新中小国信号場

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

新中小国信号場(しんなかおぐにしんごうじょう)とは、北海道旅客鉄道(JR北海道)・東日本旅客鉄道(JR東日本)の信号場である。

概要[編集]

北海道新幹線海峡線津軽線の信号場で、JR北海道とJR東日本の境となる場所。

信号場構造[編集]

この信号場は在来線と新幹線に跨るという非常に珍しい構造である。

在来線側[編集]

在来線側の信号場は路線分岐・列車交換/待避・単線と複線の境界の3つの機能を持っている。

ただし列車交換/待避が可能なのは海峡線のみで、津軽線の列車同士は交換できず、折り返しにも使用されない。

新幹線側[編集]

大平分岐部(おおだいぶんきぶ)と呼ばれる。北海道新幹線と海峡線の分岐点で、木古内分岐部まで続く幹在共有区間の開始点。

JR東日本管轄 東北新幹線 東京 - 上野 - 大宮 - (鷲宮信号場) - 小山 - 宇都宮 - 那須塩原 - 新白河 - 郡山 - 福島 - 白石蔵王 - 仙台 - 古川 - くりこま高原 - 一ノ関 - 水沢江刺 - 北上 - 新花巻 - 盛岡 - いわて沼宮内 - 二戸 - 八戸 - 七戸十和田 - 新青森 (>>新函館北斗方面)
JR北海道管轄 北海道新幹線
※新中小国信号場 - 木古内間は、海峡線との線路共用区間
(東京方面<<) 新青森 - (新中小国信号場) - 奥津軽いまべつ - (竜飛定点) - (吉岡定点) - (湯の里知内信号場) - 木古内 - 新函館北斗
建設中(2030年度開業予定):新函館北斗 - 新八雲(仮称) - 長万部 - 倶知安 - 新小樽(仮称) - 札幌
JR東日本管轄 秋田新幹線 (東京方面<<) 盛岡 - 雫石 - 田沢湖 - 角館 - 大曲 - 秋田
JR東日本管轄 山形新幹線 (東京方面<<) 福島 - 米沢 - 高畠 - 赤湯 - かみのやま温泉 - 山形 - 天童 - さくらんぼ東根 - 村山 - 大石田 - 新庄
海峡線の駅一覧
※新中小国信号場 - 木古内間は、北海道新幹線との線路共用区間
青森方面<< 蟹田 - )中小国 - (新中小国信号場) - (奥津軽いまべつ) - (竜飛定点) - (吉岡定点) - (湯の里知内信号場) - 木古内(>>函館方面
津軽線の駅一覧
青森 - (新油川信号場) - 油川 - 津軽宮田 - 奥内 - 左堰 - 後潟 - 中沢 - 蓬田 - 郷沢 - 瀬辺地 - 蟹田 - 中小国* - (新中小国信号場)(>>木古内方面 - 大平* - 津軽二股* - 大川平* - 今別* - 津軽浜名* - 三厩*
駅名*となっているものは令和4年8月の豪雨災害により営業休止中の旅客駅。