2005年の日本シリーズ

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2005年の日本の出来事 > 日本シリーズ

2005年の日本シリーズとは、阪神ファンの悪夢である。

概要[編集]

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最強の中継ぎ陣「JFK」を擁して2年ぶりにセ・リーグで優勝した阪神タイガースは、パ・リーグ優勝(プレーオフで勝ち上がってきていて、年間順位は2位)の千葉ロッテマリーンズに勝って1985年以来二度目の日本シリーズ制覇をすると思われていた。

しかし、終わってみれば阪神は大敗。ただの悪夢と化してしまった。ただし、第4戦だけは、接戦となった。

阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズの戦績
試合数 日付 開催地 ロッテ 阪神 備考
第1戦 10月22日 千葉マリンスタジアム 10 1 7回裏・濃霧コールド(通称︰白い霧事件 八百長事件の黒い霧事件に由来)
第2戦 10月23日 10 0
第3戦 10月25日 阪神甲子園球場 10 1
第4戦 10月26日 3 2
合計 33 4

インターネットでの広まり[編集]

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5年後の2010年、千葉ロッテマリーンズが再び日本シリーズに出場した(対戦相手は中日ドラゴンズ)。NHKの中継では「ここで千葉ロッテが前回出場した2005年の日本シリーズを振り返ってみましょう」と2005年の映像が繰り返し放送され、阪神ファンのトラウマを呼び起こすこととなった。

これを見た阪神ファンの一人が「なんでや!阪神関係ないやろ!」と発言し、これが2ちゃんねる野球ch板やなんでも実況J板、そしてニコニコ動画などにおいて「な阪関無」「NHK」と略されるほどの定型文となる。

総得点「33-4」もなんJやニコニコ動画において神聖な数字となり、阪神とは直接関係なくても、数字の「334」や「チーン」という音にさえ「33-4」「なんでや!阪神関係ないやろ!」というコメントが飛び交っている。

Twitterでは無関係なものに対して(特に炎上などで沢山の人の関心を集めているとき)「ここで2005年の日本シリーズを振り返ってみましょう」と画像付きでツイートするというネタが確立し、こちらももはや阪神とは関係なく「◯◯が話題になっていますが、ここで××を振り返ってみましょう」のような定型文となった。

なお、関西では2005年の日本シリーズは「第1戦の濃霧により中止になった」とされている。それほどのトラウマなのである。

ちなみに、野球に詳しくない人のあいだでは「1試合での得点結果」と、しばしば誤解されている。流石にそんなわけない。29-1は有り得てしまったが

テレビ・ラジオ中継[編集]

テレビ中継[編集]

第1戦:10月22日

実況:中山貴雄 解説東尾修栗山英樹 ネット裏球種解説:西村龍次KBC) ゲスト解説:松坂大輔西武

第2戦:10月23日

実況:植草朋樹 解説:若菜嘉晴江夏豊テレビ大阪) ゲスト解説:豊田清(西武)

第3戦:10月25日

実況:伊藤史隆 解説:吉田義男真弓明信、ゲスト解説:谷繁元信中日

第4戦:10月26日

実況:赤木誠 解説:佐々木恭介田淵幸一(TBS) ネット裏解説:八木裕

※視聴率は(ビデオリサーチ調べ)、第1戦は19.7%(関東)、33.2%(関西)。第2戦は15.8%(関東)、10.8%(関西)。第3戦は17.4%(関東)、28.2%(関西)。第4戦は20%(関東)、30.1%(関西)だった。

ラジオ中継[編集]

第1戦:10月22日

第2戦:10月23日

第3戦:10月25日

第4戦:10月26日

関連項目[編集]

点差がネタにされている野球の試合
33-4 | 29-1 | 26-0 | 26-4 | 23-2 | 2-14
日本シリーズ (プロ野球日本選手権シリーズ試合)
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