青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の項目をおカタく解説しています。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(せいかんれんらくせんメモリアルシップはっこうだまる)とは、現在の青森県青森市柳川1丁目112-15に存在する博物館である。

概要[編集]

青森駅明治41年(1908年)から昭和63年(1988年)まで、本州北海道を結ぶ青函連絡船が発着する国鉄交通の要地であった。しかし、国鉄分割民営化後の鉄路開業に際し、本州・四国間は約2年間高速船と鉄道が併用されたのに対し、青函間は青森市が危険物航送目的などでの鉄道連絡船存続を要望した[1]が、連絡船を所管するJR北海道青函トンネル開通に伴う、JR津軽海峡線の開業の翌日に、連絡船の廃止に踏み切った。

これを惜しんだ青森市は、時代の波に呑まれても連絡船を「海の街である青森」の記念碑にしようと、廃止から2年後の平成2年(1990年)に青函連絡船の花形だった八甲田丸を当時の姿そのままで、海上博物館として復活させ、客室があったフロアには立体映像や模型などを使って青函連絡船の歴史を一目でわかるように工夫を施した。他にも、運航に関するゲームやクイズなども存在する。

アクセス[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 青函間に高速道路はなく、青函トンネルも危険物輸送ができないため、フェリー航路が民間会社で運営されているが、2003年に東日本フェリーが倒産するなど、民間の青函航路も決して順風満帆ではない。

外部リンク[編集]