クレイジーペディア
| 開設 | 2009年8月12日 |
|---|---|
| ウィキシステム | MediaWiki |
| 分野 | チラシの裏 |
| 言語 | 日本語 |
| 使用時刻 | 日本標準時(JST) |
| 現状 | 閉鎖 |
| 創設者 | シュウ[1] |
クレイジーペディア（Crazypedia）はMediaWikiによって稼働していた百科事典サイト。マーダーペディアと同じく、シュウという管理者の個人運営によるもの。myht.orgのレンタルサーバー上で2009年8月12日に開設。翌年2月までは存続していたことが分かっているが、後に閉鎖。1年も存続しなかったらしい。
概要[編集]
「クレイジー」をテーマにした以外には明確な目的が存在せず、「好き勝手に書き込める」ことを売りとする、典型的な亡命ペディアだった。実際、作者のシュウは度重なる問題行動をアンサイクロペディアの人々から注意されて恨みを持ち、クレイジーペディアやユアペディアにその私怨を綴っていたらしい。一方で、シュウはアンサイクロペディアの自身の利用者ページにクレイジーペディアへのリンクを貼っていたため、そこから辿ってきた暇なアンサイクロペディアンがクレイジーペディアの主な参加者となった。例としてはPeacementhol（後のアンサイクロペディア管理者）、Pruqsa、オレリ（エンペディア創設者）など。なぜか人気ユーザーのかぼもそこに紛れて参加していた。彼らはクレイジーペディアに何らかの方針を定めようとしていたらしい。
内容はやはり無秩序で「クレイジー」な記事を中心としていたが、中ではより良いというユーザーがアンサイクロペディアっぽい雰囲気のまともな記事を持続的に投稿し、着実に平均的な品質を高めていた。彼だけはクレイジーペディアにずっと留まっていたが、かつてその理由を「アンサイクロペディアに記事を起稿しようとするとかえってユーモア欠落症になってしまう」ためと語ったという。
閉鎖の契機は、アンサイクロペディアや個人運営時代のエンペディアの記述を無断転載していたことでオレリから苦情を申し立てられたことだとされている。シュウは彼を無期限ブロックに処したが、後にサイトを閉鎖し、一度は復帰したがすぐに再閉鎖したという。一説によると、オレリがmyht.orgの運営に無断転載への制裁を申し立てたためにこのような最期を遂げたともされる。ただし、もしこの説が正しいとすれば、この頃はエンペディアもアンサイクロペディアからの無断転載を行っていたため実質は五十歩百歩、エンペディアはかつて同じ罪を犯しながらも運よく生き延びただけとも言える。
出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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