ中継の放送や自社制作を完全に見合わせている。
  • 放送対象地域にNPB球団の本拠地があるNRN・JRN加盟局では、朝日放送ラジオ以外にも、地元の球団が本シリーズへ出場しないことなどを理由に、以下の局でシリーズの中継を放送しない方針を立てている(○はNRNシングルネット局/◎はNRN・JRNクロスネット局/●はNPBの公式戦中継におけるJRNシングルネット局)。
第1戦(11月20日)
  • NHKラジオ第1≪全国放送≫
    • 放送時間 18:00 - 18:50、19:20 - 22:05(18:50 - 19:20はニュース中断)
  • MBSラジオ≪関西ローカル≫
    • 放送時間 17:59 - 22:10
  • ニッポン放送≪関東ローカル≫
    • 放送時間 17:40 - 22:30
  • 朝日放送ラジオ制作≪NRNネット・自社では放送せず≫
    • ネット局:文化放送(18:00 - 22:20)、東海ラジオ(18:00 - 22:25)、山口放送(18:20 - 21:30)、西日本放送(18:00 - 22:00)、大分放送(19:00 - 22:00)
第2戦(11月21日)
  • NHKラジオ第1≪全国放送≫
    • 放送時間 18:00 - 18:50、19:20 - 21:15(18:50 - 19:20はニュース中断)
  • MBSラジオ≪関西ローカル≫
    • 放送時間 17:59 - 21:15
  • ニッポン放送≪関東ローカル≫
    • 放送時間 17:30 - 21:20
  • 朝日放送ラジオ制作≪NRNネット・自社では放送せず≫
    • ネット局:文化放送(17:50 - 21:30)、東海ラジオ(18:00 - 21:25)、山口放送・西日本放送(共に18:00 - 22:00)、大分放送(19:00 - 22:00)
第3戦(11月23日)
  • NHKラジオ第1≪全国放送≫
    • 放送時間 18:00 - 18:50、19:20 - 22:05(18:50 - 19:20はニュース中断)
  • ニッポン放送≪NRNネット・ネット局:MBSラジオ、東海ラジオ、西日本放送、山口放送、大分放送≫
    • 放送時間 17:30(MBSラジオは17:54) - 22:10

(東海ラジオは18:00、西日本放送は18:15、山口放送は18:20、大分放送は19:00) - 22:00

  • 文化放送≪関東ローカル≫
    • 放送時間 17:50 - 22:10
第4戦(11月24日)
  • NHKラジオ第1≪全国放送≫
    • 放送時間 18:00 - 18:50、19:30 - 21:00(18:50 - 19:30はニュース中断)
  • ニッポン放送≪NRNネット・ネット局:MBSラジオ、東海ラジオ、西日本放送、山口放送、大分放送≫
    • 放送時間 17:30 - 21:20

(MBSラジオは17:54、西日本放送は18:15、山口放送は18:20、大分放送は19:00) - 21:15(東海ラジオは18:00 - 21:00)

  • 文化放送≪関東ローカル≫
    • 放送時間 17:50 - 21:10
第5戦(11月25日)
  • NHKラジオ第1≪全国放送≫
    • 放送時間 18:00 - 18:50、19:30 - 21:40(18:50 - 19:30はニュース中断)
  • ニッポン放送≪NRNネット・ネット局:MBSラジオ、東海ラジオ、西日本放送、山口放送、大分放送≫
    • 放送時間 17:30(MBSラジオは17:54、西日本放送は18:15、山口放送は18:20、大分放送は19:00) - 21:40(東海ラジオは18:00 - 21:25)
      • 西日本放送・山口放送・大分放送は延長なし
  • 文化放送≪関東ローカル≫
    • 放送時間 17:50 - 21:40
第6戦(11月27日)
  • NHKラジオ第1≪全国放送≫
    • 放送時間 18:00 - 18:50、19:20 - 23:35(18:50 - 19:20はニュース中断)
  • ニッポン放送≪関東ローカル≫
    • 放送時間 17:40 - 23:30
  • MBSラジオ≪関西ローカル≫
    • 放送時間 17:59 - 23:35
  • 朝日放送ラジオ制作≪NRNネット・自社では放送せず≫
    • ネット局:文化放送(18:00 - 23:30)、東海ラジオ(18:00 - 23:30)、西日本放送(18:00 - 22:00)、山口放送(18:20 - 21:30)、大分放送(19:00 - 22:00)
打ち切りとなった試合
  • 第7戦(11月28日)が開催されていた場合には、NHKラジオ第1≪全国放送≫・ニッポン放送≪関東ローカル≫・MBSラジオ≪関西ローカル≫・朝日放送ラジオ制作≪NRNネット・自社では放送せず。ネット局[25]:文化放送、東海ラジオ、西日本放送、大分放送≫で放送予定だった。

