過疎ペディア

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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過疎ペディア(かそ - )とは、小規模なMediaWikiサイトの通称。個人がレンタルサーバを借りて創設したはいいが利用者が集まらず、次第に創設者のモチベーションが下がる悪循環で過疎化したサイトが多い。一方で、利用者たちのモチベーションが高く、発展途上であるサイトもある。ここでは、便宜上、一日の更新が50件以下のサイトを過疎ペディアとして扱う。

大手ウィキサイトと過疎ペディア[編集]

日本においてMediaWikiサイトの大手としてはそれぞれ方針の異なる「ウィキペディア」、「アンサイクロペディア」、「チャクウィキ」の3つが挙げられる(いわゆる「まとめ」用にMediaWikiを使用しているサイトを除く)。これらのサイトのコミュニティは発展途上を終えて成熟しきっており、いわゆる自浄作用によって無能な利用者、無価値な記事は排他される傾向にある。当然、精神的にまだ未熟であったり経験の浅い(ネット用語でいうところの)「厨房」が利用者登録することも多く、己の行動によって周囲からしごかれることを皆経験する。この厨房期間を乗り越え普通に活動できる利用者もいるが、本人の耐性がなかったり、先輩利用者の態度が悪かったり、サイトの方針に疑問を抱く場合はサイトを去ることが多い。

去った利用者の多くはそのままニコニコ動画2ちゃんねる、最近ではtwitterに帰ってしまいMediaWikiなど忘れることがほとんどだが、一部の利用者は自らサイトを創設する道を選ぶ。多くの場合サイトの方針、著作権の問題を解決することや、利用者を集めることができずに放置され、どこからきたのかSPAM荒らしが跋扈したのち数ヶ月後閉鎖される。特に2011年10月以降はMediaWikiに本当の"嵐"と呼べるほどのスパム荒らしが横行しているため、MediaWikiの閉鎖率はこれによって年々上昇している傾向がある[ソースあればよろしく]

また、初めのうちは創設者の個人サイトといった色合いが濃いことが多いが、コミュニティの拡大に伴い民主化が進むのも特徴と言えよう。

運営[編集]

百科事典形式のサイトを一人で運営するのは困難である。運営を手伝う物好きを集めるには、上記3つの大手サイトからのコネクション、リンクなどが重要。また、種類が多く、素人では見る気も起きないライセンスの設定、荒らしの発信元を突き止めて投稿ブロックするチェックユーザーなどの知識を持った利用者が数人必要とされるため、その辺りは運に任されることがある。

またサイト自体際立った方針でない場合は大手で済んでしまう情報ばかりになってしまい、存続の価値が問われることになりかねない。大手サイトの問題点を解決するような形で方針を決めることが求められる。さらに少々ゴリ押しでもサイトの宣伝をすることも欠かせない。中には「誰得」と思われるような用途の限られた百科事典サイト乱立を趣味とする輩も存在し、そのようなサイトは突如削除されることがあるため、そこに定着した利用者を路頭に迷わせることが問題にもなっている。

全体の傾向として、百科事典を目指す場合myhtのサーバースペースを借り、まとめ風にしたい場合は@wikiWikiaなどのウィキファームを利用することが主流なようだ。

主な過疎ペディア[編集]

過疎ペディアにおける純粋市民(上記大手ウィキで活動経験がない)は少なく、既に大手ウィキで運営に手慣れた物好きな利用者が、過疎ペディアにおいても活動することが多い。

アクセス可・活動しているサイト[編集]

