アダムス・ファミリー
アダムス・ファミリーは、原作はコミックス。その後実写化やアニメーション化も行なわれた。中心人物はアダムス一家の当主ゴメス。
概要[編集]
当主ゴメス、お婆ちゃん、妻、娘ウェンズデイ、幼馴染の「もの(Thing。日本語訳は「ハンド」)」などによるファミリードラマ。
登場するキャラクター[編集]
- ゴメス
- アダムス家の当主。ネヴァーモア学園卒。
- お婆ちゃん
- 魔女。
- モーティアス
- ゴメスの妻。風情は女吸血鬼。ネヴァーモア学園在学中にゴメスと知りあって結婚。ネヴァーモア学園に入学。
- ラーチ
- 執事。外貌はフランケンシュタインの怪物。
- ウェンズディ
- 娘。三つ編みの両お下げ、頭脳明晰でシニカルな少女。おおむね黒服。名前は「マザー・グース」に由来する。
- ハンド
- 当主ゴメスの幼馴染なので、血縁者ではないがファミリーの一員。あいにく手しかないので竹馬には乗れないため、竹馬の友ではない。肢体不自由者であり、手首より先しか動かないが、なぜが視力と聴力はあり、チェスなども嗜む。脳もどこにあるかは不明である。英語ではThingだが、「あいつ」程度の意味であり「物体X」とかではなく親称。ザ・モンキーズの楽曲にも“Sweet Young Thing”(「若くて可愛いあの娘」の意)がある。
実写版[編集]
劇場版映画[編集]
アニメーション[編集]
ハンナ・バーベラ・プロダクションが制作した子供向け怪奇アニメーション。怪奇ドラマ『アダムスのお化け一家』を下敷きにしている。映画化もされている。
高桑慎一郎が演出を手掛けているが、たぶん本編とは違った内容に脚色されていると思う。登場人物の名前が変で「出涸らし父ちゃん」だの「揚げカスかーちゃん」娘は「パンくずちゃん」といった具合である。そして各登場人物のセリフが全部冗長な言葉遊びになっている。広川太一郎ばりである。どうしてこうなったのやら。そしてこのアニメ、珍しく主題歌がないのである。物語が終わると陰気なBGMが流れてお終いなのである。
覚えているエピソードを挙げると、どっからどう見てもただの「フランケンシュタインの怪物」であるくず鉄という名前の執事が、ある日ひょんなことから人気アイドル歌手・郷シロミに間違われて郷シロミとしてリサイタルを行うという内容。
北海道では新聞にちっこく載って、1976年頃こっそり放送されていつの間にか終わった。内容はというと潰れかけたショボクレサーカスを一家の力で再生するとかそんなものである。蛇でフラフープするシーンが目に焼き付いている。
なお、この一家。外見は人間だが世間からはお化けとして認識されており、彼らを見た人間は「お化け~」と言って逃げ出すシーンが見られる。
小ネタ[編集]
スキーヤーがゲレンデで記念写真を撮るときに、片方の手袋を脱いで肩にのせる「ハンド」というお約束ネタがある。そういう奴はショートスキーを履いていることが多いのは、スラロームをする奴は可倒式ポールを払うためにゴツい手袋をするからである。
脚注[編集]
関連作品[編集]
- 劇場版シネマ
- アニメーション