ラジオ中継の実況アナウンサー・解説者・リポーター[編集]

試合 放送局(制作局) 解説 実況(所属局) リポーター(所属局)
第1戦 NHKラジオ第1 和田一浩 筒井亮太郎NHK札幌放送局 清水敬亮
北嶋右京
(いずれもNHK大阪放送局)
NRNネット
(朝日放送ラジオ)
福本豊 福井治人(朝日放送テレビ) 横山太一(朝日放送テレビ)
MBSラジオ 金村義明 近藤亨(毎日放送) 三ツ廣政輝(毎日放送)
ニッポン放送 江本孟紀 煙山光紀(ニッポン放送) 山内宏明(ニッポン放送)
第2戦 NHKラジオ第1 大野豊 高瀬登志彦
(G-Media出向)
清水敬亮
北嶋右京
(いずれもNHK大阪放送局)
NRNネット
(朝日放送ラジオ)
岡田彰布 横山太一(朝日放送テレビ) 福井治人(朝日放送テレビ)
MBSラジオ 太田幸司 三ツ廣政輝(毎日放送) 近藤亨(毎日放送)
ニッポン放送 谷繁元信 山内宏明(ニッポン放送) 煙山光紀(ニッポン放送)
第3戦 NHKラジオ第1 小早川毅彦 別井敬之NHK名古屋放送局 北嶋右京
清水敬亮
(いずれもNHK大阪放送局)
NRNネット
(ニッポン放送)
里崎智也 山田透(ニッポン放送) 師岡正雄(ニッポン放送)
赤木誠(毎日放送)
文化放送 東尾修 高橋将市(文化放送) 長谷川太(文化放送)
第4戦 NHKラジオ第1 田中賢介 飯塚洋介(NHK放送センター) 北嶋右京
清水敬亮
(いずれもNHK大阪放送局)
NRNネット
(ニッポン放送)
若松勉 師岡正雄(ニッポン放送) 清水久嗣(ニッポン放送)
赤木誠(毎日放送)
文化放送 山崎裕之 長谷川太(文化放送) 寺島啓太(元・文化放送)
第5戦 NHKラジオ第1 宮本慎也 小野卓哉(NHK仙台放送局 北嶋右京
清水敬亮
(いずれもNHK大阪放送局)
NRNネット
(ニッポン放送)
井端弘和 清水久嗣(ニッポン放送) 師岡正雄(ニッポン放送)
赤木誠(毎日放送)
文化放送 松沼博久 寺島啓太(元・文化放送) 土井悠平(文化放送)
第6戦 NHKラジオ第1 大野豊 早瀬雄一(NHK放送センター) 北嶋右京
清水敬亮
(いずれもNHK大阪放送局)
NRNネット
(朝日放送ラジオ)
福本豊 高野純一(朝日放送テレビ) 山下剛(朝日放送テレビ)
MBSラジオ 亀山つとむ 金山泉(毎日放送) 赤木誠(毎日放送)
ニッポン放送 大矢明彦 清水久嗣(ニッポン放送) 松本秀夫(元・ニッポン放送)

