1786年1月30日の日食

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1786年1月30日の日食(1786ねん1がつ30にちのにっしょく)は、日本で見られた金環皆既日食であり、それも、現在の日本にあたる地域で皆既日食金環日食も見られた。

地域[編集]

本影食帯は、当時イギリスの植民地だったインドから、ベンガル湾東南アジア(現在の国名でミャンマータイラオスベトナム)、南シナ海(ここに遷移点、ここから皆既日食)、ハイナン島台湾琉球王国(現在の日本の沖縄県)、日本千島列島を通り、ベーリング海で終わった。アジアの広範囲で部分日食が見られた。

日本[編集]

便宜的に、当時琉球王国だった地域も掲載する。

最初に本影食帯が日本列島に上陸したのは宮古列島池間島で、最も長い場所で4.8秒間見られた。ここでは皆既日食だったその沖にある最大食地点では5.3秒間見られた。その後、沖縄本島近くの渡名喜島伊是名島具志川島奄美群島沖永良部島徳之島請島加計呂麻島奄美大島を通った。その後、四国沖で2回目の遷移点を通り、金環日食となった。そして紀伊国見老津村(現在の和歌山県すさみ町)に上陸し、ここでの金環継続時間は0.3秒だった。その後、伊勢国(現在の三重県)、伊勢湾尾張国三河国(両方とも現在の愛知県)、美濃国(現在の岐阜県)、信濃国(現在の長野県)、上野国(現在の群馬県)、陸奥国(現在の福島県宮城県岩手県)、出羽国(現在の山形県のみ通った)を経由して、三陸沖に至った。なお、国内で最後に本影が通った陸奥国(現在の岩手県)の三貫島では、継続時間0.6秒だった。また、現在の仙台市役所付近では4.8秒間の金環日食となった。

全国で部分日食となった。現在の札幌市で最大食分0.929、現在の東京にある江戸城で0.972、名古屋城では0.992、平安京(現在の京都市)で0.977、大阪城で0.980、広島城で0.940、福岡城で0.923、現在の那覇市首里城で0.991となった。