ラーメン二郎
ラーメン二郎(ラーメンじろう)は東京都港区三田にある飲食店、及びそこから派生したのれん分けの店舗のことである。
概要[編集]
六か条の社訓があり、
- ひとつ、「清く正しく美しく」「散歩に読書にニコニコ貯金」「週末は釣り、ゴルフ、写経」
- ひとつ、世のため人のため社会のため
- ひとつ、Love & Peace & Togetherness
- ひとつ、「ごめんなさい」ひとこと言えるその勇気
- ひとつ、「味の乱れは心の乱れ」、「心の乱れは家庭の乱れ」、「家庭の乱れは社会の乱れ」、「社会の乱れは国の乱れ」、「国の乱れは宇宙の乱れ」
- ひとつ、「ニンニク入れますか?」
となっている。
三田にある店舗は"三田本店"と呼ばれ、それ以外ののれん分けの店舗も"目黒店"とか"鶴見店"などとよばれている。
いずれの店舗も500円~800円程度のラーメンを販売しているが、際立った特徴はその量である。一杯あたり麺だけでも300~500g(一般的な中華麺(生麺。乾麺は80g~100g が一般的)は100g ~ 150g である)はあるという。このため、大と小で量を調節できる。小でも一般的なラーメン店より量が多い。そのため ほとんどの店舗では、「初めての方は小を」と勧める貼り紙をしているというが、それを知らない客が入店してくる比率はかなり低いので、そうした掲示をしていない店舗も多いはずである。
客がラーメンのトッピングを比較的自由に設定できるのも大きな特徴である。食券をカウンターに置いて待っていると店員から「ニンニク入れますか?」などと問われ、客はそのときに自分が希望する刻みニンニクの量(ニンニク)、野菜の量(ヤサイ)、背脂の量(アブラ)、スープの濃さ(というかタレの量。カラメ)などを無料で調節する事が出来る。そのため、常連客以外には「暗号」と呼ばれている。
味については賛否両論で『美味い』『不味い』の意見がハッキリと分かれるラーメンと言われる。愛好家の多くは「最初は“不味い”と思いながらも食べたが、何度か店に通ううちに徐々にハマっていく」と答えることもある。一部の店舗で行列ができること、ジロリアンと呼ばれる熱狂的な愛好家が存在することから、「特別美味しい訳ではないが、何故か毎日食べたくなる不思議なラーメン」との解釈が正しいと思われる。[1]
これらのほかにもラーメン二郎には以下のような特徴がある(ただし店舗により異なる)。
- 脂たっぷりのギトギトしたスープ
- 極太のモチモチした麺
- 豚肉塊と特製醤油による中毒性の高い独特な香りのスープ
- ゆでられた大量のシャキシャキのキャベツともやし
- ニンニクは練りニンニクではなく香り高い刻みニンニク
- "ブタ"と呼ばれる大ぶりのチャーシュー
- 入り口付近の自販機で黒烏龍茶の販売
- 誰しもが ただ単に麺をすする独特の雰囲気
- そしてそれらを食べ終えたときの快感
なお、2003年にこの単語"ラーメン二郎"は登録商標になった。
ラーメン二郎で使う醤油は、以前は千葉県の柴崎味噌醤油店が製造し[2]カネシ商事[3]が販売していた「ラーメン二郎専用醤油」とラベルに表示されている醤油を使用していた[3]。この醤油は、個性の強い麺とスープに合うように、あえて癖が無いように仕上げられている。容器のパッケージには「ラーメン二郎専用」と表示されたラベルが貼ってあり、原材料は「脱脂加工大豆(遺伝子組み換えでない)、小麦、食塩、化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)、保存料(安息香酸Na)」と表示されている。現在はカネシ商事ではなく[4]、株式会社エフゼットと契約しているが、「ラーメン二郎専用しょうゆ」と表記された特注品の醤油である[5]。そのため、カネシ醤油という言葉も消えつつある。この専用の醤油は、ラーメン二郎系列店に対して特別に製造して卸している醤油であり、裏ルートに通じていない限り、外部からは入手不可能である。
多くの店舗で行列が出来る為、行列が近隣の建物・駐車場の入口を塞いでしまうトラブルが起きる事が一部の店舗で稀にある。並ぶ際には建物・駐車場の入口の前を開けて並ぶ配慮が必用である。
そもそもラーメン自体が「高カロリー・高脂肪・高塩分」として知られる食品であるため、ので「身体によくない」という風評はある。「野菜 多め(「ヤサイマシ」「ヤサイマシマシ」)」「麺 少な目」「叉焼を少なめ」「スープを飲まずに残す」(ラーメンにおける出汁のコストはかなり高いので、「エコではない」という批判もある)等の工夫次第で野菜・肉類・炭水化物のバランスの取れた食し方ができる。
用語[編集]
「ラーメン二郎の用語一覧」も参照。
- ニンニク入れますか?<#概要>
- 天使の羽根