なお、非開催となった第7戦を放送する予定だった局は以下のとおり。

試合 放送局(制作局) 解説 実況(所属局) リポーター(所属局)
第7戦 NHKラジオ第1
NRNネット
(朝日放送ラジオ)
濱中治 山下剛(朝日放送テレビ)
MBSラジオ 太田幸司 赤木誠(毎日放送)
ニッポン放送 真中満 松本秀夫(元・ニッポン放送)
備考[編集]
  • MBSラジオでは自社でアナウンサーを雇用していないため、TBSテレビ系列準基幹局の毎日放送(2021年4月1日以降はMBSラジオ関連会社のテレビ単営局)総合編成局のアナウンスセンターに籍を置くスポーツアナウンサー(放送上の肩書はラジオ放送事業との兼営時代から「MBSアナウンサー」)が、レギュラーシーズンとクライマックスシリーズ(オリックスが京セラドーム大阪で臨んだファイナルステージ)の中継に続いて実況やベンチリポートを担当した。
  • 朝日放送ラジオでは自社でアナウンサーを雇用していないため、テレビ朝日系列準基幹局の朝日放送テレビ(テレビ・ラジオ兼営体制時代の朝日放送[注 16]から2018年4月1日付でテレビ放送事業・放送免許・アナウンサーの管理部署・テレビ朝日系列への加盟資格などを承継したテレビ単営局)で編成局のアナウンスセンターに籍を置くスポーツアナウンサー(放送上の肩書は朝日放送時代から「ABCアナウンサー」)が、同年以降のレギュラーシーズン中継および、セ・リーグのクライマックスシリーズ阪神戦中継に続いて実況やベンチリポートを担当した。
  • 毎日放送の赤木は、2017年の定年退職後も「シニアスタッフ」(1年更新制・最長5年の嘱託契約アナウンサー)として、同局(2021年度以降はMBSラジオ)が制作するオリックス主管試合の裏送り向け中継を中心にスポーツアナウンサーとしての活動を継続。2021年には、パ・リーグのクライマックスシリーズ(オリックスが本シリーズへの進出を決めたファイナルステージ第3戦)の関西ローカル向けラジオ中継で、「シニアスタッフ」転身後初めて自社本番カードでの実況を担当した。本シリーズでの中継でも、放送上は「MBSアナウンサー」という肩書を使用した。
  • 文化放送制作分の中継へ出演した寺島はフリーアナウンサーで、2021年4月の文化放送退職後も、同局制作のスポーツ中継で実況やリポートを継続。本シリーズの中継でも、放送上は「文化放送アナウンサー」という肩書を使用した。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. これまで同一リーグよる日本シリーズ連覇は1965年 - 1973年のセ・リーグの9年(優勝チームは全て巨人)が最長。もし今年オリックスが勝利していたら、パ・リーグの連覇が9年でタイ記録となっていた。
  2. 1960年代は大洋・巨人、1970年代は両年とも巨人、1980年代は広島・巨人、1990年代は両年とも西武、2000年代は巨人・ヤクルト、2010年代はロッテ・ソフトバンクだった。
  3. これまでは1961年巨人・1973年巨人・1985年阪神・1997年ヤクルト・2009年巨人が日本一になっている。
  4. ヤクルトホームで使用、優勝もヤクルト
  5. 近鉄ホームで使用、優勝は広島
  6. 1978年の後楽園は巨人と日本ハム、1979年の大阪は南海の専用球場だった。
  7. 神戸は1991年~2004年と2006年はオリックスの本拠地だったが、2005年と2007年以降は準本拠地扱いとなっている。2021年の神戸での第6戦実施はAAAのドームコンサートツアーの日程が影響したもの。
  8. 優勝決定に限定しなければ、第1回の日本シリーズである1950年の松竹vs毎日の第1戦が明治神宮野球場(当時は基本的にプロ使用が認められておらず、かつ米占領軍の接収を受けていた)で開催されて以来71年ぶりの専用球場外の球場での開催となった。
  9. a b 2021年シーズン限りで現役を引退。
  10. 2022年シーズンから中日ドラゴンズ二軍監督に就任。
  11. バックネット裏解説を担当。
  12. 2022年シーズンから中日ドラゴンズ監督に就任。
  13. 毎週土曜日にレギュラーで出演している『せやねん!』(毎日放送の関西ローカル向け生放送番組)の本番を終えてから中継に登場。
  14. 茨城県立鉾田第二高等学校の出身で、在学中は硬式野球部のマネジャー。卒業後から野球関連の番組へ出演する機会が多く、2005・2006年の『SWALLOWS BASEBALL L!VE』(フジテレビ739のヤクルト主管試合中継)では、「番組公式女子マネジャー」という立場でリポーターなどを経験していた。
  15. 近藤以外にTBSテレビ・毎日放送のアナウンサーをベンチリポーターに充てなかったのは、毎日放送が第6戦の開催を受けて近藤以外にオリックス・阪神戦の中継へ定期的に出演しているスポーツアナウンサー(「シニアスタッフ」の赤木・森本栄浩を含めて総勢6名)からMBSラジオの関西ローカル向け中継に実況要員(金山)・リポート要員(赤木)を1名ずつ回したことや、TBSテレビで(TBSラジオからJRNに加盟するビジター地元局への裏送り向けDeNA主管試合中継を含めて)NPB公式戦中継の実況・ベンチリポートを定期的に担当しているスポーツアナウンサーから、(第6戦の発生の有無にかかわらず)伊藤隆佑を『2021カシオワールドオープンゴルフ』(11月25 - 28日に高知県内で開催)のテレビ中継(27・28日)に、新タ悦男熊崎風斗南波雅俊喜入友浩を『クイーンズ駅伝2021』(28日に宮城県内で開催)のテレビ中継(いずれもTBSテレビ系列での全国放送)に実況要員として派遣することがあらかじめ決まっていたことにもよる。
  16. 朝日放送テレビ・朝日放送ラジオへの放送事業承継を機に、2018年4月1日付で現行の社名である朝日放送グループホールディングスに改称。

出典[編集]

