渥美清
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渥美 清(あつみ きよし 1928年3月10日 - 1996年8月4日)は、日本のコメディアン、俳優。
プロフィール[編集]
概要[編集]
本名は田所 康雄(たどころ やすお)。
1950年代からコメディアンとして活動し、テレビドラマ、映画などの俳優としても活動していた。
主な代表作は『男はつらいよ』シリーズ(車寅次郎)など。
人物[編集]
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出演[編集]
- 男はつらいよシリーズ(1969年 - 1995年、1997年、2019年 全50作)- 車寅次郎
- 男はつらいよ(1969年)
- 続・男はつらいよ(1969年)
- 男はつらいよ フーテンの寅(1970年)
- 新・男はつらいよ(1970年)
- 男はつらいよ 望郷篇(1970年)
- 男はつらいよ 純情篇(1971年)
- 男はつらいよ 奮闘篇(1971年)
- 男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年)
- 男はつらいよ 柴又慕情(1972年)
- 男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年)
- 男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年)
- 男はつらいよ 私の寅さん(1973年)
- 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974年)
- 男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974年)
- 男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年)
- 男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年)
- 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年)
- 男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年)
- 男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年)
- 男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(1977年)
- 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978年)
- 男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年)
- 男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年)
- 男はつらいよ 寅次郎春の夢(1979年)
- 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年)
- 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(1980年)
- 男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(1981年)
- 男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年)
- 男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年)
- 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年)
- 男はつらいよ 旅と女と寅次郎(1983年)
- 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983年)
- 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎(1984年)
- 男はつらいよ 寅次郎真実一路(1984年)
- 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985年)
- 男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985年)
- 男はつらいよ 幸福の青い鳥(1986年)
- 男はつらいよ 知床慕情(1987年)
- 男はつらいよ 寅次郎物語(1987年)
- 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(1988年)
- 男はつらいよ 寅次郎心の旅路(1989年)
- 男はつらいよ ぼくの伯父さん(1989年)
- 男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年)
- 男はつらいよ 寅次郎の告白(1991年)
- 男はつらいよ 寅次郎の青春(1992年)
- 男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年)
- 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様(1994年)
- 男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年)
- 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇(1997年)
