矛盾

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矛盾(むじゅん)は「ある一方の事例の説明と別の事例の説明が、それぞれ並べると論理的に辻褄が合っていない(どちらかに嘘がある)」という状態を指す熟語

語源[編集]

「矛」(ほこ)は槍、「盾」(たて)は手持ちの防護盾を指し、

「 ある商人が将軍の元に『何でも貫く最強の槍』と『どんな攻撃でも防御する最強の盾』を売り込みに来たが、将軍が一言『では、その盾でその槍(の、攻撃)を受けたらどうなるのか?』と聞いたところ、商人は言葉に詰まり答えられなかった 」

という故事が元になっている。元々は中国の(ことわざ)である。

背理法[編集]

背理法は、命題AはBとなることを証明する際に、AがBにならないとして、これに矛盾が生じることを示すことで、最初の仮定が間違っていたことを示し、AはBであることを示す証明方法である。

現代風アレンジ[編集]

『何でも貫く最強のAPFSDS』で『どんな攻撃でも防御する最強の装甲#複合装甲』を攻撃したらどうなるのか?

答えとしては「弾頭の速度と複合装甲の厚さによるため、状況によっては貫かれる場合と貫かれない場合がある」となる。

そのため「何でも貫く」「どんな攻撃でも防御する」という装飾部分は両方とも嘘になり得る。

そのためAPFSDSの貫通能力は、標準的な装甲RHAなら1,000mmまでのなら2,000m先から貫ける、という風に数値化される。

最強の盾は「人間の盾」?[編集]

人間の盾の物理的な強度はあんまり無いが、それはあくまでも物理上の話である。非戦闘員を攻撃する事は基本禁止されているので、トリガーを引きづらくなる。

でも爆撃日時と場所を予告したのに避難しなかった非戦闘員が、予告した日時と場所で爆撃に巻き込まれて死亡した場合は、自己責任という事で切り抜けられる模様。なお、死亡した非戦闘員はプロパガンダで有効活用される模様。

現代的解釈[編集]

その盾でその槍の攻撃を受けたら攻撃は防げるが貫通ダメージは入る、ということにすれば矛盾を回避できる。

関連項目[編集]