  1. a b c SMBC日本シリーズ2021 オリックスVSヤクルト”. フジテレビ. 2021年11月17日確認。
  2. a b クロスネット局のテレビ大分を除く。
  3. “「トップガン」日本S中継で65分遅れもトレンド1位 新作グーズ息子声優に宮野真守”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2021年11月21日. https://www.daily.co.jp/gossip/2021/11/21/0014858033.shtml 2021年11月21日閲覧。 
  4. a b c d e f NHKスポーツ 野球の放送予定”. NHK. 2021年11月16日確認。
  5. a b c SMBC日本シリーズ2021”. フジテレビ. 2021年11月16日確認。
  6. SMBC 日本シリーズ 2021 第2戦 オリックスvsヤクルト”. テレビ東京. 2021年11月15日確認。
  7. 独立局岐阜放送三重テレビびわ湖放送奈良テレビテレビ和歌山KBS京都サンテレビを除く。
  8. SMBC日本シリーズ2021”. テレビ朝日. 2021年11月15日確認。
  9. 岩手朝日テレビ東日本放送北陸朝日放送長崎文化放送は17:54から放送。
  10. 野球中継の延長により、20:57からの『世界の街道をゆく』(関東地区のみ)と21:00からの『芸能界常識チェック! トリニクって何の肉!?』(朝日放送テレビ制作)は休止。
  11. SMBC日本シリーズ2021 第3戦 ヤクルト×オリックス<生中継>”. テレ朝チャンネル. 2021年11月19日確認。
  12. tbs_baseballの2021年11月25日のツイート- Twitter
  13. CBCテレビは17:55から、それ以外のネット局は18:00から各々放送。
  14. “ビートたけし 2時間20分遅れの生放送にボヤキ止まらず「俺、初めて楽屋で弁当食ったよ」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2021年11月28日. https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/11/27/kiji/20211128s00041000054000c.html 2021年11月28日閲覧。 
  15. “TBS「ニュースキャスター」、2時間20分遅れの生放送で番組延長記録を更新…安住アナ「もう土曜日ですらありません」”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2021年11月28日. https://hochi.news/articles/20211128-OHT1T51048.html?page=1 2021年11月28日閲覧。 
  16. プロ野球 SMBC日本シリーズ2021「第6戦 オリックス×ヤクルト」”. TBSチャンネル. 2021年11月19日確認。
  17. “日本シリーズ世帯視聴率 第1戦8・6%、第2戦7・3%”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2021年11月22日. https://www.daily.co.jp/baseball/2021/11/22/0014860573.shtml?pg=amp 2021年11月22日閲覧。 
  18. “オリックスがヤクルトにサヨナラ勝ち 日本S初戦は関西で視聴率12・2%”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. (2021年11月22日. https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202111220000307_m.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral 2021年11月22日閲覧。 
  19. “日本シリーズ オリックス劇的サヨナラ勝ち第1戦 地元・関西地区で12・2%”. スポーツニッポン. スポーツニッポン新聞社. (2021年11月22日. https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/11/22/kiji/20211122s00041000268000c.html?amp=1 2021年11月22日閲覧。 
  20. “日本シリーズ第3戦、関西地区は12・5% 初戦を抜く高数字 関東は9・3%”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2021年11月24日. https://www.daily.co.jp/baseball/2021/11/24/0014864803.shtml?pg=amp 2021年11月24日閲覧。 
  21. “接戦続く日本シリーズ、ヤクルト王手の第4戦 関西で瞬間最高視聴率18・2%”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2021年11月25日. https://www.daily.co.jp/baseball/2021/11/25/0014867423.shtml?pg=amp 2021年11月25日閲覧。 
  22. “白熱の日本シリーズ オリックス劇的勝利の第5戦、関西で瞬間最高19・6%の高視聴率”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2021年11月26日. https://www.daily.co.jp/baseball/2021/11/26/0014870170.shtml?pg=amp 2021年11月26日閲覧。 
  23. “オリックスAJ弾!日本S第5戦関西視聴率12・5% 今シリーズ最高タイ”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. (2021年11月26日. https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202111260000180_m.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral 2021年11月26日閲覧。 
  24. 松坂大輔氏 日本シリーズで異例の3戦連続解説“平成の怪物”テレビ各局に引っ張りだこ”. デイリースポーツ (2021年11月27日). 2021年11月23日確認。
  25. 山口放送での放送の有無は未定だった。
日本シリーズ (プロ野球日本選手権シリーズ試合)
1950年代 1950年 | 1951年 | 1952年 | 1953年 | 1954年 | 1955年 | 1956年 | 1957年 | 1958年 | 1959年
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1990年代 1990年 | 1991年 | 1992年 | 1993年 | 1994年 | 1995年 | 1996年 | 1997年 | 1998年 | 1999年
2000年代 2000年 | 2001年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年
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2020年代 2020年 | 2021年 | 2022年
斜体の年はセ・リーグの、太字の年はパ・リーグの所属球団が優勝。