- 男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年)
映画[編集]
- おトラさん大繁盛(1958年)- 八田
- 若社長と爆発娘(1960年)- 大井社長
- 唄祭ロマンス道中(1960年)- 三吉
- 縞の背広の親分衆(1961年)- 胴脇
- 腰抜け女兵騒動(1961年)- 三木本二等兵
- 水溜り(1961年)- 中年の男
- 抱いて頂戴(1961年)- 教祖
- 漫画横丁 アトミックのおぼん スリますわヨの巻(1961年)- マッハのズラ公
- 地獄に真紅な花が咲く(1961年)- ドスキンの政
- 図々しい奴(1961年)- 衛兵司令
- 投資令嬢(1961年)- 野崎
- 漫画横丁 アトミックのおぼん 女親分対決の巻(1961年)- マッハのズラ公
- 東海一の若親分(1961年)- 関東綱五郎
- 伴淳・森繁のおったまげ村物語(1961年)- 西向の三八
- 南の島に雪が降る(1961年)- 青田上等兵
- 喜劇 にっぽんのお婆あちゃん(1962年)- お巡りさん
- 若き日の次郎長 東海道のつむじ風(1962年)- 関東綱五郎
- 大江戸評判記 美男の顔役(1962年)- 暗闇の丑松
- 喜劇団地親分(1962年)- 佐々木
- サラリーマン一心太助(1962年)- 葵光男
- おったまげ人魚物語(1962年)- 銀二
- 東京さのさ娘(1962年)- 杉本勘太郎
- あいつばかりが何故もてる(1962年)- 小山田善六
- 太平洋の翼(1963年)- 丹下一飛曹
- 歌え若人達(1963年)- 運転手
- 無宿人別帳(1963年)- 市兵衛
- つむじ風(1963年)- 陣内陣太郎
- 拝啓天皇陛下様(1963年)- 山田正助
- 女弥次喜多 タッチ旅行(1963年)- 大八
- おかしな奴(1963年)- 三遊夢歌笑
- 続・拝啓天皇陛下様(1964年)- 山口善助
- 馬鹿まるだし(1964年)- 万やん
- 現代金儲け物語(1964年)- 上野留吉
- 拝啓総理大臣様(1964年)- 鶴川角丸
- 僕はボディガード(1964年)- 北一平
- 散歩する霊柩車(1964年)- 毛利三郎
- 風来忍法帖(1965年)- 悪源太なり平
- ブワナ・トシの歌(1965年)- トシ(片岡俊男)
- 望郷と掟(1966年)- 山根
- 何処へ(1966年)- 野口長太郎
- 沓掛時次郎 遊侠一匹(1966年)- 身延の朝吉
- かあちゃんと11人の子ども(1966年)- 吉田貞治
- 喜劇急行列車(1967年)- 青木吾一
- 喜劇団体列車(1967年)- 山川彦一
- 父子草(1967年)- 平井義太郎
- 男なら振りむくな(1967年)- 山角のおやじ
- 喜劇初詣列車(1968年)- 上田新作
- 経営学入門より ネオン太平記(1968年)- ゲイボーイ・カオル
- 風来忍法帖 八方破れ(1968年)- 悪源太なり平
- 喜劇爬虫類(1968年)- 関元三郎
- 燃えつきた地図(1968年)- 田代
- 白昼堂々(1968年)- 渡辺勝次
- 祇園祭(1968年)- 伊平
- スクラップ集団(1968年)- ホース
- でっかいでっかい野郎(1969年)- 南田松次郎
- 喜劇 女は度胸(1969年)- 桃山勉吉
- ひばり・橋の花と喧嘩(1969年)- 参竜斉清山
- 明日また生きる(1970年)- 木村
- 喜劇 男は愛嬌(1970年)- オケラの五郎
- トラ・トラ・トラ!(1970年)- 炊事兵 ※日本公開版のみ
- 家族(1970年)- 連絡船の男
- あゝ声なき友(1972年)- 西山民次
- 故郷(1972年)- 松下松太郎
- 東京ド真ン中(1974年)- 安夫の叔父・金之助
- 砂の器(1974年)- ひかり座の支配人
- ビューティフル・ピープル ゆかいな仲間(1974年)- 日本語版ナレーター
- 同胞(1975年)- 消防団団長
- 友情(1975年)- 矢沢源太郎
- 幸福の黄色いハンカチ(1977年)渡辺係長
- 八つ墓村(1977年)- 金田一耕助
- 皇帝のいない八月(1978年)- 久保
- 俺たちの交響楽(1979年)- 西本
- 遙かなる山の呼び声(1980年)- 近藤
- キネマの天地(1986年)- 喜八
- 二十四の瞳(1987年)- ナレーター
- ダウンタウン・ヒーローズ(1988年)- 春之助
- 学校(1993年)- 八百屋の親父
テレビドラマ[編集]
- あんみつ姫(1958年 - 1960年、KR)- 奴せんべい
- セールスマン水滸伝(1959年 - 1961年、フジテレビ)
- 若い季節(1961年 - 1964年、NHK)- 平吉
- 大番(1962年 - 1963年、フジテレビ)- 赤羽丑之助
- 四重奏(1964年、日本テレビ)
- 東芝日曜劇場(TBS、多数出演)
- ヨーイドン(1965年、フジテレビ)
- 人形佐七捕物帳(1965年、NHK)- きんちゃくの辰五郎
- 渥美清の泣いてたまるか(1966年 - 1968年、TBS)
- おもろい夫婦(1966年 - 1968年、フジテレビ)- 三遊亭歌笑
- くいしんぼ(1967年、フジテレビ)
- 不信のとき(1968年、日本テレビ)- ナレーション
- 男はつらいよ(1968年 - 1969年、フジテレビ)- 車寅次郎
- 大きい目小さい目(1968年 - 1969年、TBS)
- 渥美清の父ちゃんがゆく(1969年、フジテレビ)
- おんなの劇場 出雲の女(1969年、フジテレビ)- 大関史郎
- すかぶら大将(1969年、フジテレビ)- 轟鉄太郎
- おれの義姉さん(1970年、フジテレビ)- 沖熊吉
- おかしな夫婦(1971年 - 1972年、フジテレビ)- 宗木五郎 (モデルは棟方志功)
- むかしも今も(1972年、NET)- 直吉
- こんな男でよかったら(1973年、よみうりテレビ)- 余七五郎
- ヨイショ(1974年6月 - 11月、TBS)
