赤穂浪士 (NHK大河ドラマ)

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大河ドラマ
通番 題名 放映期間
第1作 花の生涯 1963年4月
-1963年12月
第2作 赤穂浪士 1964年1月
-1964年12月
第3作 太閤記 1965年1月
-1965年12月
赤穂浪士
Kōshirō Matsumoto VIII as Ōishi Kuranosuke in Chūshin-gura 1954.jpg
松竹で公開10年前の1954年に公開された忠臣蔵 花の巻・雪の巻より。この画像と酷似している画像がある為、原作を松竹が先にして放映した後にその原作を大河ドラマで放送したのかも。
放送事業者日本放送協会
放送年度1964年
主人公大石内蔵助
原作大佛次郎赤穂浪士

赤穂浪士(あこうろうし)とは、1964年度の第2回NHK大河ドラマである。

概要[編集]

元々は大佛次郎1929年に発表した『赤穂浪士』が原作。その後松竹映画社がこれをもとに忠臣蔵 花の巻・雪の巻を作り、その10年後の1964年に大河ドラマで放送したと思われる。実はこれ、最高視聴率ではなんと歴代1位を50年以上保ってきており[1]、その理由として、放送年が東京オリンピック1964が放送された年である為、テレビが急速に普及したからと考えられている。

登場人物[編集]

原作小説の主人公[編集]

堀田隼人
演:林与一
大佛原作での主人公。大河ドラマでは’’’大石’’’を主人公に換えられている
吉良方で赤穂浪士を見張り、討ち入りを阻もうとする
蜘蛛の陣十郎
演:宇野重吉
隼人の相棒 
お仙
演:淡島千景
隠密
千坂兵部
演;天星昌三
米沢藩家老。 
「猫兵部」の渾名を持つ山鹿流の達人

大河での主人公[編集]

大石内蔵助
演:長谷川一夫
赤穂藩家老。
大佛原作での悪役。(小説「赤穂浪士」文中に「悪人」と書かれた箇所がある。)
大河ドラマでは’’’主人公’’’に換えられている
吉良邸討ち入りの指導者。

加害者[編集]

浅野長矩(内匠頭)
演:尾上梅幸
赤穂城主で赤穂藩浅野家三代藩主。
江戸城松の廊下で吉良を斬り、即時切腹となりお家は断絶になった。 

被害者[編集]

吉良上野介
演:滝沢修
高家勅使饗応の指南役。
江戸城で松の廊下で浅野に切りつけられる。隠居して呉服橋から本所に移り、正室や奥女中など女衆を霞が関の上杉邸に避難させ守ろうとした。
茶道や和歌を嗜む殿さま。旧暦12月14日の夜中、赤穂浪士の討ち入りで武林唯七に斬られる。

吉良・上杉家[編集]

吉良義周(きら よしちか)
演:山岸勝
小林平七(こばやし へいしち)
演:芦田伸介
清水一学(しみず いちがく)
演:内藤武敏
山好新八郎(やまよし しんぱちろう)
演:梅沢昇
左右田孫兵衛(そうだ まごべえ)
演:小山源喜

赤穂浪士・家族[編集]

大石主税
演:中村嘉葎雄
内蔵助の長男。
りく
演:山田五十鈴
内蔵助の妻。
武林唯七
演:戸浦六宏
吉良を斬殺した功労者。祖父の代に日本に連行されてきた
あぐり
演:岸田今日子

関連項目[編集]

テンプレート:大河ドラマ

  1. 日本放送協会『20世紀放送史 上』(日本放送出版協会、2001年)