エンペディア
当サイトも2016年現在の更新数においては過疎ペディアの枠に入っていたが、最近は1日50件~100件の更新があるため、過疎ペディアではなくなった??? いずれにせよ、更新数は多いとまでは言えないものの利用者たちのモチベーションに関しては高い。著作権の問題から2013年に改めてオープンしたが、移行後はアクティブ利用者の入れ替わりが多く、旧エンペディアの管理者の多くはどこかへ旅立ってしまった。移行後のエンペディアは旧エンペディアと比べ記事数の成長が早く、意外な現象の名前などの名物の記事も誕生していった。利用者数は相変らずだったが、徐々に増えているかもしれない。
ユアペディア
過疎ペディア内では規模のあるサイトであり、ウィキペディアから追放された素行の悪い利用者が真っ先に流入する先でもある。途中から管理が行われなかったせいでアングラ化し、荒らしサイトとなってしまった。Google八分を受けるなどある意味大物扱いである。
たぬき Wiki
空想世界の事象を主題とする百科事典。活発な利用者もいるが、更新数においては過疎ペディアの枠に入る。
ウィキデュッカ
ヴィキペディア
ゴールドペディア
ウソペディア
ユアペディアのパロディとしてアンサイクロペディアに対抗する形で設立された。ユーモアの情報源を目指すことを基本方針としている反面、掲載できる内容の幅が広いため、誹謗中傷をブラックユーモアと呼称することによって受け入れる傾向が強い(但し、この傾向は他のユアペディア系サイトでも見られる傾向でありウソペディアに限って見られる訳ではない)。特に、レベルファイブ・妖怪ウォッチとユアペディアの関係者を誹謗中傷する場合が多い(かつては2ちゃんねるへの中傷も酷かった)。しかし、一般人を誹謗中傷すると即時削除が入る。なお、利用者層はウィークペディアユアペディアとアンサイクロペディアの利用者によって構成されているとのこと。設立者がアンサイクロペディアで破壊行為や不正行為を行って半年ブロックされたことが設立の契機となった。
コピペディア
ライセンスが謎のサイト。ユアペディアの姉妹サイト。2chからのコピペは前管理人・ひろゆきは咎めていなかったが、新管理人・Jimが転載を禁止した為著作権上の問題ができてしまった。サーバーが何度も重くなるため、アクセス不能な状態が起きたりしている。
日本さいころペディア
Wikiaを借り、アンサイクロペディアとチャクウィキの利用者達が2007年頃に活動していたサイト。現在は見事なウェブ廃墟となっている。ドロドロした過去の議論が観光の見所。類似したプロジェクトに日本ウィキアがある
GotenWiki
2ちゃんねるウィキペディアスレまとめwiki
最近、MediaWiki化したらしい。サーバーはMiraheze

アクセス不可・閉鎖されたサイト[編集]

クレイジーペディア
方針の定まらなかった悪い例。結果的にアンサイクロペディアの二番煎じであり、個人サイトの域を出なかったが、閉鎖に伴い一部の質の高い記事と利用者を行方知れずにしたのが惜しまれる。
マーダーペディア
殺人者の情報について集めることが目的とされているが、個人のサイトで質の高い情報が提供されている現状では不要であることが判明した企画倒れの例。閉鎖済み。
日本帝國電磁通信百科事典
ユアペディアのアクセス不能時にとある「憂国の士」によって創設された。個人サイト以外の価値については疑問である。ソフトウェアのエラーにより閉鎖した。
納豆ペディア
ウィキコレクトと同じHanakayu氏によって運営していたウィキサイト。大きく荒らされてしまったために、一度ウィキの初期化が行われたが、後に予告なく閉鎖してしまった。オレリ氏時代のエンペディアの広告制度で、納豆ペディアを宣伝したりしていた。
Uramiki
グチを書くためのウィキ。チャクウィキと同じ箇条書き形式の体裁をとっていた。
Atrainwiki
A列車に関するウィキ。初版は2009年1月18日と、myht内のウィキでは随分前から存在しているが、利用者数は他の過疎ペディアとほぼ変わらない程度であった。2012年にはMediaWiki横断系のスパム(アカウント作成系スパム)が現れたため、アビューズフィルターと言う編集のワナを仕掛けていた。2014年初頭頃には閉鎖された。
Undictionary
アンサイクロペディアのアンディクショナリーの方針を元に、実用に耐えうるように独立させたようなサイト。一時期は数名の利用者が活動していたが、その後は廃墟状態にあった。2015年現在はアクセスブロックがかかっており、アクセスできない。
涙目ニュース速報公認Wiki
ν速wikiの復活を目指す者たちによって創設されたサイト。詳しくはここを参照せよ。
2013年10月頃にトップページにおいて星になってしまったと書かれており、一時は閉鎖したと思われていたが、同年12月初旬ごろに復活した。しかし、結局2014年頃にリンク切れになってしまった。
Ezopedia
北海道に関することを執筆するウィキ。御三家という独自の権限制度を設けている。2016年11月アクセス不可確認。
ウィキコレクト
もとはウィキペディアのパロディサイトを集める「ウィキパロディ」として創設されたサイト。しかしそのようなサイトは実際に少ないため、サイトの発展上問題からウィキサイトを集めるサイトに方針を変更した(その際、サイト名も「ウィキコレクト」に改めた)。用途が限られているのが難点ではあるものの、少し活気が出てきており期待された。テンプレートを使用して記載されている情報が多く、各Wikiのページ数リストをカテゴリでまとめたものなど、海外のウィキ収集サイトのWikiIndexから導入されたシステムも一部あった。また、2014年には、有志によってウィキサイトの利用者の間で使われる用語集「ウィキディクショナリー」(ウィクショナリーではない)が開始された。しかし、ウィキコレクトおよびウィキディクショナリーは2015年末には閉鎖され、アクセス不可能となった。
なお、閉鎖後もウィキコレクトの常連ユーザーだったWiiU氏が別途サイトを作って運営しているが、更新頻度は著しく低く実質機能していない。
ウィークペディア
エンペディアに類似しているサイト。最初は方針を定めておらず、ふざけて作ったようなサイトだったが、後に真面目な利用者が定着し、熱心な活動を続け、エンペディアと提携しての拡大が期待された。旧エンペディアの初期の構想をめざし、百科事典と八百科事典を両立させていたが、2015年末には閉鎖され、2016年初頭にはアクセス不可能となった。

