穂積隆信

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穂積 隆信(ほづみ たかのぶ、昭和6年(1931年7月20日 - 平成30年(2018年10月19日)は、日本男性俳優声優。所属事務所はマウスプロモーション。身長172cm、血液型はA型。本名は鈴木 隆信(すずき たかのぶ)。

来歴[編集]

静岡県伊豆の国市(旧:田方郡大仁町)出身。静岡県立韮山高等学校卒業。俳優座養成所を経て、昭和34年(1959年)に今村昌平監督・「にあんちゃん」で映画デビューする。野村芳太郎監督や山田洋次監督らの作品で特徴のある役柄を演じて印象を残す。テレビでは昭和47年(1972年)の「飛び出せ! 青春」などの学園ドラマで、神経質だが憎めない教師役を務めて親しまれた。洋画アニメの声優としても活動する。

昭和57年(1982年)に一人娘の非行と更生までの経緯を綴った「積木くずし~親と子の二百日戦争」を出版し、約300万部のベストセラーとなり、ドラマ化されて大ヒットするなど、社会現象を巻き起こした。

晩年まで俳優として活動していたが、平成30年(2018年)10月19日、胆嚢癌のため、神奈川県内の病院で死去した。87歳没。生前に穂積が希望していたため、その遺体は献体されて葬儀告別式は行なわないという。

出演作品(俳優)[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

舞台[編集]

バラエティ[編集]

その他[編集]

出演作品(声優)[編集]

テレビアニメ[編集]

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OVA[編集]

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劇場アニメ[編集]

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ゲーム[編集]

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吹き替え[編集]

俳優[編集]

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洋画[編集]

海外ドラマ[編集]

人形劇[編集]

ラジオドラマ[編集]

  • NHK-FM FMシアター
    • インド現代文学シリーズ4「誰のために哭いたのか」(1999年)
  • 寺山修司 ラジオ・ドラマ「犬神歩き」

著書[編集]

  • 『積木くずし―親と子の二百日戦争』(1982年9月)桐原書店
    • 『積木くずし―親と子の二百日戦争』(再版)(1985年5月) 角川書店 ISBN 4041625017
    • 『積木くずし―親と子の二百日戦争・完全復刻版』 (2005年12月)アートン ISBN 4861930243
  • 『続 積木くずし』(1985年8月)角川書店; ISBN 4041625025
  • 『積木くずし崩壊そして…』(1993年8月)近代映画社 ; ISBN 4764817209
  • 『由香里の死そして愛―積木くずし終章』(2004年9月)アートン ; ISBN 4901006851
  • 『積木くずし 最終章』(2012年3月)駒草出版 ; ISBN 4905447070 / ISBN 978-4905447078

著作物のドラマ化[編集]

関連図書[編集]

  • 『愛を積む』穂積美千子(著:穂積美千子)(1983年9月)桐原書店
  • 『残影 積木くずしから激動の五年』(著:穂積美千子)(1987年7月)ワニブックス ISBN 4847010469
  • 『娘の積木くずし』穂積由香里 (著:穂積由香里)(1991年4月)データハウス ISBN 4887181027
  • 『穂積由香里写真集』(1987年8月15日)近代映画社 ISBN 4-7648-1447-1

穂積隆信に該当する役を演じた俳優[編集]

  • 穂高信彦:前田吟(積木くずし(1983年、TBS))
  • 穂波高介:藤田まこと(積木くずし(1983年)) ※映画版
  • 貝谷隆一:長門裕之(積木くずし(1984年) ※舞台版
  • 泉信隆:高田純次(1994年、テレビ東京、積木くずし 崩壊、そして)
  • 稲場信悟:舘ひろし(2005年、フジテレビ、「積木くずし真相 〜あの家族、その後の悲劇〜」 ※ドラマ放送後、穂積が「ライオンのごきげんよう」で二枚目俳優の舘が演じたのに恐縮していた
  • 安住信幸:中村雅俊(2012年、フジテレビ、積木くずし 最終章)

脚注[編集]

  1. 岡田晋吉『青春ドラマ夢伝説〜あるプロデューサーのテレビ青春日誌』日本テレビ放送網株式会社、2003年、p141

外部リンク[編集]