- 二枚繋がった状態のブタのこと。一部店舗において全店舗共通のコール(ヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメ)による無料トッピング以外にキムチ、生タマゴ等々の有料トッピングが存在する店舗があり、キムチとヤサイをブタで包み別容器にて提供される生タマゴに漬けて食べると言う方法が一部のジロリアンの間で(2020年1月現在)流行っているが、デフォルトの状態でひと切れのブタが厚みがあるためキムチ、ヤサイを包むのは簡単な作業ではないためブタ二枚を利用しハンバーガーの様な状態にしても包んだキムチとヤサイがほぼほぼこぼれ落ちてしまう現象に至ってしまう。しかし店舗従業員のヒューマンエラーによりごく希にではあるが二枚に切ったはずのブタが繋がったまま提供されてしまうケースが発生してしまうのだが繋がった状態だとふんだんにキムチ、ヤサイを包み込んでもこぼれ落ちる心配もなくキムチ、ヤサイ、ブタを生タマゴに浸して食す事が可能となりまさに天使の如く優しくキムチとヤサイを包み込み生タマゴに寄って味も天使の様な優しさになり、繋がった状態のブタの形状から完全に切り分けられずに二枚繋がった状態のブタを天使の羽根と呼ぶジロリアンも一部存在する。
一般的なラーメン二郎の食べ方[編集]
以下はあくまでも一般的な食べ方である。現場の状況や店舗などによって差はあるだろう。
- あらかじめ店舗のことを調べておく
- *ラーメン二郎はそれぞれが独立して経営されているため、全てをまとめた公式サイトは存在しない。しかしながら有志により作られたラーメン二郎紹介サイトなどは存在し、また店によっては公式のTwitterアカウントが存在するので、そういったサイトを利用して訪れたい日にその店舗が営業しているか否か、そして営業するならその営業時間を確認しておく。
- 店舗を訪れる
- *多くの店舗は駅から近いが、入り組んでいることもあるので予め地図などで確認しておく。
- 列に並ぶ
- *ラーメン二郎は大変回転の速い店であるが、絶大なる人気・ラーメンの量の多さ・席数の少なさなどによりしばしば長い行列が形成されている。店舗にもよるが30分以上並ぶことさえある。店の指定した箇所に一列に並んで順番を待つ。
- サイズを答える
- *並んでいると店員にラーメンのサイズを聞かれるので「大」か「小」で答える。なお、脂を減らすトッピングと麺を減らすトッピングはこのときに伝えておく。(例: 店「お客様、サイズは?」 客「小アブラスクナメで。」→具体的な例は「ニンニク入れますか?#その他の例」を参照)
- *「中」はないので注意
- *空いている場合だと省略される場合がある。また、場合によっては食券を買った後に尋ねられる。そういった場合には食券を見せつければよい。
- 食券を買う
- *ほしいものを選んで購入。なお、ブタ(チャーシュー)を増やすにはそのための食券を買う。また、有料トッピングを追加する場合には合わせて入手しておく。
- 水をくむ
- *入り口付近にあるウォーターサーバーで水をくむ。店舗は狭く混雑時においてはあとで水を汲みなおすことは迷惑になることや、そこまでいかなくても水を汲みなおすこと自体が困難になるので、水1杯では足りなさそうならば入口の自販機で何かしら購入しておくか自宅から水筒などを持参すればよい。
- 奥から着席する
- *手前と奥の両方の席が空いたらば奥の方に着席する。
- *あるいは店員から直接席の誘導があることも。
- 食券をカウンターに置く
- 店員に見えるように食券をカウンターの上に置く。
- トッピングを決める
- しばらくすると店員にトッピングを聞かれるから、それまでに自分が何を注文したいか決めておく。
- トッピングにこたえる
- 「ニンニク入れますか?」などトッピングを聞かれたら自分の好みのトッピングを伝える。(例: 店「ニンニク入れますか?」 客「ヤサイマシニンニクマシマシカラメで」→詳細は「ニンニク入れますか?#コールの例」を参照)
- ひたすら食べる
- 食べ終わったらどんぶりとコップをカウンターの上に置く。
- 机を拭いて店を出る
- 立ち去る前にカウンターにあるおしぼりで机を拭く。店員が少なく狭い店舗なので店員に拭いてもらうのは非常に迷惑である。
- ラーメン二郎はその知名度と人気ゆえどの店舗も混雑するため、混雑の中待っている客のことも考え、特に行列が発生している場合は食べ終わり次第即座に退店すること。
店舗[編集]
ラーメン二郎の店舗には以下がある。
本店[編集]
「ラーメン二郎三田本店」も参照
ラーメン二郎は東京都港区三田にある1968年オープンの三田本店が始まりである。ただし、初期は「ラーメン次郎」であった。
慶應義塾大学三田キャンパスに近い。
店舗 | 現状 | 主なメニューと値段 | 場所 | 最寄り駅 |
