ダメおやじ

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ダメおやじ』は、古谷三敏週刊少年サンデーで連載していたギャグマンガである。

概要[編集]

昭和のまだ父親が威張れていた時代に、父親を暴力的な妻オニババや長女の雪子、長男のタコ坊が虐めまくるスプラッタチックな描写が話題を集める。当然PTAなどから悪書扱いされ。せっかく放送されたアニメは北海道地区ではスポンサーがつかず北海道新聞などでバッシングされ放送が途中で打ち切りになった。

漫画の連載は次男のイカ太郎が生まれたあたりから少しずつ内容が変化して、最終的にはダメおやじが人生の再出発をして成功する形になった。

松竹映画で三波伸介主演で映画化されている。

単行本は当初、曙出版から出ていたが、後に小学館になった。小学館版は成功編が主で、曙出版版は「元祖ダメおやじ」の別名がある。

登場人物[編集]

雨野ダメ助
主人公。流血しても頭にくぎを打たれても死なない強靭な肉体を誇る。でも弱い。毎日オニババ他家族に虐められる日々。目玉が出てる。もちろん会社でもダメ社員としていびられている。
後に、大財閥令嬢によって、社長業にスカウトされる。
オニババ
ダメ助に押しかけ結婚した女性。結婚後は旦那の稼ぎが悪いとおやじをいびる毎日。漫画後半は良き妻になった。
雪子
顔は美人だが性格はキツイ。地雷女。見合いをことごとく失敗している。
タコ坊
ダメおやじに顔が似ている。素質も似ており成績は悪い。小学生にしてはげている。
イカ太郎
オニババに似た次男だが、たまにオヤジの味方をする。
ロクベエ
主人公の友達の犬。連載開始当初では裏切っていたが、のちに偽のラブレターの代筆をしたりする(アニメ版にて)。