馬鹿が戦車でやって来る
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『馬鹿が戦車でやって来る』(ばかがタンクでやってくる)とは1964年の松竹映画である。
概要[編集]
撮影は埼玉県比企郡鳩山村(鳩山町)熊井地区の月見橋や、その近くにあった火の見櫓の辺りを中心に行われた。
- 熊井地区は近年まで茅葺きの家々が点在しており、田舎風の雰囲気を出すには最適だったようである。
- 埼玉県に海はないので海辺のシーンだけは千葉県で撮影された。
- 岩下志麻が23歳の頃の映画である。
ストーリー[編集]
釣り船の船頭が釣り客に聞かせた、漁港の町の隣にある日永村で起きた信じられない大事件の物語という形を取っている。
主人公のサブは元戦車兵で、終戦後に戦車を自宅に持ち帰り納屋に隠していた。
日永村の大地主の娘の紀子は体が弱く、隣町の病院に入院していたが退院して日永村に戻ってくる。サブは紀子の家に退院のお祝いに行くが、紀子の父親に追い返され、やけ酒を飲んだサブは暴れる。
サブは逮捕され留置場に入れられ、その間に母親は騙されて土地を取られてしまう。
怒ったサブは戦車に乗って大暴れする。警察にも戦車に乗ったサブを止めることはできなかった。
動画[編集]
アメリカでは良く似た事件が実際に起こっている[編集]
警察は陸軍に戦車を止める方法を問い合わせたが「戦車を止めるのは不可能だ」と言われたという。
実際にこのような事件が起こった場合、警察にも対応不可能となる。
スタッフ[編集]
キャスト[編集]
- サブ:ハナ肇
- とみ:飯田蝶子
- 兵六:犬塚弘
- 紀子:岩下志麻
- 仁右衛門:花沢徳衛
- かね:武智豊子
- 市之進:菅井一郎
- 赤八:田武謙三
- たね:小桜京子
- 九作:常田富士男
- 茂十:天草四郎
- 百田巡査:穂積隆信
- 床屋の親爺:渡辺篤
- 医師・新吾:高橋幸治
- 郵便局員:小沢昭一
- 釣り人:松村達雄、谷啓
- 船頭:東野英治郎
外部リンク[編集]
http://www.town.hatoyama.saitama.jp/i/chocho/column/h22colum/1447296252030.html
関連項目[編集]
聖地巡礼[編集]
- 月見橋
- 火の見櫓(取り壊されてしまった)
- 鳩山町のカミタイヤ周辺
- 紀子の家。(城のような屋敷であったが、21世紀初頭に取り壊されてしまったらしい)