---|---|---|---|---|
営業中 | 小ラーメン:600円 大ラーメン:650円 |
東京都港区 | 三田駅・田町駅 |
のれん分け[編集]
三田本店で修業した者は商標「ラーメン二郎」を利用して自ら店舗を持つ事が出来、実際にラーメン二郎の名称を使用した店舗が複数存在する[6]。
これは原則として山田に弟子入りし、三田本店で修行した後に、弟子が出店した店舗である。以前は三田本店での修行が無くても「ラーメン二郎」を名乗ることが出来たが、ジローフードシステムがフランチャイズ展開を試みた際に三田本店が難色を示し「三田本店で修行を受けていない店舗はラーメン二郎の屋号を名乗ることが出来ない」という方針を打ち出した。この際、歌舞伎町、池袋、小滝橋通り店などのごく一部の店舗は三田本店で改めて修行を受けた上で引き続き「ラーメン二郎」に残る選択をしたが、他の店舗は新たな屋号を名乗ることを選び、ラーメン二郎の直系から離れている。
修行の期間は個人差があるため特に定めておらず、短期・長期に関係なく「本人が納得するまで」となっている。弟子が出店の際、開店初日には原則として山田が手伝いに行き、各種オペレーションをチェックするのが慣習となっている。各店舗の経営は弟子がそれぞれ独立して行っている。一部の店舗ではこのプロセスを経ていない場合もあるが、基本的に山田の指導を受けた上で出店している。
現存するのれん分け店舗は以下の通り。五十音順に並べた。
店舗 | 現状 | 主なメニューと値段 | 場所 | 最寄り駅 |
---|---|---|---|---|
営業中 | 小ラーメン:650円 大ラーメン:750円 |
福島県会津若松市 | 会津若松駅 | |
営業中 | 小ラーメン:650円 大ラーメン:750円 |
東京都北区 | 赤羽駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
東京都豊島区 | 池袋駅 | |
営業中 | 少なめラーメン:650円 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
茨城県守谷市 | 南守谷駅 | |
営業中 | ラーメン:650円 大ラーメン:700円 特大ラーメン:800円 |
埼玉県さいたま市大宮区 | 大宮駅 | |
休業中 | 小ラーメン:650円 大ラーメン:750円 |
東京都杉並区 | 荻窪駅 | |
営業中 | 普通盛ラーメン700:円 大盛ラーメン:800円 |
東京都新宿区 | 西武新宿駅・新宿西口駅・新宿駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:750円 |
東京都世田谷区 | 上野毛駅 | |
営業中 | ラーメン:690円 大盛ラーメン:790円 |
東京都江東区 | 亀戸駅 | |
営業中 | 小ラーメン:750円 大ラーメン:850円 |
埼玉県川越市 | 川越駅 | |
営業中 | 小ラーメン:650円 大ラーメン:750円 |
東京都江戸川区 | 一之江駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 | 東京都世田谷区 | 新代田駅・世田谷代田駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:750円 |
東京都千代田区 | 神保町駅・九段下駅 | |
営業中 | 控えめ:680円 ラーメン:730円 大ラーメン:830円 |
京都府京都市左京区 | 一乗寺駅 | |
営業中 | 小ラーメン:730円 大ラーメン:830円 |
神奈川県川崎市川崎区 | 京急川崎駅・川崎駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
千葉県船橋市 | 京成大久保駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
東京都江戸川区 | 小岩駅 | |
営業中 | ラーメン:670円 大ラーメン:800円 |
神奈川県相模原市南区 | 相模大野駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
東京都練馬区 | 桜台駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
北海道札幌市北区 | 札幌駅・さっぽろ駅 | |
営業中 | 小:730円 大:830円 |
東京都大田区 | 蒲田駅 | |
営業中 | 普通盛ラーメン:700円 大盛ラーメン:800円 |
東京都品川区 | 北品川駅・品川駅・天王洲アイル駅 | |