統計[編集]

  • 計測日時:2017年11月20日04:45頃
  • 前回計測日時:2017年10月27日18:30頃(は前回比)
サイト名 記事数 利用者数 活動中(比率)※ 管理者 ビューロクラット チェックユーザー (統計)
エンペディア 20,548 ▲233 583 ▲10 27 (4.63%) 4 0 0 [1]
ユアペディア 26,112 ▲9 8,637 ▲11 33 ▼8 (0.38%) 9 1 2 [2]
たぬき Wiki 4,807 ▲85 1,928 ▼1 (ローカル) 3 ▲1 (0.15%) 1 1 0 [3]
ウィキデュッカ 72 ▲1 815 ▲28 4 ▼1 (0.49%) 2 1 - [4]
ヴィキペディア 81 ▲1 747 3 ▲2 (0.40%) 6 2 - [5]
ウソペディア 455 ▲19 79 ▲1 9 (11.39%) 4 ▼1 1 ▼1 0 [6]
コピペディア 1,686 ▲10 1,110 ▲21 19 ▲7 (1.74%) ([7]) 3 1 2 [8]
日本さいころペディア 122 1,942 (ローカル) 1 (0.05%) 6 5 0 [9]
GotenWiki 2,120 495,432  ? 2 - - [10]
2ちゃんねるウィキペディアスレまとめwiki 182 ▲4 152 ▲5 12 (7.89%) 7 4 0 [11]

※過去30日間に活動した利用者数

(参考)大手系列のMediaWikiサイト
サイト名 記事数 利用者数 活動中(比率)※ 管理者 ビューロクラット チェックユーザー (統計)
ウィキペディア 1,084,314 ▲3,009 1,261,754 ▲7,711 13,015 ▼118 (1.03%) 46 ▼1 6 ▼1 4 ▼1 [12]
ウィクショナリー 190,069 ▲2,301 52,007 ▲470 57 ▲4 (0.10%) 5 3 0 [13]
ウィキブックス 10,861 ▲8 34,548 ▲392 35 ▼3 (0.10%) 5 2 0 [14]
ウィキニュース 1,109 13,269 ▲87 25 ▲8 (0.18%) 2 2 0 [15]
ウィキクォート 861 ▲3 10,932 ▲109 15 ▲5 (0.13%) 2 1 0 [16]
ウィキソース 8,828 ▲21 15,561 45 ▼2 (0.28%) 6 3 0 [17]
ウィキバーシティ 152 6,231 ▲35 6 ▼4 (0.09%) 2 0 0 [18]
アンサイクロペディア 19,646 ▲33 21,946 ▲123 183 (0.83%) 10 7 ▲1 3 [19]
チャクウィキ 16,733 ▲32 11,981 ▲66 259 ▲17 (2.16%) 35 12 4 [20]

関連項目[編集]