- 田舎刑事(1977年 - 1979年、テレビ朝日) - 杉山松次郎
- ゆく年くる年(1977年、フジテレビ)- 総合司会
- 雲を翔びこせ(1978年、TBS)- ナレーション
- 女たちの忠臣蔵(1979年、TBS)- 長吉
- 幾山河は越えたれど〜昭和のこころ 古賀政男〜[1](1979年、NHK)- 古賀政男
- 天皇の料理番(1980年10月 - 1981年3月、TBS)- ナレーション
- 木曜ゴールデンドラマ「花嫁の父」(1981年4月23日、よみうりテレビ)- 輪田平吉
- 花へんろシリーズ(1985年 - 1988年、NHK)- ナレーション
ラジオ[編集]
- 『渥美清 ローマンス劇場』
- 『渥美清の男性諸君』
音楽番組[編集]
- 第14回NHK紅白歌合戦(1963年、NHK) - 応援ゲスト
CM[編集]
- コダック
- ハナマルキ
- エーザイ
- ブリヂストン 新・回転理論技術「DONUTS(ドーナツ)」 専属キャラクター[注釈 1]
- ロート製薬 「パンシロン」[注釈 2]
- サントリー「サントリー生ビール ナマ樽」
- 中外製薬「バルサン」
- いすゞ自動車 「エルフ」
- 日本アイ・ビー・エム 「IBMマルチステーション5550」
- 日本テレコム
- 朝日新聞[注釈 3]
- パイオニア「DVDレコーダー」(没後に製作)
音楽作品[編集]
シングル[編集]
- 彼奴ばかりがなぜもてる(1962年)
- 恋すれど恋すれど物語/もててもてて困ってしまう(1963年、SA-1040)
- 泣いてたまるか(TBS連続テレビドラマ「泣いてたまるか」主題歌)(B面:若いぼくたち/ミュージカル・アカデミー)(1966年5月10日)
- オー大和魂(TBS連続テレビドラマ「大和魂くん」主題歌)(B面:雨の降る日は天気が悪い)(1968年10月)
- 男はつらいよ(フジテレビ連続テレビドラマ「男はつらいよ」主題歌、松竹映画「男はつらいよ」主題歌、アニメ『男はつらいよ〜寅次郎忘れな草〜』主題歌)(B面:チンガラホケキョーの唄)(1970年2月10日)
- ごめんくださいお訪ねします(松竹映画「あゝ声なき友」主題歌)(B面:あゝ声なき友)(1972年3月25日)
- さくらのバラード(歌:倍賞千恵子)(B面:寅さんの子守唄)(1972年4月10日)
- こんな男でよかったら(B面:ひとは誰でも)(よみうりテレビドラマ「こんな男でよかったら」)(1973年4月5日)
- いつかはきっと(掛け声:山田パンダ)(TBSテレビドラマ「ヨイショ」主題歌)(B面:遠くへ行きたい)(1974年8月25日)
- 寅さん音頭(B面:赤とんぼ)(1975年7月5日)
- 祭りのあと(B面:駅弁唱歌)(1975年9月5日)
- 渥美清の啖呵売I(B面:渥美清の啖呵売りII)(1976年6月25日)
- 浅草日記(B面:すかんぽの唄)(1977年6月25日)
- 今日はこれでおしまい (B面:着流し小唄)(1977年10月25日)
- DISCO・翔んでる寅さん(B面:寅さん音頭)(1979年7月25日)
アルバム[編集]
- 渥美清が歌う哀愁の日本軍歌集(1968年12月5日)
- 渥美清が歌う哀愁の昭和叙情曲集(1970年4月)
- 噫々戦友の詩(きけわだつみのこえ)より(1971年)
- 男はつらいよフーテンの寅と発します!(1971年11月)
- 男はつらいよ名場面集(第一集)
- 男はつらいよ名場面集(第二集)
- 男はつらいよ名場面集(第三集)(1974年)
- 渥美清ベストヒット28(1976年)
編著書[編集]
- 『きょうも涙の日が落ちる 渥美清のフーテン人生論』(展望社、2003年)
- サンデー毎日 編集部編『渥美清わがフーテン人生』(毎日新聞社、1996年)
- 森英介編『赤とんぼ 渥美清句集』(本阿弥書店、2009年)
親族[編集]
- 田所健太郎
- 長男。株式会社ニッポン放送に所属していたラジオディレクター。主な担当番組に伊集院光のOh!デカナイト、(有)チェリーベルがある。現在は株式会社ニッポン放送を退社し、フリーのラジオディレクター。
- 山岡和美
- 元ニッポン放送アナウンサー、長男の妻。
渥美清を演じた人物[編集]
テレビドラマ[編集]
- 南原清隆 - 『渥美清のあぁ、青春日記』(1997年9月24日、フジテレビ)[2]
- 中村獅童 - 『トットてれび』(2016年、NHK総合)[3]
- 柄本祐 - 没後20年ドキュメンタリードラマ 『おかしな男〜寅さん夜明け前 渥美清の青春〜』(2016年8月4日、NHK BSプレミアム)(主演)
- 山崎樹範 - 『トットちゃん!』(2017年 - 、テレビ朝日)
ものまね(そっくりさん)[編集]
- 原一平 - 渥美本人も生前から認めていた、唯一の渥美清公認のものまね芸人。寅さんのものまねをする際に着用する衣装は渥美本人が映画で実際に使っていたのを譲り受けた物である。
- ゴジーラ久山
- 佐々木つとむ - 1970年代に人気を博した。
- フランクさな寅 - (フランクさな寅ブログ(リンク切れ)) 広島県で活躍している「広島の寅さん」。TSSのローカルドラマ「親子笑劇場電太郎一家」にドラ猫のドラ役で出演していた。
- 野口陽一 - 山田洋次監督公認。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ ドラマ 幾山河は越えたれど-昭和のこころ・古賀政男 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ↑ “渥美清のああ、青春日記 国民的英雄「寅さん」の過去に迫る!死の恐怖を乗り越え愛と友情に生きた日々”. テレビドラマデータベース. 2016年8月22日確認。
- ↑ “満島ひかり、黒柳徹子役に決定 NHKドラマ『トットてれび』出演者発表”. ORICON STYLE (2016年2月26日). 2016年2月26日確認。