営業中 | 小ラーメン:690円 大ラーメン:790円 |
神奈川県藤沢市 | 藤沢駅 | |
営業中 | 小ラーメン:730円 大ラーメン:830円 |
東京都小金井市 | 武蔵小金井駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
東京都新宿区 | 西武新宿駅・大久保駅 | |
営業中 | ラーメン:700円 大盛りラーメン:800円 |
東京都府中市 | 仙川駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
東京都足立区 | 千住大橋駅 | |
営業中 | 小ラーメン:690円 大ラーメン:790円 |
宮城県仙台市青葉区 | 広瀬通駅・あおば通駅(・青葉通一番町駅) | |
営業中 | 小ラーメン:650円 大ラーメン:750円 |
東京都立川市 | 立川駅・立川南駅 | |
営業中 | ラーメン:670円 大ラーメン:770円 |
栃木県壬生町 | 壬生駅 | |
営業中 | 小ラーメン:690円 大ラーメン:790円 |
神奈川県横浜市緑区 | 中山駅 | |
営業中 | ミニラーメン:650円 ラーメン:700円 大ラーメン:750円 |
東京都板橋区 | 西台駅 | |
営業中 | 小ラーメン:730円 大ラーメン:830円 |
東京都八王子市 | 京王堀之内駅 | |
営業中 | ラーメン700:円 大ラーメン:800円 |
東京都西東京市 | ひばりヶ丘駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
東京都府中市 | 府中駅 | |
営業中 | ラーメン:680円 大盛ラーメン:780円 |
千葉県松戸市 | 松戸駅 | |
営業中 | 小ラーメン:500円 大ラーメン:600円 |
東京都目黒区 | 目黒駅 | |
営業中 | 小ラーメン:700円 大ラーメン:800円 |
東京都八王子市 | めじろ台駅・八王子みなみ野駅 | |
営業中 | 小ラーメン:690円 大ラーメン:740円 |
神奈川県横浜市中区 | 伊勢佐木長者町駅・関内駅 |
かつて存在した店舗[編集]
この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!
- 新橋店
- 赤羽店(現富士丸神谷本店)
- 虎ノ門店(現ラーメン虎ノ門店)
- 神田店(現ラーメン神田店)
- 堀切店(現らーめん大堀切店)
- 蒲田店(現らーめん大蒲田店)
- 武蔵小杉店(現こじろう 526 武蔵小杉店)
食べ過ぎによるデメリット[編集]
ラーメン二郎は小サイズでも200gで1600キロカロリー、大サイズでも350gで2000キロカロリーと多く、太りやすい。一般的なラーメンの量と比べるとおよそ2倍となっている。2000キロカロリーは成人男性~29歳が接種する一日分のカロリー基準であり、その数値から見ても、カロリーオーバーになるといえる。労作強度の高いスポーツ選手やアスリートであれば問題はないが、比較的運動量の少ない人には注意が必要である。
ラーメン二郎をこよなく愛する通称「ジロリアン」達は、独特な味に魅了され、毎日通うケースも存在する。しかし、スープと油の脂質の取り過ぎによる「脂質異常症」や小麦や糖質をふんだんに使用した麺は「糖尿病」になりやすいと指摘されることもある。麺は一般的な細麺ではなく、硬めの太麺を使用しているため、小麦・糖質量共に2倍以上の差があると言われている。2023年6月にラーメン二郎に毎日通っていたジロリアンが心不全のため亡くなるケースが出ていた。好きな食べ物とは言え、毎日食べるのは体に毒であり、バランスの取れた食事を心がけることが重要である。常連客であっても、「週1に留める」あるいは「数か月期間を開ける」などの工夫が必要であるとの指摘もある。
脚注[編集]
- ↑ ラーメン『大好き小泉さん』に毒されてはいないか?
- ↑ カネシ醤油 - 醤油ソムリエ
- ↑ a b 神奈川県川崎市中原区中丸子
- ↑ 今日のラーメン二郎@三田本店 2013/05/10
- ↑ 二郎戦奇 • 二郎を取り巻く環境の変化(小ネタ)
- ↑ 牧田幸裕 『ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26(ジロー)の秘訣』 東洋経済新報社、2010年12月3日。ISBN 978-4492502136。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- ラーメン二郎PC店 - 非公式のサイトだが、ラーメン二郎に関する幅広い情報がまとめられている。
- ラーメン二郎店舗一覧(詳細店舗情報)(非公式サイト)